アジア諸国の平均年齢は非常に若く、活力あり購買意欲あり、消費力も当然増加傾向にあります。これから益々、アジア新興国における個人消費が拡大する中で、中間所得者層 (世帯可処分所得5,000~35,000ドル) の拡大が注目されています。2000年の2.2億人から、2010年には一気に9.4億人にまで拡大しました!
これは、アメリカとEUを合わせた人口規模を上回っているのです!さらに2020年には20億人にまで拡大するとも言われています。
高成長を続けるアジア ☆
世界中を見渡しても、アジアほど長期にわたって高成長を続けてきた市場はありません。これからも、新たな原動力としてアジアは期待され注目され続けていくのです!
※ 経済成長が著しいベトナムやタイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピンなどを含むASEAN諸国の総人口は約6億人、中国は約13.5億人、インド約12億人、日本約1.2億人など、東アジア、東南アジア、南アジア諸国の合計で40億人を抱えています。
※ 現在世界の総人口は約70億人
1990年代 ☆
台湾や韓国などは「東アジアの奇跡」と呼ばれ目覚ましい成長を遂げてきました。
2000年代 ☆
中国が大きく躍進した頃です。日本を含めた先進国の資金の多くが中国へと流れていきました。
※ この間、アジア諸国は通貨危機などの大きな問題を幾度となく乗り越え、20年以上にわたり目覚ましい経済成長を実現してきているのです
そしてこれから…
アジア牽引役のバトンは、中国からインド&ASEAN諸国に引き継がれようとしています。成長の源泉となるのはやはり若くて豊富な人口です。
少子高齢社会を世界トップでひた走る日本と違って、インドやインドネシア、フィリピンなどは平均年齢が20歳代!若い!フレッシュ!エネルギッシュ!生産と消費の両面から経済を活性化させることが期待されています(^-^)
これからの中国は
中国経済の減速を不安視する声は少なくありませんが、成熟期を迎えた国であれば成長率が下がるのは当たり前です 。8〜10%の経済成長がいつまでも続くわけないのです。
そのことを踏まえた上で、今後のアジア経済で注目したいのがアジアインフラ投資銀行(AIIB) の存在…
国内の成長がスローダウンしている中国は、AIIBを通じたアジアへの投資を活発化させていくことで存在感を示そうとしていくでしょう!
世界の目はインド & ASEANへ ☆
現在、中国人の賃金上昇などもあり、中国への投資魅力は著しく低下しています。それよりも、「インドやアセアンに資金を集めよ!」という動きが活発化してきています。
このような動きの中、アジア経済は追い風に乗ってこれからも伸び続けていくことでしょう!
まとめ ♡
ASEAN諸国は今…ようやくつぼみが付きはじめた段階です。発展途上である分、潜在的な成長力は脅威的ですらあります。中国の躍進が続く一方、ベトナム、タイ、インドネシア、インド、フィリピンなどの新興国はさらなる成長を続けて〜 ホップ☆ステップ☆ジャンプ☆(^_−)−☆
そしてたとえば30年後、今の子供たちが社会人として中核を担っている頃、アジアは世界の中で極めて大きな存在となっていることでしょう!経済的にも政治的にも…
「アジアの時代」到来!
今はそんな前触れの時なのです。アジアの潜在的な成長力について考えた時、若いうちからアジア地域とアジア人に慣れ親しみ、現地の人々の生活や文化に対する理解力を向上させ、アジアを舞台としたグローバルなマインドを育むことは、今後ますます重要になることでしょう!!
さあ!「アジア船」に乗り込め!
時代の先駆者となれ!
いざ!アジアに向かって出陣するのじゃっ!
I can accept failure, everyone fails at something. But I can’t accept not trying.
失敗することは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられない
- Michael Jordan (マイケル・ジョーダン) -