日本を離れ、異国の地を訪ねれば、そこには見るもの聞くもの初めての事ばかり。刺激に満ちた海外旅行は本当に胸の踊る体験の連続です。
しかし、楽しいことばかりでもありません。気候の変化や慣れない食べ物で体調が崩れてしまうことも珍しくありません。
法務省入国管理局「日本人出国者数」によれば、2015年の日本人海外旅行者数は1,621万人でした。その旅行先はアメリカ本土、韓国、中国、ハワイ州、台湾がベスト5となっています。
ここでは、安心・安全な旅行をしていただくために必要な準備と旅行中の健康管理について紹介します。準備はできるだけ万全にして、思う存分旅を満喫しましょう!
海外で大きな病気にかからないために、旅行前から準備しておけることはたくさんあります。危険な地域へ行く場合には予防接種を受けるでしょうが、それ以外にも、
- 事前に歯医者にかかっておく
- (持病のある方は) 英文カルテを作成してもらう
などができますね。
ほかにも、
使い慣れている風邪薬・胃薬・鎮痛剤・整腸剤などは持参して行くと良いでしょう。
気候や食べ物のほか、あらゆるものが日本とは異なる海外です。予想もつかぬ要因から体調を崩してしまうこともあるはずです。
・時差ボケの対策として、生活のリズムを整え、朝の光をしっかり浴びるよう心がけましょう
・バランスの良い適度な食事を摂り、水道水で洗った生野菜や切り売りのフルーツなどに注意しましょう
・冷暖房など、温度差で体調を崩してしまいます
・脱水症状にならぬよう、水分補給はこまめに行いましょう
海外旅行の際、飛行機内で多くの人が行なっている健康管理法としては、「靴からスリッパに履き替える」「こまめに水分を補給する」「適度にストレッチをする」などがあります。
エコノミークラス症候群(旅行者血栓症)が怖いですからね!
若い頃はついつい無理をしすぎてしまいますが、海外旅行においてはけっして無理はせず、余裕をもったスケジュールを組んで行動するようにしましょう!
有名観光地を飛び回るだけの忙しい旅はもってのほか!!現地民のごとく、のんびり過ごす大人の旅を楽しむべし、です。
夜遊びもほどほどに!
時差や環境変化で疲れが溜まりやすく無茶をしがちな海外旅行では、とにかく無理をしないことが大事なんです!
健康を維持してこそ、楽しい旅行を継続させていくことができるんです。個人旅行好きな皆さんはそのことをよく知っていますよね。
- 常備薬
- ビタミン剤などのサプリメント
- 緑茶や醤油、ドライ味噌汁などの日本食品
- 機内グッズ(マスク、ネックピロー、耳栓)
- 携帯用加湿器
- 睡眠導入剤
- スポーツドリンクの粉末
- 運動靴
- マスク
海外旅行ではとにかく健康管理が大切です。中でも気をつけたいのは足のケガ。
古釘がビーチサンダルを突き破って足に刺さり、小さなケガだと思って放っておいたら破傷風にかかって亡くなった人だっているんです!
靴擦れが原因で最近に感染したという人もいます。特に衛生状態の悪い国では小さなケガが命取りになることもあるのです。
とにかく、どんな小さなケガでも放置せず、消毒するなど適切に対処することが大切!万全の注意を心がけましょう!
そして、
渡航先の伝染病情報はしっかり入手してから出発しましょうね!
船酔いを防ぐには、とにかく早く眠ってしまうのが一番です!それが無理なら、アルコールを少し飲むのもいい方法です。お酒を飲むことで眠気を誘えるので、船酔いになってしまった後でも、眠れば随分楽になります。
ただし、体調の優れない人やお酒に弱い人にとっては逆効果になる場合もありますので気をつけてください。
楽しい楽しい海外旅行でケガや病気に泣かされないために、上述してきた予防・対策を行うことは当然大事なのですが、手洗い・うがいなど健康管理の基本を怠らないことが一番ではないでしょうか。
あとは、
例えば「フルーツの王様ドリアンとお酒は一緒に摂るな」といったその土地ならではの “あるあるネタ” はしっかり仕入れておきましょうね!
ん?
なぜお酒を飲みながらドリアンを食べたらダメかって?
それはですね、このキング・オブ・フルーツはお酒との相性がとんでもなく悪いからなんです。この2つがお腹の中で混ざり合うと、
急激に発酵し → お腹が膨張してしまいます
最悪の場合、「死」に至ってしまうのです…
絶対にやめましょう!!!