マカオ航空の基本情報 (特徴・サービス・安全性・メリットなど)



近年、日本人にとっても人気観光地となってきているマカオは「カジノ」だけでなく、「グルメ」や「エンターテイメント」なども充実しています。そんなマカオや東南アジア各国への旅行には、是非マカオ航空をご利用ください。航空会社の格付け (安全性) は世界トップクラスですよ。

 

就航都市

マカオ航空 (AIR MACAU) は、マカオ国際空港が開港した1995年から就航を開始しています。アジア圏内を就航しており、長距離は飛んでいません。就航都市は、、、

 

🔴 日本 (成田国際空港、関西国際空港、福岡空港)

🔵 台湾 (台湾桃園国際空港、高雄国際空港)

🔴 中国15都市 (北京、上海、天津、重慶、成都、瀋陽、杭州、合肥、寧波、太原、南京、南寧、廈門鄭州、貴陽)

🔵 韓国 (仁川国際空港)

🔴 タイ (スワンナプーム国際空港)

🔵 ベトナム (ハノイ、ダナン)

 

 

受託手荷物 (カウンターで預ける荷物) について

マカオ航空では、全ての区間において受託手荷物の重量制が採用されています。受託手荷物の合計が以下の重量を越えた場合には超過料金がかかります。

ご搭乗のクラス受託許容重量
ビジネスクラス30kg
エコノミークラス20kg
幼児10kg

 

受託手荷物1個あたりのサイズは最大「縦+横+高さ」の合計が158cmとなっています。そして、受託手荷物1個あたりの最大重量は32kgまでです。

 

 

機内持ち込みについて

全てのお客様 (幼児を除く) は、以下の手荷物1個を機内に持ち込むことができます。

サイズ重量
56×36×23cm以内(車輪、取っ手、サイドポケットを含む)7kg以内

 

 

持ち込みOK?禁止?

「コート」「傘」「杖」「相当量の免税品」「備品を含めて4kg以内の) ノートパソコン」「幼児用携帯簡易ベッド」「(機内で収納可能な) 折りたたみ式ベビーカー」などは持ち込みOKですが、、、

「(容器サイズが10cmを超える) あらゆる液体物」「(格納後30cmを超える) 自分撮り棒」「カメラの三脚」などは機内持ち込みを禁止されています。ただし、セキュリティ通過後、免税品の液体類は機内持ち込みが可能です。目的地まで開封せず購入されたままの状態でお持ちください。また、「医薬品」や「ベビーミルク」などは必要な容量に限り持ち込み可能です。

さらに、「爆発物」や「ナイフ」などはおろか、ライターやマッチも持ち込みが禁止されています。お預け手荷物に入れて輸送する必要があります。

また、「(リチウム電池やリチウムイオン電池を内蔵した) 電子機器」や「予備電池」はリチウム含有量やワット時定格量 (Wh) により取り扱いが異なりますので詳細は別途ご確認ください。

 

 

超過手荷物料金について

だいたい、1kgあたり2,000円ほどの支払いを求められます。なお、旅程や区間により適用される通貨・料金が異なります。

 

 

マカオ航空のメリット

実際、LCC (格安航空会社) よりも航空券が安かったりするのですが、「ちょっと良いLCC」くらいに思っていれば不満は生じないはずです。サービス(接客) は良く、機内食もそれなりに美味しいです。水一滴も出ないLCCに比べれば、機内食や飲み物が出るだけでもありがたいと思いましょう。マカオ⇔ハノイ便 (短距離) でもお菓子が出てきます。

また、ビールしかありませんがアルコールも無料です。便によっては (コンセントがあって) スマホの充電もできます。各便とも遅れなく、基本時間通りに離発着します。入国カードを書かなくて良いのも楽チンでGoodです。

 

 

マカオ航空のデメリット

座席に個別モニターがないので若干時間が長く感じられるかもしれません。本を読むか、音楽を聴くか、寝るのが一番です。ブランケットは基本配られないので、必要な方は自分でお願いしないといけません。飲み物は、早く頼めればマカオビールがありますが、他のアルコールはありません 。コーヒー紅茶などはあります。

他にも、「予約時に席の指定ができない」「後部座席だと機内食を選択できない、ブランケットがもらえない」などありますが、安さを考えると文句は言えません。ちなみに、エコノミークラスのお手洗いは後方にあるので、トイレが近い方は後部座席が便利かもしれませんね。

 

 

ビジネスクラス

ビジネスクラスは2x2の2列で8席です。成田空港ではファストレーンとラウンジ (軽食・アルコールあり) を利用することができます。優先搭乗できますが、小さな飛行機なのであまり意味がないかもしれません。ウエルカムドリンクと新聞・雑誌のサービスもあります。スリッパ、毛布、ヘッドホンはありますが、アイマスクはありません。シートは新幹線のグリーン車と同じ感じです。

機内食は総じて美味しいのですが、メニューはエコノミークラスのものにアイスクリームが追加されているくらいです。トイレは空いててキレイですし、CAさんに日本人がいるのはありがたいです。また、マカオ空港はバス移動になるのですが、ビジネスクラスには専用のバスがあります。ただし、エンタテイメント満載の最新ビジネスクラスと比べると全然ダメとも言えるでしょう。

マカオへの直行便はマカオ航空しかないので一択なのですが、香港&マカオを旅行しなおかつ飛行機の中でエンタテイメントを楽しみたいのであれば、香港発着の航空会社を選ぶのもいいでしょう。

 

 

まとめ

復路。。。マカオ到着が深夜1時で日本への出発が8時。。。7時間ほどマカオ空港で時間を潰すことになるのですが、ロビーのひじ掛けなしの長いすで寝ることができました。小さな空港で、職員の見回りもあるので治安は悪くありません。ただし、冷房の風が少し寒く感じるので、長袖の服やバスタオルくらいは必要かもしれません。

とはいえ、コスパはかなり良いマカオ航空。総合的には悪くないと思います。