ベルギーと言って真っ先に思いつくのは「ビール」「ワッフル」「チョコレート」「ムール貝」といったグルメではないでしょうか。でも、美食大国ベルギーで注目すべきは飲食物だけではないんです!
世界遺産あり、中世の街並みあり、まったり感ありと、まさにロマンチック天国な「ベルギー」!ちなみに、ナポレオンの敗北を決定づけた「ワーテルローの戦い」で有名なワーテルローもベルギーにありますし、サッカーなども有名ですね。
というわけで今回は、そんなベルギーの素敵な観光名所をまとめて紹介しておきましょう。
《続きを読む》フランス・ドイツ・オランダ・ルクセンブルクと国境を接し、「ヨーロッパの心臓」と呼ばれる人気観光地ベルギーには、EU本部やNATOなどの国際機関が集まる首都ブリュッセルをはじめ、日本人にも人気のアントワープや世界遺産の町ゲントなど、見どころがたくさんあります。
◉ 公用語:オランダ語、フランス語、ドイツ語
◉ 首都:ブリュッセル
◉ 人口:約1,100万人
◉ 通貨:ユーロ
◉ ベストシーズン :「四季はあるけど日本よりは寒い」ベルギーに行くなら、気候的にはGW頃から10月頃がベストでしょう。
🔵 グラン・プラス
《続きを読む》ヴィクトル・ユーゴ (レ・ミゼラブルの作者) に「世界で最も美しい広場」と称されたのがこのグラン・パレスです。この広場にある市庁舎の近くには、「(左手に) 触れると幸福になれる」というセルクラースの像があります。
2年ごとに開催されるフラワーカーペットでは広場全体が花で覆われ、歴史的建造物と花の素敵な共演を見ることができます。
🔵 小便小僧
《続きを読む》「世界3大がっかり名所」と言われることの多い小便小僧ですが、グラン・プラスの近くにありますし、一応「世界初の小便小僧」なので観るだけで観ておきましょう。
これは、爆発寸前の爆弾の導火線におしっこをかけてブリュッセルの危機を救ったという少年の像で、愛称は「ジュリアン」。「がっかり」なんて言われていますが、実際にこれを見ている観光客は笑顔で満ち溢れていますよ。
🔵 ブリュッセル博物館
《続きを読む》現在は博物館として活躍しているこの建物は、かつて「政治の拠点」として使われたり「牢獄」として使われたりしていました。そんな歴史を感じながら、展示されている小便小僧の衣装などを見学してみませんか。
🔵 マグリット美術館
《続きを読む》ここはベルギーの国民的画家であり日本人にも大変人気のあるマグリットの美術館です。
🔵 ギャルリー・サンチュベール
《続きを読む》1847年に建造された、ヨーロッパで最も古いアーケード (ショッピングモール) 「ギャルリー・サンチュベール」で、歴史を感じながらショッピングを楽しんでみませんか。
アールヌーヴォーの全盛期を反映した、女性らしい円を強調した鉄とガラスの装飾は歩くだけでも優雅な気分を味わえます。
🔵 芸術の丘
《続きを読む》左右対称の庭がとても美しく見える芸術の丘は、その名に相応しく周りを多くの美術館に囲まれています。ブリュッセルっ子が旅行客を連れて行く場所として人気の高い場所となっています。
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🔵 その他
《続きを読む》他にも、静かで落ち着ける雰囲気が魅力の
「聖ミカエルと聖ヂュル大聖堂」や
「ロワイヤル広場」「サンカントネール公園」、全てを観て回るには丸1日かかってしまうであろう
「ベルギー王立美術館」、外観だけでも見ておくと旅の記念になる
「EU議会」、
戦闘機好きには堪らない「王立軍事歴史博物館」、最上階のレストランが人気の「楽器博物館」、ステンドグラスが幻想的な「ノートルダム・デュ・サブロン教会」、「ブリュッセル王宮」「チョコレート博物館」「鉄道博物館」などがあります。
🔵 ゲントの祭壇画
《続きを読む》15世紀のベルギーを代表するフーベルト・ファン・エイクとヤン・ファン・エイク兄弟によって描かれたゲントの祭壇画「神秘の子羊」は、ブリュッセルから電車で30分、ゲントの聖バーフ大聖堂内にあります。
美術にあまり興味がなくても、ベルギーに来たのであれば観ておきましょう。中世絵画の傑作です。ちなみにゲントは学生都市のため、歴史 & 若者文化が共存する街となっています。
他に、カトリックとプロテスタントが和解したゲントの講和条約の場として有名な「市庁舎」や、長い歴史の中で様々な使われ方をしてきた「フランドル伯の城」などがあります。
🔵 ノートルダム大聖堂
《続きを読む》ここは、人気アニメ「フランダースの犬」のネロとパトラッシュの最後の場所として有名であり、天才画家ルーベンスの傑作「キリストの昇架」「キリストの降架」「聖母被昇天」の3つ (三連祭壇画) が展示されています。
🔵 ルーベンスの家
《続きを読む》バロック絵画の巨匠であるルーベンスの自宅兼アトリエで、建物の中ではルーベンスの作品はもちろんのこと、豪華絢爛な建物、家具、調度品などからルーベンスの当時の暮らしを垣間見ることができます。
《続きを読む》ブリュッセルから電車で約1時間。「ベルギーのベネチア」と呼ばれる可愛らしい運河の町ブルージュがあります。ボートあり馬車あり、まるでおとぎ話の世界のような場所です。マルクト広場にそびえ立つ88mの鐘楼からはブルージュの町を一望することができます。
参考までに、市庁舎や旧裁判所に囲まれたブルク広場はまるでおとぎ話の世界のようで、ベルギーらしさの詰まった広場ですよ。
他に、キリストの聖血が収められている「聖血礼拝堂」や「運河クルーズ」、(編み物の) レース好きには堪らない「レースセンター」などがあります。
《続きを読む》アンデンヌ地方のディナンは渓谷に囲まれた美しい町です。主要観光スポットはすべて徒歩圏内にあるため、1日あれば十分に散策できます。写真は町のシンボルとして圧倒的な存在感を放っている「ノートルダム教会」です。
《続きを読む》南西部ワロン地方にある「世界一小さな都市」デュルビュイは、中世の面影を残した美しい町です。おとぎ話の世界のようでもあり、美食の町としても知られています。
本当にこじんまりとした町なので、15分もあれば見て周ることができます。ブリュッセルから最寄駅のバルヴォー駅までは電車で2時間なので日帰りも可能です。
《続きを読む》ブリュッセルから南西に80km、人口7万人ほどのこの街は「ベルギーで一番古い歴史を持つ」「中世の街並みが美しい街」として知られています。なんと、古代ローマ時代 (およそ2000年前) に誕生した街なんです。
ベルギーは、九州くらいの大きさの中に「中世の面影を残す美しい建築物 」や「ルーベンスをはじめとする宗教絵画」など、見どころをたくさん抱えている国です。
隣国のフランス・オランダ・ドイツなどと合わせて、是非一度足を運んでみてくださいね。きっと、素敵な発見があるはずですよ!