ネットの掲示板や日本を紹介するテレビ番組が普及したことにより、タイの人々は日本旅行前にグッドな情報を得てから観光やグルメなどを楽しむ傾向にあります。
現在タイでは、テレビや雑誌で日本の観光スポットを紹介しない日はないほど日本旅行が大ブームとなっているのです。
日本旅行ブーム ♡
2012年にタイ国際航空がバンコク→札幌直行便を就航させて以来、タイ人にとって憧れの雪、つまり、札幌雪祭りが身近になったのをきっかけに、日本旅行のブームが巻き起こりました。
翌2013年には2週間滞在のビザが免除となり、「日本の海鮮料理は本当に美味しい!」「大自然がきれいだなー」「日本人は親切で温かいよ」などと評判が評判を呼び、年々、日本観光客は急増し続けているのです。
《タイ人訪日人数》
2012年・・・28万人
2013年・・・48万人
2014年・・・68万人
以前は厳し〜いビザの審査を通過せねばならず、ほとんどが旅行代理店のパッケージツアーに申し込んでやって来るしかありませんでした。
今では、ビザが免除になったことで個人旅行者が急増し、東京などの大都市では外国人向けのゲストハウス (簡易宿泊施設) がよく利用されています。
マニアックなリピーターも ☆
タイ人の日本旅行は、定番の観光地を巡ったりショッピング&食事を満喫する以外にも、様々な方向に目が向けられています。
タイ人はまだ誰も行ったことがないであろう飲食店や、映画やドラマのロケ地になった場所、立ち飲み居酒屋、昭和レトロ感のある商店街など。
中には、自身で開拓しようとする探検家までいるようです。
「単なる観光ではなく、本当に日本らしいスポットを巡るのが好きなんだ!」
「タイにはないものを体験しまくりたいんだよ」
そんな、普通の外国人観光客は行かないような場所には英語のメニューや案内板がないので苦労するそうですが、それもまた楽しみの一つなのだといいます。
まとめ ☆
マニアックなスポットを探すリピーターとは、まさにタイや韓国などに行った時の私そのものなのですが…
現在、日本大好きなタイ人たちは日本のマニアックな場所を求め続けているようです。日本人にとっては何の変哲もない本当に普通の場所でもいいんです。
彼らには面白くミステリアスに思える場所や文化が日本にはたくさんあるのです。
これまでは日本人しか来なかったようなお店にも、タイ人がチラホラ…
もしかしたらあなたの町やお家にも、タイ人旅行者がふらっと立ち寄る…なんてことも。来たるべきその時に備えて、挨拶程度のタイ語と日常会話レベルの英語を勉強しておいた方が良いかもしれませんね。
そして、あなた自身にもそんなマニアックな旅人になってもらいたいものです。そこに、あなたにとっての幸せの扉が開かれているのかもしれないのですから (^-^)
Don’t part with your illusions. When they are gone you may still exist, but you have ceased to live.
夢を捨ててはいけない。夢がなくても、この世にとどまることはできる。しかし、そんな君はもう生きることをやめてしまったのだ。
( マーク・トウェイン )