日本円を海外旅行先の現地通貨に両替する際、日本国内の銀行・空港、各国の銀行・空港、現地ATMのどれを利用するのが一番お得なのか!? 調べてみました!
その結果、外貨両替は現地のATMを利用するのが一番良い、ということがわかったのです!
とはいえ、ATMに挿入するカードにもいろいろありまして、、、
①クレジットカード ②国際 (インターナショナル) キャッシュカード ③プリペイドカードがあり、会社によって手数料が若干異なります。
いずれにしても、一般論としていえば「外貨両替は現地ATMでの引き出しが一番お得」なのです。
海外ATM引き出しのメリット⭕️
◉ 他の手段による両替より為替レートが良い (為替手数料が安い)
◉ 余計な手間がかからない
◉ 空港や街中、至るところにATM機があるので便利
海外ATM引き出しのデメリット❌
◉ ATM引き出し手数料がかかる場合がある (ATMを運営している銀行によって異なります)
◉ 難しくはないのですが、ATM機の使い方に慣れていないと初めは少し手こずるかもしれません
◉ 1回 (1日) の引き出しに (数万円程度の) 限度額が設定されている
国際キャッシュカードよりもクレジットカードの方がお得!
かつては一番お得だった国際キャッシュカード (デビットカード含む) ですが、2010年頃から両替手数料が引き上げられ (1.63% → 3%)、残念ながら今ではクレジットカードを使った海外キャッシングが一番お得となっています。
ただし、中にはクレジットカード並み (1.6%程度) の手数料で頑張っている銀行系のデビットカードもあります。
(こうした状況は随時変更の可能性がありますので、必要に応じて随時ご自身でお確かめください)
海外プリペイドカードよりもクレジットカードの方がお得!
キャッシュパスポートやトラベルマネーなど、海外プリペイドカードもたくさん出てきていますが、あまりオススメはできません。
なぜなら、手数料が高い (4〜5%) からです。
プリペイドカードで唯一手数料が安いのはマネパカードくらいです (2017年春現在)。
なので、未成年の方でクレジットカードを作れない方であれば、マネパカードかイオン銀行デビットカードが良いでしょう。
そもそもクレジットカードと国際キャッシュカードの違いってなに?
事前に外貨両替の手続きなしに海外で現地通貨を引き出せるカードとしては「クレジットカード」と「国際キャッシュカード」があります。
※ マネパカードの場合は事前に日本円で入金し、使用通貨に両替しておく必要があります
クレジットカードは、カードに入会するときに引き落とし銀行口座を指定します。そして、海外で現地通貨引き出し (キャッシング:要は借金です) をすると、日本円に計算し直され、締め日に集計され、支払日に銀行口座から引き落とされることになります。
ただし、クレジットカードの金利は年利18%なので、数日〜1ヶ月程度の海外旅行であれば、帰国後にきちんと返済すれば大した額にはなりません (その他の手段による両替手数料よりも断然お得なんです)。
少し (数十円)でも利息を減らしたいのであれば、繰り上げ返済をすれば大丈夫です。私の場合はそういった手間が面倒なので基本ほったらかしにしていますが (笑)。
一方、国際キャッシュカードはもっと単純で、普段日本で使っているキャッシュカードと同じです。先に銀行口座にお金を入れておき、その金額分まで (海外ATMでも) 引き出せます。
これは借金ではないのでクレジットカードのような利息はかかりませんが、「両替手数料」や「事務処理手数料」という形で手数料が取られます。
総じて近年は、クレジットカードによるキャッシング (現地ATMでの引き出し) が一番お得です。国際キャッシュカードの手数料は割高で、クレジットカードの利息の方が安く済むからです。
三菱東京UFJ銀行などは、国際キャッシュカードの発行自体をやめてしまっています。
ということで、現状では、クレジットカードを上手に使うことを当サイトではおすすめしています ☆