日本人にとって海外移住が困難な理由とは



海外移住したいと思っている日本人は沢山いますが、現実問題、「永住権」を簡単に出してくれる国はほとんどありません。一番簡単な方法は現地の人と結婚することでしょう。語学などの様々な障壁を乗り越え、やっとの思いで永住権を取得したとしても、慣れない海外での食事や医療・介護問題をはじめ、多くの問題が襲いかかってきます。「あ〜日本に帰りたい〜」とノスタルジックな感情に押し流され、最終的に帰国を余儀なくされる人たちも後を絶ちません。

今回は、海外移住に関して厳しいことばかりを書いていますので、「めげそう…」「知りたくない…」という方はこの先読まないで他の記事を読んでくださいね。

 

 

 

厳しい現実

まず、海外に5年10年と長く住み続けられる日本人の割合は極めて低く、かろうじて生き残っている人でも「何とか生活している」人たちが多い。。。これが現実なのです!

 

 

 

日本人にとって海外移住が困難な理由

・言葉の問題

・仕事

・ビザ

・ホームシック

 
などが挙げられます。ということは、これらの問題さえ解消できれば最期まで夢の海外生活を継続させていくことができるというわけです。

 

 

 

移住成功のために「あったらいいな」

例えば、海外の多くの街には華僑の人たちが築きあげたチャイナタウンなるものがありますよね。同様の、「日本人街」なるものが存在すれば、現地での日本人コミュニティや雇用は生まれ、上記「日本人にとって海外移住が困難な理由」の問題点がほぼ全て解決するのではないでしょうか。

 

しかしそうは言っても…

たとえ永住権を取得しても、現地である程度余裕のある収入を何十年も稼ぎ続けるのは至難の業です!

 

 

 

現実問題として

現状では、「高度な語学スキル」+ 「海外で稼ぐスキル」を身につけるか、億万長者になって投資永住権をゲットするしかなさそうです。

アジア各国において、日本人としてのアドバンテージは才能ある者だけに与えられているものです。スキルもお金も語学力さえもない人にとっては厳しい現実を突きつけられるのが関の山でしょう。

仮に、これらの問題を全て克服したとしても、「友人や故郷が恋しい…」そんな気持ちにあなたは克ち勝つことができるのでしょうか?

 

 

 

イギリス人のケース

毎年多くのイギリス人がより良い生活を求めてオーストラリアへ移住していますが、「なんだか合わない」と帰国する人が多いようです。

おそらく現状はオーストラリアの方がイギリスよりも景気が良いにも関わらず、です。「故郷が恋しい」「習慣が違いすぎる」「ハエが多い」「ゴキブリがでかい」「年中日焼け止めクリームを塗らないといけない」…
 

「残りの人生を悲嘆に暮れて過ごしたくない!」

そんな思いから、母国へ戻ってくる人たちが多いと言うのです。

 

 

 

では日本人のあなたなら

日本の生活インフラは世界一と言っても過言ではないでしょう。その日本に別れを告げ、一生異国の地で暮らすということはどういうことなのか…本気で想像してみてください!

基本的に日本人は日本が大好きです。外国語は苦手です。四季を堪能できる日本、親切な民族日本人、大切な故郷や仲間たち、これらを全て捨てて移住する覚悟があなたには本当にあるのでしょうか??

 

 

 

まとめ ☆

しかしながら、かの名画家ゴッホはこんな言葉を残しています。
 

「何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう」と。

Your life would be very empty if you had nothing to regret.

 

自分の人生を決めるのは自分自身です(^_−)−☆