「海外で働きたいです!」
「でも自分にはムリだろうなぁ〜」
そんな声をよく聞くのですが、けっして夢物語ではありませんよ。
そこで今回は、具体的に資格も社会人経験もない新卒でも海外就職できる5つの方法を紹介しておきましょう。
★ 個人事業主・フリーランサーとして海外で働く
一番手っ取り早いのは、フリーランサーとして海外で働くことでしょう。
☆ フリーランサーのメリット
仕事の依頼さえあれば、企業に属さなくても海外で働くことができます。フリーランサーには特別な資格や社会人経験は必要ありませんし、勤務体制も自由!アジア、中南米、アフリカ、ヨーロッパなど世界中を旅しながら働くことだってできるのです!
☆ フリーランサーのデメリット
ただし、相当高度な専門性がないと仕事の依頼はこないでしょう。また、専門性を持っていたとしても、「営業能力」がないと仕事はこない。。。しかも、安定はしていませんし、個人だからと言う理由で仕事を断られることだってあるのです。
まあ、正直デメリットが多いので、よっぽど能力が高く無計画に生きたい人以外には、オススメできかねます。。。
★ 青年海外協力隊になる
「とりあえず海外で働いてみたい!」「社会の役に立ちたい!」という人には、JICAボランティアの青年海外協力隊をおすすめしたいと思います。
☆ 青年海外協力隊のメリット
新卒でも応募できますし、特別な資格がなくても合格可能です。語学力を身につけるチャンスでもありますし、国際協力の経験も積めます。そして、2年間無料で海外で生活ができて、200万円以上の給料までもらえるのです!公用旅券という特別なパスポートもありますし、JICAからは手厚い保証あり!
☆ 青年海外協力隊のデメリット
「派遣される国」は第三希望まで提出できますが、その希望が通るかどうかはわかりません。なので、スペイン語圏で働きたいと思って受験しても、中央アジアのウズベキスタンに派遣されることだってあるのです。
また、「海外で働いた」という経験は積めますが、企業が求める「職務経験」になるかは微妙…事実、帰国してから就職できず、フリーターやニートになる人も少なくありません。
★ 日本の企業に就職して駐在員になる
将来のことも考えて、一番オススメの「海外で働く方法」は、日本の企業に就職して駐在員になることでしょう。
☆ 日本企業の駐在員のメリット
給料が高く、仕事が安定していて、社会保障も万全なことは大きなメリットです。高級マンションに住み、メイドさんやお抱え運転手がいて、現地でリッチな生活が送れます。
☆ 日本企業の駐在員のデメリット
ただし、3年くらいで日本本社に呼び戻されることも多く、第一希望が「海外で働くこと」という人には向いていないかもしれませんね。そもそも、駐在員の枠は少ないので、入社したての新入社員が行ける可能性はほぼゼロ…
「安定志向だけど少しだけ海外で働く気分を味わいたい」人には駐在員が向いているでしょう。
★ 外国の企業に自分でアポを取り現地採用してもらう
私も経験ありますし、海外の旅行会社や貿易業の会社に就職する新卒の日本人も案外いるようです。
☆ 現地採用のメリット
現地採用のメリットは、現地人と一緒に思いっきり働けること。これぞ海外就職の醍醐味でしょう!現地採用ならば自分で働きたい国や職種を選べますし、転職だって自由!この方法が一番、海外で働いている感覚を味わえるのではないでしょうか。
☆ 現地採用のデメリット
ただし、給料は現地人と同じ水準になりますので、発展途上国の場合には月給2万円から10万円程度…また、語学能力が高くないと雇ってもらえませんし、就労ビザの問題も大きいでしょう。
「俺は今、海外で働いているぞ〜!」という感覚を本気で味わいたい人にはオススメですが、現地人や現地在留邦人に騙される人も多いので気を付けましょう。
★ 求人サイトを利用して就活する
リクルートエージェントやWorking Abroadなどの「無料の海外就職向け求人サイト」を利用して就活するのも一つの手です。
☆ 求人サイトのメリット
求人サイトを利用すれば、日本にいながら世界中の求人を探すことができます。仲介業者を通すことで、ヤバい詐欺企業に騙されるリスクは減るでしょう。日本人を採用したいと思っている企業なので、労働条件も良いことが多いです。
☆ 求人サイトのデメリット
一方で、ある程度のハイスペックでないと採用されません。また、海外にある小さいけれど面白い会社はこの方法では見つかりません。
なので、自分のスキルに自信があり、手間を省いて就活したい人には向いているでしょう。
参考までに…
海外で働きたい人にピッタリな転職サイトをいくつか紹介しておきましょう。
海外で働きたい人におすすめの転職サイト
(他にもまだまだありますよ)
オランダに海外移住しませんか?
労働許可なしで就労できるオランダを海外移住先に選ぶってどうですか?
日本人(家族も含む)は、オランダ国内で働こうとする場合、滞在日数に関わらず「労働許可」を取得する必要がなくなりました。
オランダといえば「葉っぱ」や「売春」のイメージが強いかもしれませんが、とっても素敵な街なんですよ。
- 新鮮な魚や野菜・豊富な乳製品
- 他国への容易なアクセス
- 厳しい冬でも環境は快適
参考までに
起業家またはフリーランスとしてオランダの商工会議所に登録、ビジネス用の銀行口座の作成、口座に4,500ユーロを入金、すると在留許可の申請が出来るそうです。
おわりに ☆
アジア圏で、もっとも緩い条件でロングステイ用のビザが取得できるのはフィリピンです。申請に必要な資金は2万ドル。1ドル100円計算だと200万円を銀行に預けなくてはいけません。
今、中高年の移住地として人気No.1のマレーシアなら、年齢によりますが、850万から1250万円くらいが資金として必要です。
オランダ→4,500ユーロ。約52万円也。
もちろん、その他にコストがかかるかもしれませんし、ビザの種類や対象者が異なるので、公正な比較ではありませんが、「オランダはハードルの低い移住国」として頭の片隅に置いておきましょう。
それでは
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