12月になると、ヨーロッパ各地で素敵なクリスマス・マーケットが開催されます。それは、11月最後の日曜日に「ロウソクに火を灯す」ことから始まり。。。
歴史的建造物や美しい街並みが豪華絢爛なイルミネーションに包まれる光景は、日本のクリスマスとはまた一味違う魅力がありますっ☆
今回は、クリスマスの本場ヨーロッパで開催される、華やかで幻想的な「人気のクリスマス・マーケット」を多数紹介したいと思います!
※ 開催期間の多くは11月下旬〜1月上旬。スケジュールの変更も考えられますので、旅行前にご確認ください
ヨーロッパの人気クリスマス・マーケット ☆
🔴 エジンバラ
《続きを読む》エジンバラのマーケットは、本場ドイツから海を渡ってきた屋台が雰囲気を盛り立てています。その賑わいは英国一!新年まで続きます。まるでサンタクロースがプレゼントを運んできたかのように、買い物客たちは珍しい品物の数々に目を輝かすのです☺️
🔴 バーミンガム
《続きを読む》イングランド中部に位置する都市、バーミンガム。ここはドイツのフランクフルトと姉妹都市であることもあって、ドイツ式の「フランクフルト・クリスマス・マーケット」という名前で開催されています。
市内の中心部にあるヴィクトリア広場で開催されており、ドイツのソーセージ等の食べ物から手工芸品等を扱うお店まで、多くのお店が建ち並んでいます。
🔴 ロンドン
《続きを読む》ロンドンでも、多くの場所でクリスマス・マーケットが開催されています!中でも、市内中心部にあるハイド・パークで開催されるものが有名です。
ハイド・パークでは毎年「ウィンター・ワンダーランド」という名前のクリスマスマーケットが開かれ、数多くのお店や移動式遊園地、アイススケートリンクまで設置されています。
🔵 メラーノ
《続きを読む》標高3,000m級の山々に囲まれた北イタリアのメラーノは、夏は避暑地として、冬は温泉保養地として人気のリゾートです。この時期になると、町の中心を流れるパッシリオ川沿いにはいくつもの屋台が並び、まるで絵に描いたようなクリスマスの風景を目にすることができます。
カトリ ック教徒が多いイタリアでは、クリスマスは1年で最も重要な日です。派手すぎず、どこか温かみのあるこのマーケットで、本場のクリスマスを体験してみては☺️
🔵 ローマ
《続きを読む》写真はコロッセオで。さて、イタリアでも毎年恒例行事としてクリスマス・マーケットが開かれます。メルカティーニ・ディ・ナターレと呼ばれるクリスマス市が、イタリアの各地で開催されるのです。
中でも有名なのはローマ・ナヴォーナ広場のマーケット!クリスマスに欠かせないプレセピオ(キリスト生誕を祝う箱庭の飾り)のパーツや、 ツリーの飾りなどが販売され、地元っ子たちで賑わっています。
🔴 ウィーン
《続きを読む》1294年から続くウィーン市庁舎前の伝統的なクリスマス・マーケットは、その鮮やかなライトアップやおとぎ話のような雰囲気から「アドヴェントの魔法」と呼ばれています。
このマーケットの楽しみの一つは、1 から24の数字がふられた市庁舎の窓が、12月1日からクリスマス・イブまで毎日1つずつ開きカウントダウンが行われること。子供たちを対象としたクッキー&キャンドル作りの体験教室や、無料のコンサートが開催されます。また、子供から大人まで皆が一緒に楽しめる企画が数多く用意されています。
🔴 ザルツブルグ
《続きを読む》モーツァルトゆかりの地、ザルツブルグのクリスマス・マーケットは煌びやかなライトアップと美しい音楽が訪れる人を魅了します。ちなみにモーツァルトは25歳までこの街に住んでいました。
ザルツブルグを象徴する大聖堂前のドーム広場と、隣接するレジデンツ広場にまたがるようにして、伝統工芸品や焼き菓子など様々な出店が並びます。さらに、ブラスバンドの演奏やクリスマスキャロルのアンサンブルが会場に華を添えます。
鮮やかなイルミネーションに彩られ、甘い焼き菓子の香りに包まれたマーケットをグリューワイン片手に楽しんでみませんか?
🔵 マーストリヒト
《続きを読む》Magisch Maastricht「マジカル・マーストリヒト」と呼ばれるこのクリスマス・マーケットは、ドイツとベルギーの国境にほど近い、マーストリヒトの中心部、フライトホフ広場で行われます。煌びやかに彩られた敷地には、マーケットともにスケートリンクや巨大な観覧車が出現。
高さ60mの観覧車からは、光に包まれたマーストリヒトの街をパノラマで眺めることができ、ロマンチックな夜を演出します。来たからには、オランダ名物のポッフェルチェスやクロケットを食べずには帰れませんよっ ☆
🔴 ザグレブ
《続きを読む》「クリスマスにクロアチア?」と思われるかもしれませんが、旅行者が選ぶ「ベスト・クリスマスマーケット2016」の第1位に、クロアチア共和国の首都ザグレブが選出されたのです!機会があったらその目で見てみてください。イルミネーションはもちろん、屋外アイススケート場や花火などのイベントも充実していますよ☺️
🔵 チューリッヒ
《続きを読む》ヨーロッパ最大規模の屋内マーケットといわれるチューリヒ中央駅でのクリスマスマーケットは、毎年のべ46万人ほどが訪れるといわれるビックイベントです。
恒例となったシンボルは、スワロフスキーのクリスタル5,000〜6,000個で飾られた高さ15mの巨大ツリー!チューリヒ中央駅の構内には、ホットワインや スイスの伝統料理ラクレットなどの屋台からキャンドルや手作り小物屋まで個性的で楽しい屋台が約160軒も並びます。
🔵 バーゼル
《続きを読む》バーゼルのクリスマスマーケットはスイス最大級です。メインとなるバルフュッサープラッツの広場では、約140軒の明るく照らされた露店や木の家で、スイス全域から集まった露店商、手芸職人、地域団体などが商品を販売し、デモンストレーションを行っています。
日替わりで様々な催し物が行われますが、その中でも人気なのが蝋燭作りです。カラフルな蝋燭や、地域の名産物でもある蜂蜜蝋燭などを作ることができます。お菓子のようにかわいいキャンドル。古き良き時代のクリスマスをそのまま残しています。
🔵 モントルー
《続きを読む》1995年に始まって以来、年を重ねるごとに大きなイベントになってきているモントルーのクリスマスマーケット。
クリスマスが近づくと、町の中心の大通り Grand Rue (グラン・リュー) やレマン湖畔の通りに、約150軒の山小屋風のかわいいお店が並びます。
🔴 イェーテボリ
《続きを読む》スウェーデン西部のイェーテボリ (英語ではゴセンバーグ) にあるリセベリという北欧最大のテーマパークは、この時期になると華やかなクリスマス・マーケットに変貌を遂げます。会場では、本物のトナカイがソリを引いて歩く姿や、焚き火など本場クリスマスならではの風景を目にすることができます。
ちなみに、イェーテボリの石畳・街路・運河の街の雰囲気はアムステルダムに似ています。
芸術品や工芸品を集めたコーナーには、お土産にぴったりのアイテムが揃っています。ポリカグリースと呼ばれる縞模様のキャンディーや、魚の燻製といったスウェーデン名物も味わうことができますよ☺️
🔴 ストックホルム
《続きを読む》1915年から大広場 Stortorget (ストールトリエ) で続いているマーケットには、小さな赤い屋台がたくさん並んでいます。温かい赤ワインのグリュッグ、ジンジャーブレッド、チーズ、キャンディー、工芸品などが売られ、スモークソーセージやトナカイ肉の料理も堪能できます ♡
🔵 プラハ
《続きを読む》世界遺産にもなっている美しい歴史地区の真ん中旧市街広場(Old Town Square )に、クリスマスツリーが飾られクリスマスマーケットが開かれています。
装飾された木製の帽子や小さなクラフト、彫刻品のおもちゃ、ボビンレース、セラミック、ガラス人形、そして、クリスマスの装飾品等を含むチェコの精巧品のありとあらゆるものが売られています。チェコ独特の木工人形やマリオネットの露店など、多くの店舗が軒を連ねていますよ☺️
🔴 コペンハーゲン
《続きを読む》毎年100万もの人々が訪れるクリスマス・シーズンになると、チボリ公園はヤドリ木や妖精の華やかなデコレーションでいっぱいです。園内は11万個の電球で装飾され、多くのアトラクションが催されます。
🔵 アーヘン
《続きを読む》ベルギーやオランダ国境から程近い、ドイツ東部の都市アーヘン。ここで開かれるクリスマス市は、旅行者が選ぶ「ベスト・クリスマスマーケット2016」の第3位に選ばれています。アーヘンでは、世界遺産のアーヘン大聖堂や市庁舎周辺でクリスマスムード満載のマーケットが開かれます。
🔵 ケルン
《続きを読む》世界最大のゴシック様式建築物「ケルン大聖堂」で有名な、ドイツ西部の街ケルンです。圧倒的な存在感のケルン大聖堂の前に、クリスマスらしい赤色の屋根で統一されたクリスマスマーケットが開かれています。
ヨーロッパにはパリのノートルダム大聖堂、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂など数多くの大聖堂がありますが、個人的に一番感動したのはこのケルン大聖堂でした。
ここから少し歩いたところに、ライン川に架かるホーエンツォレルン橋があります。この橋を渡った先から見るケルン大聖堂の風景は必見です!
🔵 ドレスデン
《続きを読む》「エルベのフィレンツェ」と称えられるドイツ東部の古都ドレスデン。ここのクリスマス市はドイツで最も歴史が長く、1434年から続いており、世界最古のクリスマス市…とも言われています。つまり、クリスマスマーケットの発祥です。(フランスのストラスブールが発祥と言う説もあります)。
🔵 ニュルンベルグ
《続きを読む》ドイツ・バイエルン州に位置するニュルンベルグの「クリストキントレス・マルクト」は世界一有名なクリスマスマーケ ットと言われ、毎年200 万人以上の観光客が訪れます。
シンボル的存在でもあるクリストキントは2年に1 度、地元の女性の中から選ばれ、白と金色の華やかな衣装を身にまとい、様々な場に登場します。
ところ狭しと並ぶ屋台も世界最大級。名物のニュルンベルガーソーセージはお忘れなく。 職人の街で造られたクリストキントの置物や、幸運のシンボルと言われるプラム人形も必見です。
🔵 ハンブルク
《続きを読む》ドイツ第2の都市、ハンブルクでは数多くのマ ーケットが開かれます。中でも、市庁舎前のマルクトが最大で、商業性よりもアート性を重視しているのが特徴です。
南チロル地方の手工芸品を始め、数多くの芸術品が並びます。毎週日曜にはクリスマス・パレードが開催され、トナカイや妖精などに仮装した人々が市内を練り歩きます。
マルクトの後は、有名オペラやクラシックコンサートの特別公演を楽しむのも良いかもしれませんね☺️
🔵 フランクフルト
《続きを読む》モダンな都会からは想像できないロマンチックな広場に色鮮やかなイルミネーションが光輝き、毎年300万人もの人々が訪れます。「最も華やかなクリスマスマーケット」とも言われています。フランクフルトのマーケットは、発祥の地ドイツでもトップ・クラスの規模を誇っているのです。
🔵 ベルリン
《続きを読む》ベルリンには12の区があり、それぞれの区で様々なクリスマスマーケットが開催されています。なんと、市内に50以上もあるのです。さらに、アドヴェント・コンサートやカルチャーイベントなど、楽しいイベントがたくさんあるのです。
ベルリンにあるクリスマス・マーケットを全て制覇しようと思ったら、年が明けてしまうかもしれませんね☺️
🔵 ミュンヘン
《続きを読む》ミュンヘンのクリスマスマーケットの中で一番大規模なものは、マリエン広場で14世紀に始まったという伝統的な市「クリストキンドルマルクト」です。
広場には、約2,500個の電球で飾られた30mの巨大なクリスマスツリーが現れ、市庁舎のバルコニーからは毎日コーラス隊によるクリスマス音楽が奏でられます ♪
🔵 ライプツィヒ
《続きを読む》ドイツ東部の都市ライプツィヒ。ここは音楽家バッハのゆかりの地で、ドイツを代表する音楽の街として有名です。
ここのクリスマス・マーケットの歴史は古く、1458年です。歴史が古いだけでなく、規模もドイツ最大級なのです。「旅行者が選ぶヨーロッパのベスト・クリスマス・マーケット」では上位にランクインしています!
🔵 ローテンブルク・オプ・デア・タウバー
《続きを読む》何とも長い都市名ですが、ここはドイツ南部のバイエルン州に位置する街です。フランクフルトから電車で2時間のところにある小さな都市。ロマンチック街道沿いに位置し、木組みの家と石畳の路地があり、昔ながらのヨーロッパの都市が息づいています。
中世さながらの旧市街がとても有名な観光地で、毎年多くの観光客で賑わっています。クリスマスの朗読、ホテルの特別アレンジメント、子供のための「魔女の家」や「小学生の明かり行列」といったプログラムが用意されています。
クリスマスの時期になると美しい町並みが白銀の世界に変身し、おとぎの国のような光景が広がります。クリスマスマーケットは市庁舎と聖ヤコブ教会の間などで行われます。
🔴 ブダペスト
《続きを読む》ブダペストで最も規模の大きいクリスマスマーケットは、市中心部ヴルシュマルティ広場 (Vörösmarty tér) で開催されます。国立オペラハウスでは、連日「くるみ割り人形」の演目に人々が賑わい、教会や聖堂では連日コンサートが催され。。。
キャンドルやハニーケーキ、手作りにこだわった伝統的なオーナメントや刺繍などの民芸品、ホットワインやトランシルバニアのおやつ、巻き焼きパンなどを販売する店が100店以上も軒を連ねているのです。
🔵 コルマール
《続きを読む》どことなくドイツらしさを残しつつも、フランスの華やかさもあるアルザス独特の雰囲気。一番輝きを放つのがクリスマスシーズンです。美しいイルミネーションと可愛らしいデコレーションに彩られます。
街並みも美しく、各マーケットは趣向を凝らしています。古い木組みの家々が建ち並び、中世・ルネッサンスの雰囲気が残る旧市街が魅力的な街です。こちらも、ヨーロッパの「ベスト・クリスマスマーケット」上位にランクイン!
🔵 ストラスブール
《続きを読む》かつてはドイツ領だったストラスブール。フランスでは「ストラスブールのクリスマスマーケットが最大級」と言われるのですが、アルザス地方だけでも120の町村でクリスマスマーケットが行われるそうです。
ちなみに、2年連続で「ヨーロッパでベストのクリスマス・マーケット」を受賞しています!
ストラスブールといえば、寒い12月でなくとも見どころ満載の素敵な都市です。あの、王太子妃マリーアントワネットともゆかりの深い土地です。
クリスマスツリー発祥の地としても知られるフラン ス、アルザス地方のマルシェ・ド・ノエル (フランスではクリスマスマーケットのことをこう呼びます) 。 1570年から続くフランス最古のクリスマス・マーケットです。
伝統的なクリスマス雑貨、かわいい飾付けグッズ、アルザス地方のスイーツや特産グルメも充実しています。伝統工芸品やアルザスワイン、ブレデレと呼ばれる特産のビスケットを楽しむことができます。
🔴 ブリュッセル
《続きを読む》ベルギーの首都ブリュッセルのクリスマスマーケットは、巨大なクリスマスツリー、観覧車、メリーゴーランド、屋外アイススケート場などのアトラクションも豊富で、毎年多くの観光客で賑わいます。ベルギーで、最大規模のクリスマスマーケット。
グランプラスでは、音楽に合わせて光のショーが行われ、とても華やかです。美しいイルミネーションも楽しめます。中でも見どころは、キリストが馬小屋で生まれた場面を再現した “クレッシュ” です。かなり大きなクレッシュが作られ、中には本物の羊も。
🔴 ブルージュ
《続きを読む》毎年マルクト広場とシモン・ステファン広場の2ヶ所で開催されるクリスマスマーケットでは、クリスマスのオーナメントなどの飾り物を各クリスマスデコレーションで飾られた屋台で購入することができます。
そして、300トンの氷と400トンの雪を使い、世界中から集まった彫刻家たちが幻想的な景色を作り出すのです。
🔴 ルーヴェン
《続きを読む》ベルギーの首都、ブリュッセルから列車で20分ほどに位置するルーヴェンは学生で活気溢れる街です。旧市街の中心に位置するラデウズ広場と、ヘルベルト・ホーフェルト広場には約140もの屋台が立ち並び、毎年数十万人もの人々が訪れます。
伝統的な木製のクリスマス雑貨や、スペキュロスと呼ばれるお菓子など、ベルギー独自のクリスマスを満喫することができます。ビール好きはアルトワ醸造所のクリスマス限定ツアーに参加してみては😁
🔵 ヴロツワフ
《続きを読む》古くから交易・金融業で知られるヴロツワフの町では、毎年この時期になると、伝統のお菓子やオーナメンツはもちろん、手作りの石鹸や皮・ウール製品を扱うお店など、様々な屋台が軒を連ねます。
ここでしか味わうことのできないオスチペク(羊のミルクから作られたスモークチーズ)や、ハンガリーやリトアニアといった近隣諸国の郷土料理を楽しむこともできます。冷えた身体を温めるにはグジャニエッツと呼ばれるホットワインがおすすめです。
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ヨーロッパのクリスマスは本当に雰囲気があります!中でもドイツは「クリスマスマーケット大国」です。
「一度くらいはヨーロッパでクリスマスを過ごしてみたい」と思っても、ネックは「なかなか取れない休暇」と「高騰する旅行費」でしょうか・・・。
ただ、早いところでは11月中旬頃にはクリスマスマーケットが開催される地域もあります。少し早めの比較的安い時期を狙って、ちょっと早めのクリスマス気分を味わうのも良いかもしれませんね ♡
それでは、メリークリスマス☆