フランスにベルギー、ドイツにトルコ。。。アメリカ。。。今や世界のどこへ行っても、自爆テロや狂人による銃乱射事件などが発生し、落ち着いて海外旅行にも行けやしません。
おまけに、逃げることを全く考えていない彼ら「自爆テロ犯」に対しては、どんなに警戒しても防ぎようがないのですから。
2015年12月、アメリカのインテリジェンス会社がある統計データを発表しました。
フランス(1700)、英国(760)、ドイツ(760)、ベルギー(470)…
これらの数字は、IS (イスラム国) の拠点であるイラクやシリアに渡った欧州の人々の数…らしいのです。
この人数にちょっと待ったぁ〜!
か〜〜〜っつ!
こんなもんじゃ済まないでしょっ!
もっともっといるはずです。
イスラム教徒でも何でもない世界中の若者たちが、何に対して不満があるのか、何かに取り憑かれているのか、よくわかりませんが、まるでゾンビーのようにISに入ろう入ろうとしているんです。
テロリストが、世界のあちこちで増殖中なのです。
怖いですね〜
これらのデータが何を意味するのか、わかりますね。欧州のいたるところに「テロリストの種」が蒔かれているんですっ!そして、芽が出たらそれを輸出して育てるIS。
シリアやアフガニスタンなどからの難民に紛れて欧州入りするテロリストたちの他にも、恒常的に種を蒔き続ける欧州の社会構造に問題があり、今やヨーロッパは危険地帯とも言えるかもしれません。
あ〜、ヨーロッパ周遊旅行したいよ〜!
喉や首を切り裂かれた20人の犠牲者…
運よく逃げ出すことの出来た人質たち…
その生死を分けた理由は、コーランの一節を知っているかどうかでした。
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2016年7月1日夜、レストランに押し入った犯人グループは、人質を外国人とバングラデシュ人に分けるとこう切り出しました。
「イスラム教徒は殺さない。イスラム教徒でない者と、イスラムの世界を破壊している者を殺すためにやって来た」
・・・
「何だこいつら、頭おかしいんじゃないの?」と思いますが、いざこの場にいたらそんなことは言ってられません。
(何とかしてイスラム教徒だと信じてもらわないと…)
そして“恐怖の尋問”は始まるのです。
「お前はイスラム教徒か?」
「そうです」
「なら、コーランの一節を唱えてみろ」
「・・・」
「・・・」となって処刑されないためにも、コーランを一節覚えておいた方が絶対に良いと思うのです!
なぜなら、
イスラム教徒同士では殺し合いが出来ないことになっているから。相手が異教徒でなければジハード(聖戦)としては認められていないのです。
逆に言えば、「イスラム教徒ではない」というレッテルを貼って殺すというロジックも働くわけなのです。
イスラム教徒以外の人たちからすれば、とんでもない理屈なのですが、バングラデシュで起こったテロの犯行グループは、コーランの一節が言えなかった者を容赦なく殺していったといいます。
(それにしても彼らは、114章からなる聖典のどの言葉を要求したのだろうか?)
コーランそのものはとても長いものですし、その中から言葉を抜き出して「唱えよ」と命じたとしても、若者ばかりの犯行グループがそれを理解しているとは思えません。
おそらく、彼らが要求したのは、コーランの“信仰告白”の部分…
〈ラーイラーハ イッラッラー、ムハンマド ラスールッラー〉
“アッラーの他に神はなし、ムハンマドはその使徒である”という意
これだけ覚えて海外へ旅立ちましょう!
これは非常にシンプルなフレーズで、信仰の基本の言葉なので、せめてこれだけでも唱えられれば、命が救われる可能性もあるのでは、、、と信じるしかないでしょう。
私は2016年の締めくくりとして、オランダのアムステルダムから入国し、鉄道でベルギー、フランス、スペインと抜けて行く旅の計画を立てていたのですが、家族や周囲の反対があり、旅行プランを変更せざるを得ません(苦笑)
皆さんはどこか海外に行くご予定などございますか?
例えばですけど、もし仮に、ISによるテロに遭遇する可能性のある地に行くとして、
その場合、
〈ラーイラーハ イッラッラー、ムハンマド ラスールッラー〉
だけでも覚えておけば、本当に助かるかもしれない、と私は信じていますよ。 だって、実際に、イスラム教の聖地の入り口でこの一節を唱えると簡単に入れてくれることもあるのですから。
どうしてもイスラム圏に行かなくてはならない方!身の安全のために是非覚えておいてくださいね!