ソウルを流れる漢江 (ハンガン) の橋の欄干には鏡があり、川に向き合うと自分の姿が映るようになっています。
ここには「いま、自分を振り返る時間」と記載されています。自殺を思いとどまらせるために!
実は昨今、この橋から身を投げる若者が増えているといいます。救助にあたることの多い近くの派出所には「冷たかった手をぎゅっと握ってくれた警察官の方。♡です。」のメッセージが…
韓国では、若者の就職難が慢性化しており、「生きづらさ」に苦しむ人が増えてきています。日本も然り…
しかし、韓国の場合日本よりさらに深刻で、「恋愛・結婚・出産」を諦めざるを得ないとして「3放世代」とよばれています。
そこで、昨今のあまり芳しくない韓国経済のニュースを庶民の立場からいくつかピックアップしてみました。
以下、ササッと目を通してみてください。
騒動は収まりません。いや、ようやく収まってきたところでしょうか。バッテリー欠陥による発火トラブルが相次ぎ報告された韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」。。。
米国や韓国でリコール(回収・無償修理)の嵐…
を余儀なくされていましたが、部品交換されたスマホからも煙が上がった…との報告が!
しかし、韓国企業の問題はこれだけではありません。現代自動車のエンジンにも欠陥が…
もはや韓国企業全体の信用がガタ落ちの事態へと陥っているのです。
「ご心配をお掛けしましたこと、深くおわびします」。
ノート7を8月に発売してからわずか2カ月で「販売停止と謝罪」に追い込まれたサムスン電子。。。
ですが、驚くことにリコール後の代替品からも「煙が出てくる」という異例のトラブルが!ダメージは決定的となりました。
発火原因の解明と対策が早急に求められます。
韓国では、首都ソウルのマンション価格が全国平均の2倍となっています。ソウルのマンション価格の中央値は5億2000万ウォン(約4700万円)、全国平均は2億6000万ウォンとの結果が出ています (2016年秋)。
税金や社会保険料などを除く可処分所得の全てを貯蓄しマンション購入に充てたと仮定した場合、ソウルでは購入までに16年かかる計算です😓
「現実問題、ソウルでなくても数十年はかかる…」
実質的には多くの世帯が持ち家を諦めているのが現状のようです。
住宅を所有しない層の多くは賃貸住宅に住むことになります。韓国では、入居時に家主に対して一定額の保証金を支払う独特の賃貸制度「伝貰」(チョンセ)を利用するのが一般的ですが、現在、この保証金相場が高騰しています。
住宅市場を安定させるためには、チョンセの保証金上限額を定め、家主が追加の保証金を要求できないようにするなど、政府の介入が必要なようです。
前述した「3放世代」に加え、人間関係やマイホームをも放棄した「5放世代」や、あらゆる希望を失くしてしまった「N放世代」という言葉まで生まれてきているようです。
そして今、若者たちの不安は怒り💢へと変わっています。それは、朴槿恵 (パククネ) 大統領の退陣を求めるデモの様子を見ると明らかですよね。
若者の怒りは、パククネの長年の支援者チェ・スンシル被告の娘が不正に名門大学に入学した問題にも向かっています。厳しい受験競争の意味を否定されたと感じるのでしょう。
このように、明確なる意思表示を怠り続けている日本人を見ていると、、、
大変そうには見えますが、韓国の現状の方がまだ日本の将来よりも希望をもてる気がします。