夏休みの海外旅行の計画をあれこれ考える時期となりました。海外での急な病気や怪我、盗難などのトラブルに備え、「海外旅行保険」に加入する人も多いことでしょう。
そこで今回は、近年の「海外旅行保険」動向について考えてみたいと思います。
そもそも
「海外旅行保険」とは
渡航先での病気や怪我の治療費などに備える保険です。他人に怪我を負わせてしまったり、他人の物を壊した場合の賠償責任、カメラや衣類などの携行品の破損・盗難なども補償されたりします。
また、飛行機の遅延・欠航により負担した宿泊費や食事代、飛行機に預けた荷物が行方不明になった場合の身の回り品の購入費、旅行で留守中に家族が事故で危篤になるなど、急いで帰国しなければならない時の費用などを補償するプランもあります。
安心して海外旅行を楽しむため、不測の事態に備えるため、「海外旅行保険」には加入しておきましょうね。
自由に設計できる
インターネットで契約できる商品の中には店頭販売の半値ほど…で負担の少ないものも!
例えば、余計な補償をカットして、病気と怪我の治療のみの保険にすれば随分安くすることができます。死亡補償や物損賠償責任、盗難補償などは敢えて付けなくても良いのです。
全てオプションで自由に設計できるオーダーメイド型商品。これに限りますね!
細分化されている近年の「海外旅行保険」
補償内容の他にも、「年齢」や「旅行先」などによって保険料金が変わってきています。例えば、比較的危険度の少ない渡航先であれば保険料が安くなったりします。
他の条件が同じなら、韓国や台湾が一番安い!
スマホで
契約者向けのアプリがあり、病気や怪我で治療する際に必要な体の部位や症状などを表す言葉を、日本語から英語、中国語、韓国語などに翻訳してくれるサービスもあります。
これだと、スマホの画面を医師に見せるだけで症状を伝えることができますので、語学力に自信のない方でも安心ですね。
また、「海外旅行保険」は直前に加入する人が多いため、いつも持ち歩いているスマホで簡単に契約できることもインターネット契約型商品に追い風のようです。
忙しい方であれば、空港に向かう途中で加入することだってできますし、出発後いつでも補償内容を確認できます。
併せて、テロや感染症の情報なども瞬時に見ることができるんですよ。
おわりに
クレジットカードの中には「海外旅行保険」が付いているものもありますが、いざという時、これだけでは治療費などを十分にカバーしきれない場合があります。
やはり、万一に備えて、保険未加入で渡航…ということだけは避けてくださいね。
実は私自身、過去に何度か「保険に入ってて本当に良かったなぁ」と実感したことがありまして…
・バーで瓶ビールを立ち飲みしていた際、後ろから外国人にぶつかられ前歯欠損 ⇨「保険」利用
・インドで下痢ピーピーになり入院点滴するハメに ⇨「保険」適用
そして、
凶悪犯罪グループに遭遇し大金を奪われてしまったこともあるのですが、その際にも「保険」のおかげで被害額は全額戻ってきました (^ ^)
だから
保険は絶対に加入しておくべきなんです!
もちろん、無駄をなくし安い保険を選ぶことは大切ですが、ケチって未加入で渡航し、、、
極度の下痢でもがき苦しむ…
骨折して動くことができない…
風邪をこじらせ高熱で瀕死の状態…
なんてことがないとも限りません。「困ったなぁ。全額実費負担かぁ。仕方ない、我慢しよう。」…なんてことにならないためにも、
スリや置き引きに遭って泣きっ面に蜂状態にならないためにも、
保険は絶対に加入しておきましょうね!
Keep something for a rainy day.
備えあれば憂いなし