「神はモーリシャスを最初に創り、そしてモーリシャスを真似て天国を創った」
「トムソーヤの冒険」の作家マーク・トゥエインはモーリシャスをこう評しました。美しいブルーラグーン、緑濃い山々の壮大な自然、豊富な動植物たち。。。
確かに、モーリシャスは「天国のモデル」であり「楽園のリゾート」と皆が口を揃えて語るほどに素敵なセレブ御用達の旅行先なのかもしれません。当然、世界中のハネムーン旅行者にも大人気!
そんなモーリシャスの楽しみ方は、ホテルでのんびりと過ごしつつ日帰りツアーに参加したりウォータースポーツやゴルフを満喫するスタイルが一般的。
絶滅してしまった幻の飛べない鳥ドードーが最後まで生息していたとされるモーリシャス、ヘリやセスナ機を使えば上空から「幻の滝」(トップ写真のような光景で、目の錯覚で滝のように見える海) を見ることができるモーリシャスに、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
モーリシャスの基本情報
🔴 公用語: 英語・フランス語・クレオール語 (現地語)
🔵 面積: 東京都とほぼ同じ
🔴 時差: 日本から-5時間
🔵 通貨: モーリシャスルピー (1ルピー = 3.5円)
※ 経済水準も治安も気候も良い、セレブ御用達のスーパーリゾート地です
※ モーリシャスには常に日本のマグロ漁船が停泊しているとか。つまり、ここに来れば美味しいマグロ料理 (カレーやカルパッチョなど) が食べられます
🔴 アクセス方法: 日本からの直行便はないので、アジア諸国やドバイ、アフリカなどを経由して行くことになります。日本からは最短で12時間程度。
※ ツアーには、モーリシャス単独のものとマダガスカルやケニアを絡めた周遊型がありますが、個人的にはビーチリゾートを満喫する単独型をおすすめします
🔵 宗教: ヒンドゥー、キリスト、イスラム、仏教など多様
旅のベストシーズンは?
一般的には12〜2月がベストと言われていますが、個人的には季節の変わり目である9〜10月が狙い目だと思っています (年間を通じて旅行することができます)。
夏のリゾート気分を楽しみたいなら日本の冬がいいですし、避暑地感覚なら料金の安い夏も良いでしょう。
夏季: 11〜4月
冬季:5〜10月
※ 冬季の朝晩は少し冷えるので長袖が必要です
※ 6〜9月は風が強く、12〜2月はサイクロンの発生率が高くなりますので雨が多く、ベストシーズンとは言え運が悪ければ常夏のリゾートを楽しむことができないかもしれません
モーリシャスの魅力!
① 美しすぎる海
モーリシャスと言えばやっぱり海!その中でも『イル・オ・セルフ』は2つの島の間に白砂が堆積し、潮が引くと扇形の砂州が広がる素敵なビーチです。カタマラン船に乗って優雅にクルージングをしながら出かけてみてはいかがでしょうか☺️
ダイビング、セイリング、フィッシングなど、楽しみ方は多岐にわたります
② 世界遺産の山
当時、奴隷たちが過酷な生活から逃れるために逃げ場としていた『ルモーン⼭』は2008年、世界遺産に登録されました。中には追っ手に追い詰められ、山頂から飛び降り死を選んだ者も。 モーリシャスの奴隷の歴史を象徴する悲しい世界遺産です。興味のある方は島内観光ツアーに参加してみてください。
③ ライオン (動物) との時間
モーリシャスでは、アフリカ本土からやって来た動物たちやモーリシャス固有種の鳥などを見ることができます。そして、「ウォーク・ウィズ・ライオン」プログラムに参加すれば、写真のような約1時間の散歩体験を楽しむことができます。
④ ショッピングモールでお買い物 ☆
首都のポートルイスにある「コーダンウォーターフロント」はカジノもある近代的な大型ショッピングモールです。アウトレットセールで有名ブランドの洋服などを安く購⼊することができます。また、島内で栽培されているサトウキビから作った砂糖やラム酒、バニラティーなどのお⼟産品もここで購入することができます。
⑤ ゴージャスなホテルライフ ♡
『インド洋の貴婦⼈』とも称される素敵な島モーリシャスは、古くからヨーロッパのセレブレティたちに憩いのリゾート地として愛されてきました。当然、ホテルのレベルには⾼いものがあります。元フランス領だったこともあり、⾷事は美味しくサービスは抜群なのです。
⑥ マリン・アクティビティ & ゴルフ
ホテル近くの海では、いつでも気軽にシュノーケリングやグラスボトムボート、カヌー、ジェットスキーなどを楽しめます。また、18ホールのゴルフ場を持つホテルもありますので、ゴルフ好きな方は要チェックです。
モーリシャスの楽しみ方!
上地図の3時の方向に位置する「イル・オ・セルフ」は前述した通りのきれいな海でモーリシャスを代表するビーチの一つです。まずはここに行ってみましょう。
その後は・・・
以下、時計回りに観光スポットを紹介していきますね。
🔴 イル・デ・ドゥ・ココス
ここはナイアデリゾートのプライベート・アイランド。島は海洋保護区となっています。なので、シュノーケリングで可愛い熱帯魚やサンゴ礁を見て回ることができます。
🔵 ブラックリバー渓谷
深い森、、、そしてそんな森を流れる川が作り出した景色は「モーリシャスのグランドキャニオン」と称されています。展望台から見下ろす落差100mの雄大な「シャマレルの滝」。 裾野には七色の大地が広がります。
🔴 シャマレル (七色の大地)
これは大自然が育んだ芸術作品です。火山の噴火によって地層が変化したことにより、大地が異なる七色に見えます。 天候によってもその姿は様々な色を放ちます。
🔵 ラムリード・シャマレル
モーリシャスで人気のお土産といえばラム酒です。
工場見学では各種ラム酒のテイスティングも可能となっています。
※ ルモーン山は上述した通りです
🔴 カゼラ・ネイチャー & レジャーパーク
Caselaに来れば、上述したライオンとの触れ合いを楽しむことができます。また、様々な動物や鳥たちを見る以外にも、4WDバギーなどのアクティビティを楽しむことができます。
🔵 フリッカン・フラック
美しいビーチの一つです。
🔴 ポートルイス
首都のポートルイスは港町。いろいろと買い物を楽しむなら上述した通りここですべきでしょう。「コーダンウォーターフロント」(カジノもある近代的な大型ショッピングモール) 以外にも、活気ある地元の生活を垣間見ることのできる中央マーケットもおすすめです。
ここでは世界遺産アープラヴァシ・ガートをちょっとだけ訪れてみた後は、インド人街で本格的なインド料理を楽しみましょう。
🔵 パンプルムース植物園
ここでは、世界中の植物学者たちに知られた、幅広いコレクションの熱帯植物を見ることができます。
見どころの1つはオオムニバス(蓮)。子供が乗っても沈まないくらいの大きな葉が広がっています。広大な植物園なので、時間をかけてゆっくり観賞してみてはいかがでしょうか。
🔴 グランべ
モーリシャスの歴史やモーリシャスの第一産業だった砂糖製造の工程などを教えてくれる博物館です。砂糖の購入 & テイスティングも可能です。
おわりに ☆
ここモーリシャスにはビーチにもマウンテンにも高級リゾートホテルが立ち並んでいます。ちょっとセレブ気分を味わおうと好奇心で足を踏み入れると、その格差にショックを受けるかもしれません。
なんたって彼ら (ヨーロッパのセレブたち) は移動にリムジンどころかヘリを使い、1泊数十万の部屋に数週間、数か月単位で暮らしているのですから。
というわけで、スーパーリゾート体験をしてみたいような気もしますが、庶民 (本物のセレブ以外) は、高級リゾートよりも普通のホテルの方が落ち着けるのではないでしょうか。海の美しさは変わりはないのでご安心を。
そしてレストランでは、アフリカ & インド & ラテンアメリカのダンスがミックスされた「セガ」というダンス (民族舞踊) をお楽しみあれ!きっと、心揺り動かされることでしょう。
もちろん料理もGood! オランダ・フランス・イギリスの3カ国に統治されていた歴史があるため、新鮮なシーフードを使ったフレンチやクレオール料理 (地元の料理)、中華、イタリアンなど、バラエティに富んだ質の高い食事を満喫することができます。
最後に、
モーリシャスには日本大使館 & 領事館がないため、万一トラブルが発生してもすぐには対応してもらえない可能性があります。治安はよく、感染症などの危険もないのですが、自己管理はきちんとしておいてくださいね。