4日目の観光は
・・・と、どうでもいい場所からのスタートとなりました。
ちなみに「金日成花」の方はインドネシアのスカルノ元大統領が贈呈したラン科の花だそうです。現在はどうかわかりませんが、『金日成花・金正日花委員会』の名誉会長はスカルノ元大統領の妻・デヴィ夫人。
「金日成花」と「金正日花」。どちらも寒さに弱いようで、館内は完全空調で温度管理がされていました。
「祖国解放戦争勝利記念館」
次は『祖国解放戦争勝利記念館』です。ガイドブックによれば、「朝鮮戦争を輝かしい勝利に導いた金日成主席の不滅の業績と朝鮮人民軍と人民が発揮した大衆的英雄主義を示す闘争資料が展示されている」…そうです。
正直、こういったプロパガンダ的観光地巡りはもうお腹いっぱい・・・
施設でガイド役を務めるおばちゃんは、「いかにアメリカ帝国主義が邪悪か」「いかに金日成主席率いる朝鮮人民軍が勇猛果敢に勝利を飾ったか」といったことを説明しています。
いずれにしても、この記念館内はとにかく寒いです。無駄にデカイのを造ったはいいが (光熱費がかかるため) 節約しているからなのでしょう。
ここでもプロパガンダ・ビデオを見せられます。完全に飽きちゃいました (笑)。
食事
われわれ外国人観光客たちは、一般の平壌市民が出入りしているようなレストランに連れて行かれるようなことはまずありません。すべて『外国人旅行者専用レストラン』で食事をすることになります。
ホテルでの朝食、宮廷料理、焼き肉、平壌冷麺、石焼ビビンパなどなど、料理の味は韓国料理とさほど変わらず可もなく不可もなく。。。
平壌冷麺は有名らしいのですが、特にスペシャルなものではありませんでした。
ボーリング
観光で来ている外国人をなぜわざわざボーリング場に連れてくるのかわかりませんが、「思いっきり楽しんでもらいたい」からなのでしょう。連れてこられました (笑)。
おそらく、「北朝鮮という国は娯楽施設も充実しているんだよ!」とアピールしたい部分もあるのでしょう。
見た感じは普通ですが、機械 & コンピューターシステムは日本の方が数段上です。実際に倒したピンの数と画面上の数が違っているのは当たりまえ。ボウリング玉の
穴の間隔も不規則だったりします。
こんな感じで北朝鮮旅行の最終日はビールを飲みながらボウリングを2~3ゲームして、、、最後に『党創建記念塔』に連れて行かれました (笑)。
『党創建記念塔』
ここは、「朝鮮労働党の誇らしい歴史を末永く伝えるために建てられた塔」らしく、高さが50mあります。
というわけで、ツアーでまわる観光は以上ですべて終了です。明朝 (5日目) には平壌発北京行きの国際列車で出国することになります。
最後の夜は皆 (ツアーメイトたち) とお別れなので、北朝鮮のビール『大同江』をとことん飲みまくりました。味はまぁまぁです。
そんなわけで、今後はどうなるのかわかりませんが、機会と勇気があれば一度くらいは行ってみてもいいのではないでしょうか。
それでは