海外に潜む同胞詐欺の実態を知れ!「日本人だから」と油断禁物!

定年を機に海外で生活してみたいという人が増えています。特に、物価が安いマレーシアやタイ、フィリピンなど東南アジアが人気!

しかし、「物価」だけで海外移住を決断するのは極めて危険です。

 

これらのアジア諸国では、日本人居住者の増加で日本人相手に商売が成り立つようになっていますが、それは何も「表社会」だけの話ではないのです。

詐欺や強盗などの犯罪に巻き込まれて懐がスッカラカンとなり、生活に困る人や首を吊らざるを得ない人が後を絶たないのです。

 

 

 

フィリピンの困窮邦人の話

数年前、フィリピン・セブ島を終の棲家にしようと移住した日本人たちが、海外移住をサポートする日本人業者に多額の分譲住宅購入費をだまし取られる事件が発生しました。

フィリピンでは、様々な事情で生活に困った挙句、日本大使館に駆け込む人たちのことを「困窮邦人」と呼んでいるそうです。つまり、そんな言葉が定着するほどに「困窮邦人」が多く存在しているということ。

 

「困窮邦人」の問題は以前から指摘されていましたが、近年、その実態は減少するどころか増加の一途を辿っているようなのです。

外務省によりますと、海外における邦人援護件数は年々5%ほど増えていっており、その数およそ2万人 / 年。。。中でも多いのはフィリピンなんです!過去10年間で2倍強に増えたとか。

 

マニラの日本大使館には毎月60~80人のお金に困った「困窮邦人」が「金を貸してくれ〜」と駆け込んでくるといいます。

 

 

 

在タイ日本人を狙う日本人詐欺

海外における犯罪は当然現地民によるものが多いのですが、日本人詐欺師も着実に増え続けているのです。ある飲食店経営者は、起業支援するという人物に大金を騙し取られました。

他にも、ありもしない架空の会社や本人とは関係のない会社の名を出し、権利売却話を持ち込んで多額のマネーを巻き上げる…なんてことも日常的に起こっているのです。

 

 

 

海外で起こるまさかの悲劇

もともと日本で裏稼業に手を染めていた者のみならず、フィリピンやタイなどに渡った後、「悪魔」に囁かれ裏の稼業に足を踏み入れる輩もいるという怖い真実…

 

その結果、悲しいことにフィリピンやタイでは自殺する日本人が増えているのです。一方、自殺する人の中には暴力団関係者もいるんだとか。

彼らは ①日本で何かやらかした ②現地で不祥事をしでかした のどちらかで、潜伏生活を続けているうちに逃げ場がなくなって自ら死に走ってしまうのです。

 

 

 

日本人だからと信じてはいけません!

海外で日本人に出会うと安心してしまう人もいることでしょう。

困ったことがあれば「日本人」に頼りたくもなるのでしょうが、「日本人」だからといって100%信じ切ってはいけません!

海外には、日本人をだます日本人がたくさんいるのです。

 

そして、相手が日本人でなくても「感じのいい現地の日本語を話す人」に気を許し切ってはいけません!私は他のブログ記事でも「詐欺には気をつけろ!」と何度か書いてきていますがそれには理由があるんです。

それは、私自身も騙された過去があるから。イカサマ連中は心のマッサージがうまいから安心しちゃうんです。

 

 

 

こんな詐欺だってあるんです

海外で、ちゃんとした企業に採用されて立派に働いていると思っていた日本人たちが、実は不法就労扱いになっていたという事件が発生しました。

全ての手続きを引き受けていた男がビザや労働許可証などの手続きを何もしていなかったために起こった詐欺事件なのです。

 

他にも現地では「この家買ったらいいよ」とか「この不動産に投資したら儲かるよ」などとうまいこと言って預けたお金を持ち逃げする輩がごまんといます。

多くの日本人は狭いムラ社会の平和な島国で生まれ育っているわけですから、世界的な社会経験が乏しく、いい人と悪い人を見極める能力が足りていないのです。

気をつけましょう!

 

 

 

まとめ

海外移住を考えている皆さん!年金だけで海外暮らしをするのはけっして不可能ではありません。生活の仕方によっては日本以上に快適に暮らせもするでしょう。

しかし、危険がいっぱい潜んでいることも事実なのです。犯罪に巻き込まれてから現地の日本大使館へ行っても、帰国旅費を立て替えてくれるとか、被害回復を積極的に図ってくれるなどの効果的な支援は全く期待しないほうがいいでしょう。

 

大使館は世の中で一番「心ない」組織だと心得ておきましょう!

 

ちなみに私はアジア各地で数人の日本人詐欺師と接したことがあります。

「まさか!あんなにいい人だったのに…」彼らが捕まった後にはいつもそう思ったものです。人間不信にすらなります。

 

もちろん、現地の日本人にもいい人はたくさんいますし、私自身海外で日本人に助けられた経験が何度もあります。

ただ、海外では相手が日本人だからといって無条件で信用しないでくださいということを強く言いたいのです。

 

日本にいる時から、目を大きく見開いて、いい人かどうかをしっかり見極める習慣を身につけておきましょう!

ちょっとした詐欺くらいならあなたは現地の警察にも助けてもらえない可能性が高いと心得ておいてください。

 

「どうせ外国人同士の揉め事だから」

「こんな事件は毎日何件も起こっているからいちいち動けないよ」

 

そんなわけで、大使館や警察は当てにすることなく、己自身の力で乗り切っていけるだけの強靭な精神力を携えてこそ、幸せな海外ライフを思いっきり満喫できるってもんなのです。

 

しかし、本来なら助け合っていくべき日本人同士が、海外で騙し騙されしているなんて、何だか悲し過ぎますね。。。

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