海外旅行をする際は、”できるだけ安全に” “気軽に旅行をしたい” ものですが、(とはいえ) トラブルに遭うケースは相変わらず多いようです。
そんな旅行中の (予期せぬ) トラブルに対して、「海外旅行保険付帯のクレジットカード」と通常の「海外旅行保険」ではいったいどんな違いがあるのでしょうか?
目次
海外旅行保険とは…
まず初めに、海外旅行保険とは、「渡航先での病気やケガの治療費、他人にケガを負わせたり、他人の物品を壊した場合の賠償責任、カメラや衣類などの携行品の破損・盗難などを補償する」保険のことです。
飛行機の遅延・欠航により負担した宿泊費や食事代、飛行機に預けた荷物が行方不明になった場合の身の回り品の購入費、急いで帰国しなければならない時の費用などを補償するプランもあり、いざという時にすごく助かります。
(予期せぬ問題が発生してしまう恐れのある) 海外旅行を安心して楽しむためにも、「海外旅行保険」に加入することはマストとも言えるでしょう。
クレジットカードの付帯補償
海外旅行をする際に、クレジットカードの付帯補償をご利用の方で、以下の点に不満を感じた方はいませんでしょうか?
① 補償されている治療費が足りない
海外での治療費は、 (国によっては) 想像以上に高額になってしまいます。クレジットカードに付いている「海外旅行保険」では、治療費が足りない場合もあります。
② トラブルへの対応は全て自分で行わなければならない?
クレジットカードに付いている「海外旅行保険」は、(種類によっては) トラブルに遭った時、全てを自分で対応する必要があります。お金の立て替えも含めて全てです。
そこで、皆さん自身でもう一度、(出発の前に) クレジットカードの「海外旅行保険」内容を確認しておいてください。
本当にそれだけで大丈夫か、旅立つ前にしっかりとチェックしておきましょう!
「海外旅行保険」の補償
★ 通常の「海外旅行保険」なら、クレジットカード付帯保険では受けられない補償が受けられます!
○ケガや事故(傷害)
○病気
○法律上訴えられる
○盗難や破損
○手荷物破損
○航空機遅延
いかなるトラブルに遭おうとも、「海外旅行保険」に加入しておけば安心ですねっ♡
一方で、
多くの「クレジットカード付帯保険」では、(基本的に) 補償金額が低く設定されており、サービス内容も充実はしていません。 (幸い、今のところは) 私が所有しているEPOSカードであれば、不満のない程度の補償内容が維持されています。
なので、(人によって意見の別れるところではありますが) EPOSカード (クレジット付帯保険) であれば、別途、正規の「海外旅行保険」に入らなくても良いと思われます。
(ただし、医療費が高いであろう地域へ渡航される際には、通常の「海外旅行保険」に加入されることを強くオススメします)
保険選びのポイント☆
保険金支払件数の7割以上は、ケガや病気による治療・救援費用です。しかも、海外の医療費は想像以上に高額です!あなたのご家族はこんなとき大丈夫ですか?
そこで、保険選びはまず「治療費・救援費の補償額」が決め手と言えるでしょう。しっかりチェックしましょう!
※ 無制限とは、治療・救援費用補償特約の保険金額(支払限度額)を無制限とすることであり、治療・救援費用を終身補償するものではありません
高額な治療費や救援費用は、立替えでの支払いも大変な負担になる場合があります。そこで、「キャッシュレス・メディカルサービス」(現地医療機関において、自身で立替えて支払う必要がない) ことをきちんと確認しておきましょう。
これは、保険会社が提携している病院において、その場で現金支払いされることなく治療が受けられるシステムのこと。治療費は保険会社から直接提携病院へと支払われるので、あなた自身が支払う必要はありません。安心して治療を受けることができます。
また、パスポートを失くしたときや事故に遭ったときなど、(言葉が分からない不安な旅先での) トラブル遭遇時に、電話一本でスピーディーに対応してくれるサポートサービスがあれば安心ですよね!
そこで、保険選びの際には「補償内容」と併せて、「サポートサービスが充実しているかどうか」もチェックしておきましょう。
まとめ ☆
海外旅行において、保険に入っておかなければならないのは当然のことですが、補償内容を充実させれば料金が高くなってしまいますし、安く済ませようと思えば補償内容がスカスカになってしまいかねません。
難しいですよねー。
そこで、
私の個人的見解としては、EPOSカード (クレジットカード) であればそれだけで十分だとも思いますし、補償金額を補う程度に (別途) 格安の「海外旅行保険」に加入しても良いでしょう。
いずれにしても、
保険選びのポイントは
- 治療費・救援費の補償金額が大きいこと
- 現金不要のキャッシュレス・メディカルサービスであること
- (語学が苦手な方の場合は) トラブル時に全て日本語でスピーディに対応してくれるサービスがあるかどうか (24時間・年中無休・日本語対応)
・・・以上のことが最低限満たされていれば良いでしょう☆
あとはお好みと必要に応じて、オプションサービスを付けてみてください。
例えば、
・緊急な歯科治療についての補償
・既往症・持病の補償
などです。
必ず、