割安なファーストクラスで快適な「世界一周旅行」のススメ



「ファーストクラスに乗って世界一周海外旅行?」「無理無理!そんなの夢のまた夢だよ…」と思いきや、実は案外リーズナブルに実現することができるんです。

マチュピチュ (ペルー) やウユニ塩湖 (ボリビア)などの南米にも行ってみたいなぁ。アフリカにある、世界最古と言われるナミブ砂漠にも行ってみたいし、オーストラリアやアジアの各国も周ってみたい!

 

しかもファーストクラスで!

そんなことを少しでも考えたことのある方は、この記事を最後まで読んでみてください。けっして「夢」ではないということがわかってもらえると思います。

 

 

「夢」の世界一周航空券 ☆

短い距離ならリーズナブルにファーストクラスに乗れる路線もありますが、ロングフライトだからこその贅沢を味わってみたい、と思いませんか?

そうすれば、フルフラットベッドでぐっすりと眠ることができますし、食事も楽しく美味しくいただけます。ただ、、、

 

ファーストクラスには格安航空券というものがありませんので正規料金を支払うほかありません。「うーん、でも、どうにかして安く乗る方法はないものか」

そして見つけたのが「世界一周航空券」だったのです。

 

世界一周航空券は、各アライアンス (航空会社がマイレージプログラムなどをシェアしているグループ) がそれぞれ運賃を設定しています。

「スターアライアンス」(ANAを含む28社が加盟) は、飛行距離で運賃が変わります (100~150万円ほど)。

 

「ワンワールド」(JALを含む15社が加盟) は、大陸の数により異なる料金設定 (95~150万円ほど)と、飛行距離により異なる料金設定 (115万円ほど) を用意、

「スカイチーム」 (エールフランス航空、デルタ航空など20社が加盟) は、距離によって料金が変わります (150~200万円ほど)。

 

 

ちなみに、別途「燃油サーチャージ」「空港税」「航空保険料」などがかかることはご了承ください。それでも、最大16区間まで飛ぶことができ、さらに有効期限1年間。

各アライアンスのウェブサイトで簡単にルートを組むことができ、自動的に料金を計算してくれます。通常、JALファーストクラスのパリ往復運賃は250万円ほどかかるのですが、この航空券を使えば90万円台!しかも、「世界一周航空券」なので他のルートも利用できて、です。格安ですね!

 

ただし、ルート選びにはいくつかのルールがあります。そのうちの一つは、東回りか西回りで、逆戻りはできないということ。

また、通常のファーストクラスの搭乗客が得られる空港までの送迎など、一部のサービスは付随しない点、ご了承ください。

 

 

 

ワンワールドの「世界一周航空券」に適している人は?

 
◉  たくさんの都市に行きたい人

 

◉  アジア、北米、欧州、南米、アフリカ、オセアニアの6大陸のうち、3大陸以上を横断したい人

たくさんの大陸を旅行したい人は、スターアライアンスやスカイチームといった「マイル制」世界一周航空券ではマイル数が多くなり組めないケースが多いので、その場合はワンワールドで考えましょう。

 

◉  アジアの都市は省略してもいい人

日本出発のワンワールドでは、アジア大陸が最大2回の途中降機と制限がかかっているので、アジア大陸での複数都市周遊を考えている方は、LCC (別の航空券) も併用することをオススメします。

 

◉  イースター島やペルーなど、南米を周遊したい人

ワンワールドの最大のメリットは、広範囲に渡る南米周遊が可能なネットワーク!特にリマやイースター島など他の世界一周航空券では行きずらい都市もワンワールドならバッチリです。追加料金不要で、南米大陸内を計4回飛行できます。

 

◉   オーストラリアを周遊したい人

オーストラリアのメイン航空会社「カンタス航空」が利用出来るのはワンワールドだけ。エアーズロックもケアンズも、世界一周航空券を使って周遊したい人はワンワールドがオススメです。オーストラリア内で最大4回の飛行機が利用できます。

 

 

 

世界一周はファーストクラスがお得です☆

 
「世界一周航空券」には、もちろんエコノミークラスやビジネスクラスもあります。でも、元値が高いファーストクラスは、その格安感が半端ないのです!

例えば、エコノミークラスでパリまでの往復は5〜6万円ほど (ファーストクラスは250万円)。そして、エコノミークラスで「世界一周航空券」を検討してみると、最も安い「ワンワールド」の3大陸運賃が33万円ほど。

 

これに対し、同ルートをファーストクラスで購入しようとすると95万円ほど。どうですか?エコノミーと比較するとお得感がありますよね!

つまり、通常の1往復をファーストクラスで利用するよりも、「世界一周旅行」で利用した方が超お得なんです!

 

 

なんたって16区間も飛ぶことができるので、95万円の航空券を16で割ると、単純計算で1フライト約6万円となります。

実際にはファーストクラスがないフライトもあるので、16区間すべて使ったとしても半分くらいはビジネスクラスになってしまいます。それでも、窮屈なエコノミーではないフライトでこの料金!安いですねー!

 

 

 

「大陸間」「大陸内」移動の基本ルール

旅行期間は最長1年間。つまり、1年以内であれば途中、別の航空券を利用して一時帰国し、何回かに分けて使うこともできるのです。ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始に分けて旅を続けることもできます。

さらに、帰国後は貯まったマイレージでもう1回旅行に行けてしまいます (これ、大きいです)!
 

しかしながら、絶対に忘れてはならない「移動のルール」というものがあります ↓

 

 

🔵  大陸間移動のルール (6大陸)
 

 

 旅行者は、東回りまたは西回りのどちらか一方向で、太平洋、大西洋をそれぞれ1回のみ横断して、最初の出発空港に戻らなければなりません (世界一周の方向を途中で変えることはできません)。

 最初の出発地を2回以上経由する旅程は認められていません。

 大陸間移動の出発および到着は、各大陸においてそれぞれ1回に限ります。訪問した大陸を一度出たならば、再度戻ることはできません。
 


 

 つまり、「世界一周航空券」の利用に関しては上記のルールに従い、これを補う形で随時別の航空券を利用すれば、有効に「世界一周旅行」を満喫することができるわけです

 


 

🔵  大陸内移動のルール
 

 1つの大陸内では最大4区間のフライト (北米大陸のみ、最大6区間)

 同一区間を同一方向に2回以上旅行することは不可

 一度訪問した空港を再度訪問することは可能だが、回数制限がある

 


 

🔵  その他のルール
 

 例えば、成田 → 香港 (経由) → バンコクの場合、(最大16区間中) 2回利用したことになります

 アジア大陸内で途中降機 (滞在) できる回数は2回まで

 異なるアライアンスによる共同運航便は利用できません

 

 

  というわけで、「世界一周航空券」があなたの旅程を満たしてくれるものなのかどうか、一度各アライアンスのサイトでチェックしてみてください

 

 

 

赤い絨毯…スイートルーム…極上のシャンパン☆

ファーストクラスのチェックインカウンター前には赤いじゅうたんが敷かれています。そして、ル・コルビュジエのイスが置かれ、チェックインを済ませたら手荷物検査は小さな入り口から別レーンへ。

スタイリッシュなデザインで落ち着いた雰囲気のラウンジ。マッサージルームやマッサージチェア、シャワー、靴磨きサービスまであり、施設もサービスもかなりの充実度です。ファーストクラスの乗客とマイレージプログラムの上級会員のみに与えられたVIPな待遇をたんとご堪能あれっ!

 

そして、何と言っても機内 (ファーストクラス) は広い!一人分の座席スペースを窓の数で測ってみると、なんと4.5枚分がひとりで使えるスペースとなります。

こんなにも快適なフライトを楽しめるのであれば、例えば南米に行く場合でも近い経由地のロサンゼルスではなく、ちょっと遠いニューヨークを利用してもいいかもしれません。その分少しでも長くファーストクラスを楽しめますね!

 

ウェルカムシャンパンやリラクシングウェアがあるのもファーストクラスだけ!あまり知られていませんが、ファーストクラスではリラクシングウェアが配られ、持ち帰ることができるようになっています。

また、アメニティのポーチは高級ブランドが使用されています。中にはスキンケアセットやアイマスク、モイスチャーマスク、耳栓、リップクリーム、歯ブラシ、歯磨き粉、マウスウォッシュ、ティッシュ、おしぼりなどが入っています。

 

そして、空の旅の楽しみのひとつ、機内食。ファーストクラスともなれば、飲み物も料理も最高級のものが揃っています。どの料理も美味しく、洋食メニューにはキャビア、フォアグラ、トリュフ、オマール海老など、和食にはトリュフ、伊勢エビ、キャビアなどが使われています。

和食のコースの途中に、洋食メニューのキャビア! そんなわがままが許されるのはファーストクラスならではです!

 

 

 

就寝タイム ☆

食事が終わると、CAさんがベッドメイキングをしてくれます。エコノミーのような狭い座席に座ったまま眠るのではなく、ちゃんとベッドに横になって休むことができるんです。

マットの硬さも選べます。
 


 

着替えを済ませ、そろそろ休もうかと思っていたところにCAさんがやってきて「今、オーロラが見えております」と。お〜、ここはアラスカ上空だった。

空の上で眺めるオーロラは、光のカーテンを下からではなく横から望むことになります。地平線の上にうっすらとグリーンの光が。少しずつ形を変え、光が強くなったり弱くなったり。こうして、オーロラは1時間ほど光を放っていたのです。

 

 

 

ニューヨークで乗り継ぎ南米ペルーへ ☆

アメリカン航空のラウンジはいくつかの部屋に分かれています。トランジット・タイムにはラウンジでシャワーを浴びたり休憩したりすることができます。

ニューヨークからは、南米ペルーのリマ行きのラン航空に乗り継ぎますが、残念ながらラン航空のシートはビジネスクラスにダウングレードとなります。

 

必ずしもファーストクラスがあるとは限りませんが、それでもファーストクラス並みのビジネスクラスが用意されていることもあるので快適な旅ができることは間違いありません。

ラン航空の搭乗待合室に行くと、英語がまったく聞こえてきません。そこはもう、スペイン語圏の南米! 一気に気持ちが南米モードに。

 

ラテンアメリカ最大規模のラン航空は、数々の賞も受賞している航空会社です。ビジネスクラスとはいえ、シートはフルフラットになるし食事も美味しい!これから始まる南米の冒険がとっても楽しみになりました ♡

というわけで、CAさんが用意してくれた快適な寝具で到着までぐっすりお休みなさーい!

 

 

 

損をしないルート選びを!

例えば、「ワンワールド」のホームページで地図上の目的地をクリックしていくと右側に行き先が表示され、次の画面に移動してフライトを選んでいく流れとなります (トランジットだけの空港は表示されません)。

制限区間数を超えるとアラートが出ます。ただし、上のランクの運賃に変わるときにはアラートが出ません。

 
「スターアライアンス」のホームページにも同様のページがあります。「スカイチーム」はファーストクラスのみ各航空会社か、旅行会社を通じての手配となります。

繰り返しになりますが、南米に強いのは「ワンワールド」。ただし、大陸内のフライトにはファーストクラスがほとんどないのと、ウユニ塩湖への往復などは「ワンワールド」に加盟していない航空会社しか飛んでいない路線もあるのでご注意を。

(路線によっては別途、航空券が必要になります)

 

このように、「ここに行きたい!あそこも行きたい!」と次から次へとルートを増やしていくと、何のアラートもなく航空券の運賃が高くなってしまいます。

私のオススメは、すぐに行くことができるヨーロッパではなく、普段行きづらい南米 & アフリカをメインにルートを組むこと。

 

大陸間の移動に関しては、「スターアライアンス」なら南米から南アフリカへの直行便があります。こうしたことを総合的に考えて、あなたの希望にぴったりのルートを損しない形で実現させましょう!

最後にもう一つ、他の航空会社のフライトを使った場合、「陸路」として1区間とカウントされる点にもご注意を!

 

それでも、この「世界一周航空券」を利用すると、例えば成田から少し遠回りのニューヨーク経由で南米に入り、南米からロンドン経由で南アフリカに飛び、そこから中東、オーストラリア、アジアでぐるぐる遠回りして、総飛行距離が6万マイルを超えてしまいます (笑)。

楽しいですねー。ちなみに、成田からニューヨークまでは1万マイルほどです。貯めたマイルを使ってまたファーストクラスで旅に出ましょう!

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?一度は利用してみたいファーストクラスでの「世界一周旅行」。あなたはいつ実現させますか?

ところで、マイルを効果的に貯めるためにはクレジットカードの選び方も大事になってきます。利用するであろうアライアンスの中の、特に使う予定のある航空会社のカードを1枚作っておきましょう。

 

日本人のあなたがワンワールドで世界一周を考えているのであれば、JALのカードでいいでしょう。航空券の購入でもがっつりマイルが貯まりますし、免税店で10%割引などがあったりするのでお得です。

このように、割安の「世界一周航空券」(ファーストクラス) で海外旅行をすることによって、もう1回ファーストクラスの旅ができたり、クレジットカードの年会費を支払うだけで多大な特典を手に入れることができたりします。
 


 

その後の旅行が格段に快適になり、次の旅行が楽しみで仕方なくなってしまいます。そう考えると、ファーストクラスの世界一周航空券はやっぱり割安ですねー。

人生は一度きりですよ!

 

 

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