ラオスの首都ビエンチャンを1日観光で満喫!



「世界一何もない首都」などと揶揄されることもあるラオスの首都ビエンチャンですが、確かに、隣接するタイ・ベトナム・カンボジアなどと比べると (観光において) マイナーな印象はぬぐい切れません。

しかしながら、街のすぐ近くに国際空港があり、「のんびりと過ごせる」小さな街っぷりが長期滞在型のバックパッカーたちに大人気!

 

そんなビエンチャンの魅力は

  1. のんびりできる
  2. 物価が安い
  3. 少しフランスっぽい

といったところでしょうか。

 

一国の首都でありながら人口はおよそ80万人。少ないですねー。しかも、「世界遺産」や「高層ビル街」、「高級百貨店」や「大型免税店」といったものは一切ありません。

マクドナルドやスターバックスといったお店もなく、首都とは思えないほどの小さな街でのんびりムードが漂っています。

 

そんなビエンチャンを1日で周る場合の「おすすめ観光スポット」を以下にまとめてみました。時間のない短期旅行者の参考になれば幸いです。

(ビエンチャン観光は、レンタル自転車で1日あれば全部見て回ることができます)

 

 

ワット (寺院) 巡り

ビエンチャンでは、仏教国ならではの美しいワット (寺院) を見ることができます。地下鉄 & トラムはありませんが、観光客は少なめでゆっくりと過ごすことができるので、トゥクトゥクやソンテウ (乗合タクシー) 、あるいはレンタル自転車を利用して、穴場のスポットを巡ってみましょう!

敬虔な仏教徒が多く広く信仰されているため、街の中心地を歩いて回るだけでもたくさんのワットに出会うことができます。

 

例えば、

16世紀、ルアンパバーン  → ビエンチャンへの遷都に際し、国家鎮護のために造られた「タートルアン寺院」
タートルアン寺院近くにある寝仏「Vat that Khao」
ラオス最古のお寺「ワット・シーサケット」
伝説の女性シーが眠る、参拝客に一番人気の「ワット・シームアン」

などなど。

 

 

 

その他の観光スポット

ビエンチャンにはワット (寺院) 以外にも見ておくべきスポットがいくつかあります。

 

例えば

パリの凱旋門を模して造られた「勝利の門」パトゥーサイ!周りの南国風の木々がいい雰囲気を醸し出しています!上階からは素晴らしい景色を見ることもできます。
大小様々な仏像が立ち並んでいる面白い公園「ブッダ・パーク」
メコン川は国境にあたり、対岸はタイです。川沿いにはカフェやレストランも。
メコン川沿いは夜になるとナイトマーケットで賑やかに!

など。

 

 

 

早起きして托鉢を見に行く

僧侶による托鉢の光景
 
早起きして托鉢を見に行くのもオススメ!托鉢と言えば世界遺産の街ルアンパバーンのものが有名ですが、ここビエンチャンでも早朝5時頃に行われています。

大きめのワットの近くの歩道では、お供え物のもち米やお菓子を手に、托鉢の僧侶を待つ人たちが座っています。そんな地元の人に混ざって、観光客でも喜捨ができます。見学だけの場合は少し離れた場所から、僧侶たちの邪魔にならないよう注意しましょう。

 

 

 

マッサージ天国

物価の安いビエンチャンはまさにマッサージ天国!高級ホテルのエステからアジアンリゾート感溢れる一軒家スパ、ゲストハウス街のタイ式マッサージ屋さんまで、バラエティに富んだマッサージを選択し堪能することができます。

ビエンチャンのフットマッサージは、比較的ソフトタッチで痛くないものが多いようです。中級ランク以上の店ならば、フットバスつきのアロマオイルマッサージでリラックスできるでしょう。

 

 

 

ショッピングも楽しもう!

ビエンチャンのお土産として人気なのは織物。伝統的な柄の布だけでなく、外国人観光客をターゲットにしたおしゃれな巻物類もあります。ナイトマーケットに並ぶ手頃なものから、工房見学もできる高級店のものなど、価格や品質も様々。好みのものを探してみましょう。
 


 

また、東南アジアなので南国フルーツも豊富です!
 

 

 

 

おわりに

ラオスの首都・ビエンチャンは、世界遺産の町ルアンパバーンの影に隠れてそんなに目立っていませんが、それなりに楽しめる観光地です。比較的日本から近く、ビザが必要なく、物価が安い!一度くらいは行ってみましょう!

ただのんびりと過ごすこともできるのですが、言ってもビエンチャンは首都。「近代化」によって、 (他の東南アジアの都市同様に) 車とバイクの排気ガスがすごい。。。

ラオス本来の良さを感じることはできないかもしれません。割りきって、短期間だけ滞在し次の街へと移動しましょう!

 

最後に、

なんと言っても物価が安いのがラオスの魅力です!いい感じのディナーも500円ぐらいで食べられますし、それなりのホテルにも2,000円くらいで泊まることができます。

(日本ごの観光マップが欲しい方はゲストハウスかレストランで聞いてみてください)