2016年5月…パリ発カイロ行きのエジプト航空機が墜落しました。さらに、羽田空港から離陸滑走中の大韓航空機が出火。。。
2018年10月にはインドネシアのLCC ライオン航空が墜落。。。
科学技術は日進月歩で進化し続けているはずなのに、近年、飛行機事故はなくなるどころか目立ってきているようにも感じられます。
いったいなぜ?
理由は
・機体や各パーツの老朽化
・コスト削減に伴う整備不足
・テロ行為の増加
などいろいろありますが…
我々利用者にはどうすることもできません。ただ、神に祈り運を天に任せるのみ…
それでも、(確率の問題で) 特に危険だな〜と思える航空会社は避けて通るべきでしょう。そこでここでは、2015〜2017年度の実績結果をもとに、各航空会社の安全度格付けを見てまいりましょう。
2016年度の簡単なデータ
・2016年に飛行機が運んだ乗客数はおよそ36億人
・16件の事故、560名の犠牲者が出た
・事故に遭う確率は0.000015% (×年間で飛行機に乗る回数)
安全な航空会社ベスト10 ☆
1位:カンタス航空
2位:フィンランド航空
3位:ニュージーランド航空
4位:TAP ポルトガル航空
5位:キャセイパシフィック航空
6位:全日空
7位:エア・ベルリン(ドイツ)
8位:ヴァージン・アトランティック
9位:エミレーツ航空
10位:トランスアエロ航空(ロシア)
一方で…
危険な航空会社ワースト10 ★
(本記事のワースト・ランキングはズバリここですっ!!!)
1位: TAM航空(ブラジル)
2位: チャイナエアライン(台湾)
3位: ゴル航空(ブラジル)
4位: サウジアラビア航空
5位: ガルーダ・インドネシア航空
6位: 大韓航空(韓国)
7位: トルコ航空
8位: タイ国際航空
9位: フィリピン航空
10位: スカイウエスト(オーストラリア)

※ 他にも、、、例を挙げたらキリがありませんが、以下のような航空会社も「危険」とされています
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で、結局…
世界で一番危険な航空会社は?
上記のワースト・ランキングからすると、現在、「世界で一番危険な航空会社」はブラジルのTAM航空のようです。
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おまけ:安全なLCC航空会社 TOP10 ☆
※ 残念ながら、このランキングに日本のLCC会社は入ってきていません
- Aer Lingus
- Flybe
- HK Express
- Jetblue
- Jetstar Australia
- Thomas Cook
- TUI Fly
- Virgin America
- Volaris
- Westjet
※ 日本に就航しているLCCはHK Express (香港エクスプレス) のみ

実際、タイの航空会社はどうなの!?
アメリカの評価基準も参考に!
アメリカには、1992年から導入している「International Aviation Safety Assessment(IASA)Program」というものがあり、この独自の「国・地域を評価する」2段階基準により、就航の安全性をカテゴリー分けしています。
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おわりに ☆
全航空会社の格付け一覧 ★
「AirlineRatings.com」の具体的な格付けのリストです。
・「7」が最高(安全)
・「1」が最悪(危険)
・「ー」は評価停止中か新規
※ 以下の評価付けにも、納得のいかない点が多いのではないでしょうか
※ 要は、評価・ランク付けなどというものは誰かの主観が大いに働いているということ
※ だって、上述したTAM航空 (ワースト1位と評価された) がここでは高評価を受けているのですから…
もう、何がなんだかよくわからなくなってしまいましたね。
(以下、本当に長〜〜〜いですよぉ〜)
(「危険」な航空会社から、下に行けば行くほど「安全」な航空会社となっています)↓