週末旅行先として人気の高い上海に行くのであれば、絶対に足を運んでいただきたいのが「外灘」と「豫園」です。
「外灘」エリアは高層ビル群の絶景とおしゃれなレストラン & バーが素敵ですよね。一方の「豫園」エリアは、歴史と文化、そしてB級グルメを思いっきり感じさせてくれます。
そうなんですっ!
今回は、上海観光で絶対に外せないスポット「豫園」をたっぷりと紹介していきましょう♡
豫園 (Yu yuan)とは
上海の代表的な観光地といえば「豫園」です。ここには数多くの「飲食店」「雑貨店」があり、そして、美しい「庭園」があります。
そもそも「豫園」とは明代 (16世紀) に造られた中国式庭園のこと。明の官僚が父親にプレゼントするために、19年もの歳月をかけて造営した名園です。
戦後、その敷地は分割され、半分は保存されて今の「豫園」(庭園)に、残りの半分が「豫園商城」として開発されました。
※ 全体を指して「豫園」と呼ぶ場合もあります
・・・が、ここでは庭園を「豫園」、それ以外のお店が集まる地域のことを「豫園商場」と呼ばせていただきます。
それでは、都会のオアシスである「豫園」 & 「豫園商場」をたっぷりご堪能あれっ♡
豫園 (庭園)
まず初めに、「豫園」エリアは (上海観光の拠点となる) 「外灘」から歩いて行ける距離にあるところが大変ありがたいですねっ!
地下鉄の「豫園」駅からも徒歩数分の位置にあることから、平日でも多くの人が集まる観光スポットとして注目されています。
近代化が進み、古い街並みがどんどん消えていっている巨大国家・中国において、ここ「豫園」エリアでは、中国の下町に紛れ込んだような旅気分を味わうことができます♡
このエリア一帯には、いかにも中国らしい昔ながらの情緒溢れるショッピング&グルメエリアが広がっており、雑貨店や骨董店、茶館などから、活気溢れる威勢のいい声が聞こえてきます。
豫園商城 (Yuyuan Tourist Mart)
「豫園商城」とは豫園の周辺に広がるショッピングエリアのことで、お土産屋さんや飲食店など、たくさんのお店がこのエリアにぎゅ〜っと集まっています。
上海らしい賑やかな雰囲気を感じながら、「ショッピングもグルメも思い切り楽しみたいっ!」という方にはぴったりのスポットです♡
この一帯には、雑貨店や骨董品のお店、お土産物屋さん、茶館、レストラン、屋台などが軒を連ねて並んでいます。
古風な中国の伝統的な建物が軒を連ねる風景は、昔ながらの中国の賑やかな下町そのものです。この活気ある街を歩くだけでも楽しめます。ライトアップされている夜の観光もおすすめですよ☆
安くて美味しいもの…
レトロな雰囲気…
昔懐かしの上海の町にタイムスリップしたかのような感覚を楽しんじゃいましょう ☆
メインストリートと細い路地が入り乱れている「豫園商城」エリアはまるで迷路の様。。。ゆっくり歩いてのんびり観光するのがおすすめです。
お店の入れ替わりや改装が頻繁なので、何度来ても楽しめる場所ですよ!週末には大変込み合いますが、実演屋台あり、パフォーマーありなので、お祭りのような賑わいになります。
豫園 (庭園)を思う存分満喫しよう♡
豫園の中にある植物や樹木 (特にイチョウとモクレンの木) は樹齢が古く、とても貴重な存在です。春にはツツジやモクレン、ボタンなどが賑やかに咲き誇り、初夏には見事に成長した藤を堪能できます。
また、秋から冬にかけても菊やツバキ、ウメなどが鑑賞できますので、四季を感じながら植物と樹木を鑑賞できることでしょう。
そして、中国の文化がたっぷりと詰まったこの美しい庭園には、様々な景観が造り出されています。例えば奇石もその一つ。その中で最も有名なのが「玉玲瓏」の太湖石です。
豫園では、不思議な入口の通路や細長く続く道、まるで洞窟のようになっている道などを楽しむことができます。
他にも、美しい池に橋が縦横無尽にかかり、庭と建物とのコントラストがなんとも言えない風情ある雰囲気となっています。
まとめ ♡
龍の体に見立てた壁で庭園が仕切られています。本来龍は皇帝だけが使用できるモチーフなのですが、わざと足の爪を3本にして、皇帝に怒られた時に「これは龍ではありません」と言い逃れできるようにしたとか。
豫園には5か所に龍壁があるそうですが、龍のよだれを飲もうと顎の下で構えている蛙もいるらしいですよ。探してみてねっ!