世界のユニークな「幸せジンクス」あれこれ♡



日本にも世界にも、世の中にはたくさんの「幸せジンクス」があります。例えばフランスでは、5月1日を「ミュゲ (スズラン) の日」としてお祝いをする習慣があります。「この日にスズランを贈ると贈られた人は幸せになる」「冷たくなった恋人に贈ると愛を取り戻せる」と言われています。

日本でも、「白ヘビが家にやって来たら災難から守られる」、「初夢に白ヘビを見たらその年は良い年になる」、「朝見る蜘蛛は良い印」、「朝一番に茶柱が立ったらラッキーなことが起こる」などなど、様々な「幸せジンクス」がありますよね。

 

そこでここでは、世界の「幸せジンクス」をいくつか紹介しておきます。

実際その国に行って、現地の人とジンクス・トークをしてみたり試してみたりすると面白いですよね〜!「そんなことまで知ってくれているんだ!」と心の壁がなくなってしまうこと間違いなしです☆

 

 

 

「牛の糞を踏むとラッキー」(インド)

「聖なる動物」として牛が神聖視されている国インドでは、歩けば至るところに牛がおり、もちろん糞もそのままの状態で放置されています。そんな糞には、インドならではのジンクスがあるんです。

インドで牛の糞を踏むと、周囲の人たちから「ラッキーだね!幸運が訪れるよ!」と声をかけられます。なので、もしインド旅行で糞を踏んでしまったら、落ち込むことなく「ラッキー!」と喜びましょう!

 

 

「くしゃみをする曜日で運命は変わる!」(イギリス)

なんとイギリスでは、くしゃみが出る曜日によって意味が違ってくるのです。

 

  • 月曜日:何か危険なことが起こる
  • 火曜日:知らない人とキスをする
  • 水曜日:手紙が届く
  • 木曜日:何かいいことがある
  • 金曜日:悲しいことが起こる
  • 土曜日:日曜日に恋人との間で何かが起こる

なぜか日曜日には何もないのですが、ジンクスにも定休日が必要なのかもしれませんね。

 

 

「右の手の平が痒くなったら金運アップ」(ドイツ)

ドイツでは、右の手の平が痒くなったらお金が入ってくると言われています。しかしこれには注意事項があり、いくら痒くても「絶対に」掻いてはいけません。ひたすら我慢をして痒みが治まるのを待つのがポイントだそうです。

ちなみに、左の手の平が痒くなったらお金が出ていく、という変わったジンクスも言い伝えられています。

 

 

「悪魔が入り込まないように」(アメリカ)

結婚したカップルが、車の後ろにたくさんの缶をぶら下げてハネムーンに出発するシーン。実はあの「缶」はあるジンクスにまつわるものだったのです。

悪魔が幸せな人を妬み不幸にしてしまうといわれているアメリカでは、新婚カップルは最高の餌食です。そのため、「近寄ってくるなよー!」と悪魔の嫌いな大きな音で対抗し、悪魔を追い払っているといわれています。

 

 

「唇が痒いとキスをされる」(アメリカ)

アメリカ・カリフォルニア州では、唇が痒くなると誰かが自分の噂をしているということですが、ケンタッキー州では、上唇が痒いと背の高い人に、下唇なら背の低い人にキスをされる、とされています。

 

 

「黒猫以外の猫があとをついて来たらラッキー!」(ヨーロッパ)

ヨーロッパでは、猫は魔力を持っていると信じられています。特に黒猫は不幸を運んでくると思われているので、前を横切られると行く先で何か悪いことが起きるとされています。

これをなかったことにするには、もう一度出直すか、12歩後ろに下がってまた歩き出せば良いようです。逆に、黒猫以外の猫があとをついて来るとラッキーです!

 

 

「恋愛成就のジンクス」(ヨーロッパ)

橋を見つけたら息を止め、心の中で願い事をすると恋が成功すると言われています。文字通り、相手と自分の架け橋になってほしいという願いが込められているのかもしれません。

また、相手の人が飲んだコップで飲み物を飲むと、その人の秘密を知ることができるという言い伝えもあります。もちろん、相手に気付かれずこっそり行うことが大切です。

さらには、自分の靴の中に好きな人の名前を書いた紙を入れておいたり、階段を後ろ向きに降りると告白される、というものもあります。

 

 

「紅茶にまつわる恋のジンクス」(イギリス)

イギリスでは、桜の木の下で初めて出会った者同士は幸せなカップルになると言われています。

また、洋服屋バックにつけているブローチが外れていたら、好きな人から情熱的に思われているとされています。

さらに、お茶の国であるイギリスでは、紅茶に関するジンクスも多いようです。表面にお茶の茎が浮かんでいたら背の高いハンサムな男性に会える。気になる異性から紅茶を2杯注いでもらったら好きになってもらえる。砂糖を入れた紅茶をかき混ぜてできた泡が全てカップの中央に集まったら、それを飲む人にキスしたがっている人がいる、などなど。

 

 

「ラッキーアイテムはコイン」(ドイツ)

自分が生まれた年に作られたコインはバースデーコインと言って、ドイツでは幸運を呼び込むお守りとされています。白い紙や布に包み財布に入れたり、アクセサリーとして身につけたりするそうです。

 

 

 

☆ まとめ ☆

たかがジンクス、されどジンクスです。毎年同じことの繰り返しでつまらない・・・なんて思っているのはもったいないですよね!

世界中にはたくさんのジンクスがありますが、それ自体がその国の慣習として受け継がれているものも多く存在します。海外に行き、外国人と話す機会があったら、ジンクスについて話し合ってみると新たな発見だらけで盛り上がるかもしれませんね。

 

実行するのが難しいようなジンクスであっても、遊び心を持って楽しみながらジンクスと接することが幸運に好かれるコツです。そのために、世界各国のジンクスを探し、楽しみ、人生をどんどん好転させていってくださいね!

きっと、先人たちの知恵と経験があなたをラッキーへと導いてくれることでしょう ☆