洗練されているスペインの首都マドリードと世界的人気観光地バルセロナ。どちらも非常に魅力的な街ですねっ!距離にすると約600kmほど離れていますが、「飛行機」「高速列車」「バス」などで、案外簡単に移動できてしまいます。
短期滞在のスペイン旅行でも、「最低この2都市は訪れたい!」という方にはありがたい話です。
飛行機
料金は、(格安航空券を利用すれば) 高速列車よりも安く、長距離バスよりも断然早く着くのが飛行機です。マドリード 〜 バルセロナ間で最もよく利用されている移動手段は、実は飛行機なんです (所要時間は1時間ちょっと)。
ただし、マドリードもバルセロナも空港 〜 市内間の移動に30分ほどかかりますので、直接中心部まで乗り入れている高速列車に比べると少し不便かもしれません。
※ 格安航空券は時期などにより多少違いがありますが、だいたい100€前後くらい
高速列車
スペイン鉄道Renfeの高速列車AVE(Alta Velocidad Española) は、日本の新幹線のような存在です。所要時間は約3時間。街の中心から中心への移動のため、余計な移動時間はかかりません。
運行本数は多く、1日約30本ほど。料金はツーリストクラスで往復約120€です (購入のタイミングで多少変動あり)。
たまにはゆったりとした列車の旅もいいんじゃないという方は是非AVEで移動してみてください。
バス
「時間はかかっても安く済ませたい」という方には長距離バスがおすすめです。所要時間は8時間くらいかかりますが、料金はツーリストクラスで往復60 €ほど。
まとめ
飛行機と列車はどちらが安い?
これは一概には言えません。LCC (格安航空券) をうまく利用できれば飛行機の方が安く済む場合もありますが、AVEだってオフシーズン & 早期購入しておけばかなり安くで手に入ります。
つまり、鉄道も飛行機も、利用時期や予約時期によって値段が変動するということですね。どちらにするか、悩ましい限りです (笑)。
AVEなどのチケットは、7〜8月のバケーションシーズン以外は現地の窓口で直接購入しても間に合うでしょう。ただし、日程に余裕がない方は航空会社、バス会社、国鉄Renfeのサイトで事前に予約をしておきましょう。
最後に、外国人がスペイン国内を移動する場合、どの交通手段でもパスポートが必要です。必ず携帯しておいてくださいね。