英語の勉強に限ったことではありませんが、何かスキルを習得するのに最短距離を行こうと思ったら、やるべきことは決まっています!
① 目標を明確に定めること
② 現時点での自分の立ち位置を知ること
③ ①と②のギャップをどう埋めていくか、計画を立てること
以上のことは必ずやっておきましょう!
さて、ここまで出来たら、次にあなたはどんな行動をとるでしょう?
「初心者向け」と書かれたテキストを片っ端から買おうとしませんか?
なぜなら、このような教材の多くは、使われている英語も解説も、ある程度の英語力を前提に書かれているからです。
勢いに任せ、そんな教材を手にして、「あー難しい。やっぱりやーめた、、、」とならぬよう、はやる気持ちを抑え、もっと基礎から始めましょう!
「じゃあ、中学のときの教科書で勉強し直そうかなぁ」と思ってはいけません。そもそも、今まで英語が苦手だった人が、失敗したやり方を繰り返してどうするんですか!?
再び挫折する可能性が高いというものです。面白くもなかった非効率的な受験英語の文法の説明から、また始めたいですか?…そうではないはずですよね。
そもそも、英語と日本語の最大の違いは「言葉の並び順」にあります。これが腑に落ちると、より細かな文法が理解できるようになります。
つまり、「文法はやはり必要かつ重要」…なのですが、それはテスト用に丸暗記するやり方ではなく、体で覚えるやり方で、徐々に徐々に身体に染み込ませていくべきなんです!
ここまで大丈夫ですか?
では、次はこれです ↓↓↓
◉ 語彙力を増やすためにやるべきこと
TOEIC300点以下のあなたの場合、単語の絶対数は明らかに不足しています。ただ、この段階でやみくもに何千語と詰め込んでも、あまり使い道はありません。それよりは、使用頻度の高い基本単語を、用法も含めてしっかりモノにすべきです。特に、文の中で重要な役割を果たす動詞を優先して増やしていくと良いでしょう。それに加えて、前後の名詞も覚えていけば、その文の意味がつかめます。
要は、単語は単体ではなく文の中で覚えるべきなのです!
「文の中で覚える」…ということは、必然的に英語をたくさん聴き、目一杯読むことになります。そう、英語を勉強するときは、必ず音源を聴き、自分でも声に出しながら、コツコツコツコツと積み上げていくのです。
(この過程が後々リスニング対策の下地にもなります)
上級者であれば単語だけをまとめて覚えることも時に効率的ではあります。ありますが、初心者がこれをやってしまうと混乱してしまうだけ。。。
まずは、数を詰め込むより土台をしっかりと固めていきましょう!焦らなくても、基本の単語は文を読む中で何度も何度も出てきて、自然に覚えてしまうのですから
最後に…
現在あなたのTOEICスコアが300点台なのであれば、いきなり800点を叩き出すのはさすがに無理があります。それは中長期の目標として (一旦横に置いといて…) 、そこに至るまでの過程に短期の目標をいくつも設定し、一つ一つクリアしていかなければなりません。
- 文法
- 単語
- リーディング
- リスニング
それぞれベースとなる教材を1冊ずつ用意して、何度も繰り返し使っていきましょう!
その瞬間が来るのを楽しみに、地道に積み重ねていきましょう
頑張りましょうねっ!