「観光客が多い」世界の都市ランキング



21世紀に入ってようやく日本への旅行客が増えてきましたが、世界的にみればまだまだです!

そこで今回は、「観光客が多い」世界の都市をランキング形式で見ていきたいと思います (2017年度集計分)。

 

☆ 21〜25位

 

25位:上海  (中国)   (690万人/年)

24位:パタヤ  (タイ)  (700万人)

23位:バルセロナ  (スペイン)   (700万人)

22位:ムンバイ (インド)   (720万人)

21位:デリー  (インド)   (740万人)

 

 パタヤ人気はロシア人に支えられているようです (笑)

 世界屈指の人気観光都市バルセロナは意外なことに23位。。。本当かな?もっと多くの人が訪れているはず…おそらく集計が正確ではないのでしょう (苦笑)

 

 

★ 16〜20位

 

20位:マイアミ (アメリカ)  (780万人)

19位:メッカ (サウジアラビア)   (800万人)

18位:プラハ (チェコ)   (820万人)

17位:広州  (中国)  (860万人)

16位:ソウル (韓国)   (900万人)

 

 メッカはイスラム教最大の聖地です!

 広東省にある広州には工場が多く、バイヤーなどが展示会に観光も兼ねて多く訪れています。

 ソウルは中国 & 日本からの観光客に大きく影響されやすい都市の一つです。国同士の関係が悪化すると激減し、良好だと増加する傾向にあります。

 

 

☆ 11〜15位

 

15位:イスタンブール (トルコ)  (920万人)

14位:台北  (920万人)

13位:東京  (930万人)

12位:ローマ  (950万人)

11位:プーケット (タイ)  (1,000万人)

 

 台湾への観光客の多くは中国人と日本人。こうした事情もあって台湾は中国と対立できません。

 東京の順位は今後もっと上がっていくのでしょうが、世界4大都市 (ニューヨーク・ロンドン・東京・パリ) の一つとしては物足りないですね。

 プーケットは、マレーシアなどのアジア圏旅行客を多く取り込める立地と魅力を兼ね備えています。

 

 

★ 6〜10位

 

10位:クアラルンプール (マレーシア)  (1,200万人)

9位:深セン  (中国)  (1,300万人)

8位:ニューヨーク  (1,300万人)

7位:パリ  (1,400万人)

6位:ドバイ  (1,500万人)

 

 深センは「香港がすぐ目の前にある」のが大きく影響しています (香港 – 深センは、東京 – 横浜みたいなものです)

 「世界一外国人観光客が多い国」の首都パリに関しては、本当はもっと多いはずです。隣国からかなり頻繁に入国している人たちは、おそらくカウントされていないのでしょう。

 ドバイはアラブ首長国を構成する首長国の一つです。中東屈指の国際都市であり、21世紀に入ってからは超高層ビル & 巨大ショッピングモールが多く建設されています。また、インド、パキスタン、フィリピンなどから多くの出稼ぎ労働者が来ています。

 

 

☆ 1〜5位

 

5位:マカオ (中国)   (1,500万人)

4位:シンガポール  (1,600万人)

3位:ロンドン  (1,900万人)

2位:バンコク (タイ)  (2,100万人)

1位:香港  (中国)   (2,700万人)

 

マカオ・香港・深センは距離的にすごく近いので相乗効果で観光客が多い傾向にあります。

 


 

将来的に (東京を含む) 日本の首都圏は、ロンドンやバンコクに肩を並べるほどに成長していくべきですね。

それにしても、都市別で見てみると「アジア強し」…ですね!

北海道、東北、関西エリア、四国、九州・沖縄も、もっともっと頑張れっ!

 

 

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