中国には、日本人が知らない「人気 & 有名な日本人」が数多くいらっしゃいます。たとえば、中国の恋愛ドラマ「永遠の恋人」(2000年) の主役に抜擢され、活動拠点を中国に移し、多方面で活躍している矢野浩二さんや、コラムニストの加藤嘉一 (よしかず) さんなどもそうです。
また、日本のCSドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」などはネット経由で中国でも注目されましたが、その主演を務めた若手俳優の古川雄輝さんなども人気が沸騰しています。中国では「男神」と呼ばれ、ネット上には中国語で「私をお嫁にもらって」といった熱い言葉が飛び交っているようです。このように近年アジアで人気の日本人の特徴は、「どこにも属さない無国籍感な魅力」にあるようです。
中国で人気の日本人男性タレントベスト10
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中国で人気の日本人女性タレントベスト10
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無名のアニオタ!中国でアイドルに!
(失礼ながらこのルックスで)「超かっこいい!」と叫ぶ女子がいるほど、中国の女性や若者から熱い視線を注がれている日本人がいます。
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三吉彩花
中国では今、ある日本人女優が注目の的となっています。
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新型コロナウイルスでの支援活動
2020年1月、中国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、世界各国から支援物資が送られました。中でも隣国の日本は現地SNSで特別な存在となっています。日本から届いた支援物資の箱に漢文のメッセージが書かれていたり、友好都市が素早く支援物資の調達に動いたり。冒頭で紹介した矢野浩二さんも、個人的に13万枚のマスクを贈ったそうです。このような日本人の活動に対して、「感謝です。今回の肺炎が収まったらまた日本に行きます」「いつか機会があれば、日本の人々に直接感謝の意を伝えたいです」といった声が多数上がっています。
日本と中国は、政治レベルでは緊張関係になることもありますが、長く友好都市を結んでいる都市も少なくありません。「新型コロナウイルス」という危機に対して、日本の友好都市は素早く立ち上がりました。大分市はいち早く武漢市にマスク3万個を送りましたし、日本政府もチャーター機を利用して防護服や防護ゴーグルなどを送っています。このような支援活動を行なっている自治体・団体・個人名を挙げたらキリがありません。大きな災難には何がなんでも助け合う。困難な時ほど、その大切さを忘れないでいたいものですね。