東京ディズニーランドよりも小さな「バチカン市国」の周辺に宿を取りたい。そんな方も少なくないのではないでしょうか。
神々しく、穏やかな雰囲気に包まれながらローマ旅行を満喫したい♪ 「国の3分の1が庭園って素敵!」「世界最大級の教会であるサン・ピエトロ大聖堂を少しでも長く眺めていたい!」
そんなあなたのために、
「ローマのおすすめ滞在エリア」シリーズ第5回目である今回は、ヴァチカン周辺に宿を取ろう!と熱くアピールしていきたいと思います♡
まずはこちらからどうぞ ↓
ヴァチカン市国の歴史を (本当に) 簡単にまとめておきますね。まず4世紀に「サン・ピエトロ大聖堂」が建立されたのが始まりです。イエス・キリストの弟子であった聖ペトロの墓の上に大聖堂が建てられたのだそうな…
(聖ペトロはこれで幸せなのでしょうか??)
それはさておき、
その後、8世紀になって教皇にこの土地が与えられ、19世紀までず〜っと教皇の領地として栄えてきた場所なのです。そんなわけでここは、カトリックとは切っても切り離せない深〜い歴史を持つ国…と言えますね。
その後、
1929年にイタリアの国家統一がなされた際に領土問題が勃発したわけですが、教皇領を手放す代わりに独立国家となり、今日のバチカン市国に至ったのだとか。。。
さあ、
そんなヴァチカンの魅力に取り憑かれてしまったあなたはこのヴァチカン周辺に宿を構えたいところでしょうね、きっと♡
リソルジメント広場とはバチカン市国のすぐ隣にある広場で、この付近にはホテルが多く…
このエリアに宿泊すると、混雑必至のバチカン美術館やサン・ピエトロ大聖堂へ朝一番で駆け込むのにとっても便利です。

サン・ピエトロ大聖堂が近いので、高さのあるホテルに宿泊すると、ホテルからサン・ピエトロ大聖堂のクーポラを拝めることができる…場合もあります。
リソルジメント広場周辺のホテルに滞在していれば、サンタンジェロ城や(安くて美味しいレストランが多いことで有名な) トラステヴェレ地区には徒歩で行くこともできます。
パンテオンやナヴォーナ広場、スペイン広場なども十分に徒歩圏内ですが、さらに南の方、コロッセオなどがある地区はやや遠くなります。
それでも、ここは観光大都市ローマです。リソルジメント広場にはバスターミナルがあります。ここから多方面に市バスが走っており、バスでの移動が便利です♡
多くのバスの始発・終点でもあるので、バスの乗り降りがわかりやすいのがメリットです♡
ヴァチカン市国は、スペイン階段やトレビの泉など人気の観光スポットから、テベレ川を渡ってすぐのところにあります。
ローマの中心部に比べて静かで落ち着いて過ごせる上、それらの人気観光スポットへは徒歩でも十分に行ける距離にあるのです。
何よりも、ヴァチカン市国が近いので、滞在中、ヴァチカン市国に何度も行けるのが最大のメリットです♡
私自身、このエリアに泊まったときは、サンピエトロ寺院に朝と夕方の2回入りました。個人的には、サンピエトロ寺院の壮麗さはイタリアで一番の美しさだと思っているので、贅沢な時間の過ごし方ができます☆
この辺りは近くに市場がありますし、カジュアルブランドのショップが並ぶ通りもあるのでちょっとした買い物に便利なのですが…
近くにレストランが少ないのが難点です。
それでも、美味しいレストランが多く点在しているトラステヴェレ地区までタクシーで行けるので良しとしましょう!
このリソルジメント広場からは、スタディオ・オリンピコ行きのバスも出ています。なので、サッカー観戦を予定している方にもおすすめです。
この辺りからスタジアムに向かって歩いているローマっ子も見かけますが、やはり、バスを使うのが一般的でしょう。
ローマへ行く主な目的がサッカー観戦の場合は、スタディオ・オリンピコ近くの、マンチーニ広場周辺に宿泊するという手もあります。
スタディオ・オリンピコは、ローマ中心街からのアクセスがそれほど大変な場所にあるわけではないのですが、問題は試合の後です。
特にビッグカードの場合、試合後のスタジアム周辺はバスが身動きできなくなり、全然動きません(あぁ〜歩いてる人に抜かれていくぅ…)。
ローマは、旅行者にとってけっして治安の良い街とは言えませんので、すし詰め状態のバスに乗って深夜遅くにホテルにたどり着くよりも、サッカー観戦の日はスタジアム周辺に泊まるのが一番なのではないでしょうか。
というわけで、
ローマ滞在中に、何度かスタディオ・オリンピコに行くという場合は、思い切って、スタディオ・オリンピコの徒歩圏内に宿泊してもよいと思います。バックパッカー宿もありますしね。
ちなみに、
スタジアム近くのマンチーニ広場には、大きな市バスのバスターミナルがありますので、中心部に行くのに苦労はしません。
それでは良い旅をお楽しみくださいねっ ☆