北朝鮮で活動している人道支援機関は、「資金不足が原因で、一般市民や地域社会が直面する緊急支援ニーズに十分応えられなくなっている」といいます。
しかし、肝心の「独裁者・金正恩」は国民の暮らしはそっちのけで、軍事費にばかりお金を使う有様。
世界中の人々が、どんなに頑張って北朝鮮に支援してみても、それらが国民の手に届くことはなく、金正恩が私腹を肥やすだけなのです。
そんな事情もあって、貧しい生活を強いられている北朝鮮の人々は、支援を受けられず、苦しんでいるのです。
核兵器やミサイルの開発で国際社会に逆らい続ける金正恩は、今、ストレスと太りすぎによる健康不安を抱えています。
幹部や一般市民への処刑の嵐…
北朝鮮国家、間も無く崩壊か?
クーデターもあり得る?
そんな中、金正恩の健康管理に携わったこともある人物が、北京の日本大使館に接触し、「妻と娘を連れて日本へ亡命したい」旨伝えてきたようです。
韓国でなく日本を望むのは、「日本に親戚がいるため」とされており、1950年代からの「帰国運動」で北朝鮮へ渡った、元在日朝鮮人の家系の出なのかもしれません。
彼曰く、「独裁者として贅を尽くしている彼は、とんでもない肥満状態に陥っている」とのこと。それにしてもあまりの変わりようですね。
恐怖政治激化 → 猜疑心 & ストレス → 過食症
といったところでしょうか。
正恩は、自分の身の安全と健康、世界の平和と安全が繋がっていることを早く理解した方が良いのですが…
北朝鮮では今、大水害の影響で数千人の死者・行方不明者が発生し、中朝国境の川には「大量の死体が浮かんだ」とも言われています。
現地では、今も数万人の人々が住む家もないまま彷徨っています。国際社会はこんな時こそ大々的に支援を行いたいのですが…
韓国に住む脱北者のAさんはこう言っています。
「従来と同じやり方であれば、人道支援は行うべきではない!」
北朝鮮の元官僚であるAさんは、過去の国際支援がどのようにして軍隊に奪われ、さらには横流しが繰り返されたかを、自らの体験をもって告発しているのです。
Aさんも故郷の人々を案じています。「人道支援をするな!」とは口が裂けても言いたくありません。
しかし、
被災者の手に渡っているかどうかも確認できない状況で、ただ物資だけを北朝鮮に運び込めば、金正恩体制の延命に利用されるだけ…
結局のところ、あの無能かつ冷酷な体制に終止符を打てなければ、今後も同じ悲劇が続くだけなのです。
今、苦しんでいる人々を見殺しにするわけにはいきませんが、支援物資が不正に流れるのであれば支援はするな!
涙ながらにそう語るAさんは、もどかしくて仕方ありません。激しい憤りを感じています。同胞の窮地を救ってあげたい!
それでも「支援はするな!」と叫ぶしかないのです。
何とか、人道支援と政治問題を切り離して対処していくことはできないものでしょうか。。。
