カジノや西洋の街並みなどを楽しむことのできるマカオは、近年「人気急上昇中の観光地」となっています。日本からは成田国際空港や関西国際空港、福岡空港からの直行便を利用して行くことができます。玄関口となるマカオ国際空港 (澳門國際機場:1995年オープン) は、中国のマカオ特別行政区にあるとても素朴な雰囲気の空港です。
かつて「マカオ」は香港のついでに訪れる場所…だったのですが、近年は「世界遺産の街」や「カジノ」「グルメ」目的で観光客が急増しています。ちなみにマカオ航空の機内食は利用者を飽きさせないよう半月ごとにメニューを変えているそうです。
《続きを読む》
🔵 正式名称:Sociedade do Aeroporto Internacional de Macau
現在もなお開発中のマカオ国際空港は空の玄関として24時間稼動しています。けっして大きな空港ではありませんが、マカオ自体が狭いので地図で見ると大きく見えます。場所はタイパ島東、現在のメインの滑走路は1本ですが、2本にする計画もあるようです。
【入国】
到着便はターミナルに直結しておらず、空港内の移動用バスに乗ることになります。バスをすぐに降りられるよう、できるだけドアの近くに立ちましょう。バスを降りてターミナルへ入ったら左手50mほど先にイミグレーションが見えます。乗り継ぎ (トランジット) の方は2階へ。
ターミナル内の表示は5ヶ国語 (日本語あり) で書かれておりとにかく狭いので、迷うことはないでしょう。空港内の銀行はレートが悪いので、両替は少なめに。タクシー代は空港からマカオ中どこへ行っても100マカオ・パタカ (MOP) (約1500円) 以下です。トイレや観光案内などは到着ロビーの左右対称にあります。
《続きを読む》 中国国内への利便性はもちろんのこと、アジア系LCC航空会社が多く就航しているため、たとえばバンコク、ハノイ 、クアラルンプール、シンガポール、台北、マニラ、ソウルといった国々を併せて旅行することも可能です。
隣に「アジアのハブ空港」香港国際空港があるため年間600万人の利用客という低めの目標数値を設定していたのですが、実際は「中国本土からの観光客が一部自由化された」こと、「世界遺産登録された」ことなどから年間1,000万人に迫る勢いとなっています。
《続きを読む》 両替レートが良いのは以下の順です。
市内の銀行 カジノ内の両替所 空港やフェリーターミナル内の銀行 町中の両替所 ホテルのフロント 日本の銀行
日本ではパタカへの両替ができないので、マカオに到着したら空港の搭乗ゲート付近にある銀行窓口やATMで両替することになるでしょう。ちなみにマカオだけ観光する場合はパタカでいいのですが、マカオでは香港ドルも使える ので、香港とマカオを周遊する場合は香港ドルに両替しておく方がいいでしょう。マカオのカジノでは基本的に香港ドルのみ 利用できます。
《続きを読む》 空港内では、特に難しい操作なく無料WiFiを使用してネットに接続することができます。WiFi設定に表示されるホットスポット「Airport-Free-WiFi 」か「Airport-Free-WiFi-S 」を選択し、Safariなどのブラウザを立ち上げれば接続完了です。
接続時間は1時間ですが、再接続できるので実質無制限 で利用できます。場所によっては政府の提供する「WiFi Go 」という無料WiFiが繋がるところもあるので、使いやすい方に接続するといいでしょう。
🔵 「モバイルデータ通信をオフ」にして、データローミングによる高額請求を防ぎましょう
🔵 上記のために「機内モード」にしてWiFiのみオンにしておきましょう
🔵 セキュリティの観点から、公共WiFiではクレジットカードの情報などは入力しないようにしましょう
《続きを読む》 マカオ国際空港はさほど大きくなく、一応24時間稼働してはいるのですがターミナル内のショップやレストランは24時間営業ではありません。夜〜早朝に空港でお土産を調達したり食事しようと考えている方は注意が必要です。主なショップは出発フロアに集中しています。
到着ロビーには観光案内所がありますので、ここでマカオのマップを手に入れましょう。旅行代理店やホテル案内のカウンターもあります。また、両替商はもちろんのことHSBCのATMもあります。出発フロアにはファーストフード店やレストラン、コンビニがいくつかあり、食事に困ることはありません。郵便局もありますので、ここから何かを送ったり記念切手を購入するのもいいでしょう。
《続きを読む》 マカオ国際空港にもラウンジはあります。数時間の乗り継ぎ待ちなどで観光に出ない場合は、ここで飲食したりネットを利用したりしてゆっくりと過ごしましょう。誰でも利用可能ですが、プライオリティパスを持っていれば無料です。快適なソファ、サラダバー、軽食、飲み物、高速WiFiなどがあります。
料金(大人一人):2時間MOP360、5時間MOP540 営業時間:5:00~翌2:30
《続きを読む》 マカオ空港に深夜到着して次の出発が翌朝早朝…という方もいるのではないでしょうか。どうやって時間を潰しましょう。頼りのラウンジは2:30〜5:00の間閉まっていますし、お店も開いていません。「ホテルで宿泊」「入国してカジノで一晩」「空港待機」…
「空港周辺のホテルは料金が高い」
「空港に一番?近いカジノに移動するだけでもしんどい」
などの理由で「空港に待機したい」方。まずはじめに、空港にあるレストランやショップは24時間営業ではないので、深夜や早朝に利用する場合は何か食べるものを買っておくといいでしょう。そして、空港内はエアコンがかなり効いているので上着をお忘れなく。マカオ出発便の最終は午前2時頃らしく、深夜であってもそれなりに人の往来はあります。
仮眠 (野宿) をする方は、2:30以降は出発ゲート前のベンチ辺りで仮眠することになるでしょう。スマホ充電のスペースくらいはあります。特に警備員が巡回している感じはありませんが、そんなに危険な感じはしません。朝4時くらいになると掃除が始めるので割と安心。ベンチは肘掛けなしタイプなので、横になって寝ることができます。 ただ、ずっと寝ていると痛くなるので、最終的にはじゅうたんの床で横になるのもいいでしょう。
というわけで結論。マカオ空港のトランスファーはラウンジがやっている時間なら快適、やっていないときは防寒対策をすべし。なぜなら、空港内は冷房が利いていて朝方は特に寒いからです。最低でも長袖の上着やパーカーを一枚着た方が無難です (ダウンを着てもいいくらい)。メインフロアの2階が天井高くクーラーの冷え込みがマシなので、ここに人が集まってきます。一人旅の方はここが一番安全に感じます。
そして、深夜便でマカオ空港に着いてしまうと次の便の機内食まで食事を摂れないので、前の空港内でしっかりと食事を済ませておくか何かしら持参しておきましょう。マカオ空港内はきれいで、寒さ以外特に問題を感じることもなくロビー宿泊で朝まで無事過ごすことができました。
《続きを読む》 出発フロアには24時間営業の荷物預かりサービス があります。マカオ空港で乗り継ぎ時間に観光に出かける場合など荷物を預けられるのでとても便利です。料金は荷物1つにつき1時間10パタカで預けられます。1時間 MOP10 (約130円)、24時間 MOP80 (約1,000円) となっています。
《続きを読む》 出発ターミナルの向かいにはGolden Crown China Hotel (金皇冠中國大酒店) があります。カジノは併設されていない4つ星ホテルです。深夜着や翌日の早朝便などで「空港の近くに宿泊したい」方にはおすすめです。市内中心部まではタクシーで約20分。「The President Hotel」までの無料シャトルバスでも移動できます (1人1泊4,500円〜)。
他にも、空港からシャトルバスで5分ほどのところにThe Venetian Nagao Resort Hotel があります。ここは世界最大のカジノリゾートを擁する巨大リゾートホテルで、スイートルームで贅沢な滞在を楽しむことができます。併設のショッピングモールには水路があり、ゴンドラに乗ってヴェネチア観光気分を味わうこともできます。建物内に一日中居ても飽きることはありません (1人1泊10,000円〜)。
《続きを読む》 マカオ国際空港はとにかく市内中心部から近いのが魅力です。空港から (予約している) ホテルや主要観光スポットまでは、タクシーかシャトルバスでの移動がおすすめです。市内を巡回し、主要ホテル前にも止まる公共バスでも市街地に行けます。というわけで、路線バスで格安に移動することもできますが、タクシーでもリーズナブルに移動できます。
空港から市街地までは車で20分、香港とマカオを結ぶフェリー発着ターミナルまでは車で15分で行くことができます。マカオのタクシーは全てメーター制ですが、空港から乗車する場合は空港利用料とトランクに入れる荷物に別途料金がかかります。空港からマカオ半島までの運賃は、それらの料金も合わせて約MOP100 (約1,300円) ほどとなっています。英語が通じないことも多いため、ホテル名や住所を中国語で見せられるようにしておくといいでしょう。
ちなみに、ほとんどのシャトルバスが宿泊者以外も無料で利用できる ので、行きたい場所に近いホテルのシャトルバスを活用しましょう。とはいえ、空港から直接市内観光に行く場合はやはりタクシーの方が便利です。
コンパクトに必要なものが全て集まっている「マカオ国際空港」は、東南アジアや中国の都市部への乗り継ぎにとても便利!小規模ではあるものの、中国各地や韓国、東南アジアなどに直行便が就航しています。日本からの直行便もあり、なおかつ市街地へのアクセスも便利です。市内が近いので、トランジット (短時間) であっても観光やカジノに出かけてみてはいかがでしょうか。是非、アジア旅行の際にご活用ください。