世界中で実施されている「人生の価値観」に対する調査において、日本人は「人生は全く自由にならない」と感じている人が案外多いようです。
一方で、ラテンアメリカ人、特に、何でも明るく考える傾向のあるメキシコ人などはあまり「人生は全く自由にならない」とは考えないようです。
人生態度としては、ラテンアメリカで最もシリアスなチリ人でも、アフリカや南アジアで最も楽天的な国民と同程度の感じ方にすぎません。
こんな風に結果をとらえてみると、この調査結果にはなかなか味わい深いものがあります。
日本人の人生態度は、よく言えば慎重であり、悪く言えば暗い…と言わざるを得ません。そんな人生態度において、日本人に 最も近いのはロシア人かもしれません。
悲観的な日本人…
楽天的なメキシコ人…
その中間のドイツ人とアメリカ人…
そして、日本人と一番近い感性を持っているのはどうやらロシア人のようです。
一方で、
東アジアの中では、
・男性の方が「人生は自由だ」と考えている・・・マレーシア、中国
・男女ほぼ同数の人たちが「人生は自由だ」と考えている・・・日本、タイ、韓国、フィリピン
・女性の方が「人生は自由だ」と考えている・・・台湾、シンガポール、香港
となっています。
そして、世界に広く目を向けてみると、男性の方が「人生は自由だ」と考えている国々は、どうやらイスラム諸国に多いのです。
パキスタン、パレスチナ、アルジェリア、イエメン、アゼルバイジャンなど…
イスラム諸国以外では、アルメニアやインドなども…
逆に、女性の方が男性より「人生の自由を感じている」国民は、アメリカ・ドイツ・スウェーデン・ニュージーランド・オーストラリアといったプロテスタント国が目立っています。やはり、レディーファーストの生活習慣が影響しているのでしょうか。
あなたは、自分の人生に納得がいかず、刺激を求めて右往左往していませんか?学生であれば珍しくも何ともない話ですが、中高年にもなってそんなことを言っていては、家族も呆れるばかりです。
しかし、そうはいってもやはり、「どうしても納得がいかない!」「自分の人生は思い通りになっていない!」と感じている人は少なくないはずです。
東京に住む42歳パート勤務の女性Aさんは、「人生観を変えたい」と願い続けている夫Bさん(45歳)に困り果てているそうです。
親の後を継いで不動産会社を経営しているBさんは、「人生観を変えたい」「こんなの自分らしい人生じゃない」と言いながら、これまで富士登山をすること数回。フルマラソンに出場すること数十回。
そして、季節が変わるたびに風水の本を読んでは家の模様替えに励み、ついには昨年、単身インドへ3週間ほど放浪の旅に出かけてしまったのです。
そうまでしても、「ダメだ!何も見えなかった…」と意気消沈で帰ってきて、しばらくは大人しく、腐った魚のような目で仕事を続けているわけです。
次は、タトゥーを入れたりピアスをあけたりして、なんなら金髪にしてインドに旅立つのではないでしょうか。沐浴…瞑想…ヨガ。。。
思い通りになる人生を手に入れられるといいですねっ♡