カンボジアで銀行口座を開設するメリット



戦争や貧困のイメージが強いカンボジアですが、この国では旅行者も、現地の普通預金口座と (超高金利が魅力の) 定期預金口座を開設することが可能です。

もちろん、現地にマンションやアパートを借りる必要もなく、旅行のついでに銀行口座を手にすることができるのです。

 

「将来、円安になるだろう」と予想するのであれば、今のうちに資産の一部を外貨に換えて “分散” させておくのも一つの手です。

ちなみに、超低金利時代と言われる日本で定期預金口座を開設しても、得られる金利はスズメの涙ほど (国内銀行預金での効果的な資産運用は不可能)。

 

そんな中、「年利6%の定期預金がある!」と聞いたらあなたはどうしますか?年利6%と言えば、預けた元本が10年でほぼ倍になる計算です (税金などは考慮せず)。

海外の銀行 (この記事ではカンボジアを紹介) では、資金需要が旺盛だという理由で高金利の銀行もあるのです。5%を超える金利はけっして珍しくはありません。

 

カンボジアの通貨は事実上米ドルです。旅行者でも口座が持てるカンボジアでの資産運用は、初心者にもハードルが低そうですよ。

 

 

旅行者でも定期預金口座が開設可能

急速にインフラ整備が進むカンボジアにあって、首都プノンペンの発展ぶりは別格です。市内には高層ビルや外国資本のカフェなどが建ち並び、バンコクなどの「フツーの東南アジアの街」と変わらないレベルにまで成長してきています。きっと、泥臭いアジアを求めて訪れたら拍子抜けすることでしょう。

さて、そのカンボジア。現地通貨は「リエル」ですが、実際に使われているお金は米ドル紙幣が主です。リエルはコイン代わりに使われているだけ。

 

そんな「お金」に関してゆるーい感じのカンボジアでは、非居住者 (旅行者) による預金口座の開設は原則自由で、マネーロンダリング規制以外の制限はありません。

カンボジア以外でも、(観光ビザによる入国でも) 必要書類が揃っていれば口座開設を認める銀行もありますが、、、

そもそもカンボジアには「入国時に自己申告でビジネスビザが取れる」という凄いルールがあります。つまり、カンボジアにおけるビザの取得で頭を悩ます必要は全くないのです。

 

 

カンボジアの預金金利はどれくらい?

銀行により異なりますが、1年契約の定期預金で5%ほどの金利が設定されています(1018年現在)。中には10%金利の定期預金もあります。

米ドル建ての普通預金金利は0.75%と普通の水準ですが、定期預金は凄いんです!例えば、6カ月定期で3.50%、1年で4.75%、2年で5.50%…

 

さらに、現地通貨のリエル建てなら2年定期で8%! 10年も置いておけば預金は倍増します。もっとも非居住者の定期預金の利息には14%の課税がなされますが、利率が凄いのでさほど気になりません。

「リエル建てはリスクがあって怖い」という人は、米ドル建てで様子を見るのが良いでしょう。

 

 

カンボジアで口座開設のメリット

この、日本とは比べ物にならない金利の良さがカンボジアで口座開設をする最大のメリットと言えるでしょう。

100万円も預けておけば、1年に1度利息でアジア旅行ができてしまいます。FXと違い、全額を現金で預けなければなりませんが、アジアでの資産運用として、入門編として始めてみてはいかがでしょうか。

 

基軸通貨の米ドル口座を開設できるのもカンボジアで銀行口座開設をする大きな魅力の一つです。まだまだ発展途上のカンボジアですが、近年の発展状況は目覚ましく、最も勢いのある国の一つと言えるでしょう。

また最近ではインターネットバンクやキャッシュカードに付帯するデビッドカード機能なども充実しており、日本国内に在住していたとしても不便を感じず口座管理できる環境が整いつつあります。

 

 

おすすめの銀行は?

カンボジアには多くの銀行がありますが、預金者保護の法律やシステムがしっかりと整っていないため、信頼のおける銀行選びが大切です。

以下にオススメの銀行を紹介しておきますので参考になさってください。

 


★  ACLEDA Bank(エーシーリーダー銀行)

アクレダと言う人もいますが、正式にはエーシーリーダー銀行です。カンボジアで最大手銀行といえばやはりここ、ACLEDA Bankです。三井住友銀行とも提携しており安心感も抜群です。

資本金額だけでなく、店舗数や利用者数も最大規模で、他銀行が店舗を展開していない地域にも支店を構えています。2年定期で5.5% (5年で7%) ほど。

 

株主に日本の銀行も名を連ねており、欧米系の人材が経営陣に入っており、グローバルな舵取りを行っている印象を受けます。不良債権比率も大変低く、健全経営を貫いている銀行です。

高金利はリスクの現れです。銀行に預金を預けない国民性により必然的に金利が高くなっています。エーシーリーダー銀行は、リスクを管理できる人にはおすすめできる高金利な海外銀行といえるでしょう。

 

 ACLEDA BANKで口座開設する場合、パスポートのほかに居住証明書や就労ビザ、労働許可証などの提示を求められる場合があります。近年は現地勤務の人のみに厳格化され、ほぼ外国人は口座開設できなくなりました。

 


☆  Phnom Penh Commercial Bank  (プノンペン商業銀行)

それほど大きい銀行ではありませんが、日本人が一番利用しやすいのはこの銀行ではないでしょうか。なぜなら、カンボジアの銀行で唯一日本人デスクを用意しており、日本語で対応してもらえるからです (本店にて)。

銀行の公式ホームページも日本語完備と日本人にとっては非常に利用しやすい銀行と言えるでしょう。また、非在住者の口座開設を念頭に置いたサービスがあり、各種手続きに必要な書類が少ないのも特徴の一つです。

 

いずれ変更の可能性もあるかもしれませんが、現時点ではパスポートの提示のみで口座開設ができます。移住したばかりでも簡単に手続きできるのがありがたいですね。

2年定期で5.5%ほど。

 


★  CANADIA BANK  (カナディア銀行)

カナディア銀行も本店はプノンペンにあります。三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行とも提携しているため、安心できる銀行として日本人からも支持を得ています。

残念ながら日本語対応の窓口や日本語ホームページなどはありませんが、2018年現在、パスポートとビザ(観光査証可)のみで開設することができます。

定期預金の金利は、2年定期で5.5%ほどとプノンペン商業銀行に比べると若干見劣りしますが、日本のキャッシュカードが使えるATMを構えた店舗もあり、使い勝手の良い銀行のひとつです。

 

 

デメリットは?

 
🔴  ペイオフが効かないかも

世界的なメガバンクではないので、万が一銀行が破綻でもすれば、お金は1円も戻ってこない…かもしれません。


🔴  旅費が高くつく

数百万円単位で預金すれば、カンボジアまでの旅費くらいは金利で元が取れますが、そもそもカンボジア旅行に興味がない方であれば、現地に行く意味がありません。利子でもうけたはずのお金が旅費で赤字になってしまっては本末転倒ですね。


🔴  利息は課税対象となります

非居住者には利息分の14%が税金として引かれます。なので、年利が6%だったとしても、実質的な年利率は5%ほどになります。

 

 

まとめ

今後、大きな経済成長が予想されるカンボジア。為替リスクはありますが、日本では考えられないような超高金利を受け取ることが可能です。資産運用をお考えなら旅行のついでにカンボジアでの定期預金口座開設を検討してみてはいかがでしょうか?

ただし、海外の定期預金口座の場合は原則「途中解約」ができません。どうしても解約しないといけない場合には解約手数料がかかります。また、口座維持管理料(手数料)も必要になってきます (銀行によって異なる) ので、事前に確認しておきましょう。

 

中には、日本国内にいる状態で口座開設できる (海外の) 銀行もあります。パスポートのコピーと必要な書類のみで作ることが出来るのでとても便利です。銀行によって条件や特徴がそれぞれ異なりますので、海外に銀行口座を持つのであれば、(あなたにとって) 少しでもお得な銀行を選んでみてください。

 

それでは☺️

 

 

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