世界には壮大な滝がいくつもあり、中でもナイアガラの滝はとっても有名ですよね。でも、それ以外にも魅力的な滝はまだまだあります。
そこで、今回は「世界の美しい滝」「一度は行ってみたい滝」を厳選して紹介してみたいと思います。
“全て”とはいかないまでも、一つか二つくらいは訪れてみたいものですよね。
世界三大瀑布 ♡
○ イグアスの滝 (アルゼンチン・ブラジル)
南アメリカ大陸のアルゼンチンとブラジルにまたがる、世界最大の滝と言えばこれ!イグアスとはグアラニ族の言葉で「大いなる水」という意味です。
アルゼンチンのイグアス国立公園とブラジルのイグアス国立公園は当然 “世界遺産” に登録されています。
この滝には悲劇的な伝説がありまして…
” ある美しい女性が神との結婚を拒んだことで出来た “と言われています。その女性には人間の恋人がいて、2人はカヌーで駆け落ちを。これに怒った神は川をつなぎ合わせ、彼らに永遠に川下りをするよう災いを与えたのだそうです。
(ひどい話です…)
○ ヴィクトリアの滝 (ジンバブエ・ザンビア)
イグアスの滝に匹敵する世界最大級の滝です。ジンバブエとザンビアの両国にまたがるのですが、宿泊するなら観光施設が充実しているジンバブエ側の方がオススメです。

○ ナイアガラの滝 (アメリカ・カナダ)
日本三大瀑布 ☆
那智の滝 (和歌山県)
華厳の滝 (栃木県日光)
袋田の滝 (茨城県)
う〜ん、日本三大瀑布では、その規模や大きさにおいて世界の滝には太刀打ちできません。
でもご安心を!
日本にも一つ、でっかい滝があるんです!
それがこちら ↓

ちょっと安心したところで、世界の美しい滝たちを見ていきましょう。
一度は行ってみたい世界の滝 ♡
○ サザーランドの滝 (ニュージーランド)
フィヨードランド地方にあるニュージーランド最大の滝です。三段に分かれ、落差はおよそ600m。
○ ヨセミテ滝 (アメリカ)
アメリカで一番落差のある滝がこちら。およそ740m。こちらも三段タイプです。春先(4〜5月)は雪解けの水で迫力満点!
○ プリトビチェの滝 (クロアチア)
大小16の湖と92カ所もの滝を持つ国立公園です。個人的にはこの滝が世界一美しい滝だと思います。もちろん、世界遺産に登録されていますよ。
○ グトルフォス (アイスランド)

グトルフォスはアイスランド語で「黄金の滝」の意味です。晴れた日には虹がかかり黄金色に輝くとか。ちなみに冬季(10月中旬〜3月末) は危険で行けません。
グトルフォスのユニークさといえば、落ちていく様が視界に入らないため、まるで巨大な川が地球の中心へ飲み込まれていくように感じるところでしょうか。
○ セリャラントスフォス (アイスランド)

こちらも美しい…
○ カイエチュールの滝 (ガイアナ)
ガイアナ国の中西部、ギニア高原から熱帯雨林に流れ落ちるとってもスケールの大きな滝です。
○ ラングフォス (ノルウェー)

この滝の特徴は、道路が滝壺の真ん前まで作られているため、車でかなりのところまで近づけるところです。
○ エンジェルフォール (ベネズエラ)
カナイマ国立公園の北西部に位置し、標高2560mのアウヤン・テプイと呼ばれる広大なテーブルマウンテンから流れ落ちています。
世界最大を誇る979mの落差 (世界一高い滝) のため、滝壺はなく、水は途中で霧になってしまいます。
ちなみにエンジェルフォールは「天使の滝」という意味ではなく、世界にその存在を広めたジミー・エンジェルさんの名前に由来しています。
○ 血の滝 (南極大陸)
名前はちょっとアレなのですが(苦笑)、目を見張るような光景ですよね。。。

この中には、得体の知れないエイリアンのような微生物が生息しているらしいですよ。ミステリアスです。
まとめ ☆
海外旅行をするにあたり、歴史やお寺、建物、古代遺跡などには全く興味のないあなた!
「滝」を旅の目的地にしてみてはいかがでしょうか?
滝は最高のパワースポットですし、疲れ切っているあなたの心と体に、ひと時の癒しを与えてくれることでしょう。
ただし、場所によっては山川を乗り越えて行かねばならず、飛行機に乗って上空から眺めるだけ、なんてところもあります
そう考えると、日本の小ぶりな滝の方が「身近なアイドル」的存在で可愛らしくて素敵なのかもしれませんね♡
最後に、アジア代表としてこちらの滝を紹介しておきましょう!
○ 徳天瀑布 (中国・ベトナム)
ベトナムと中国の間に広がる、なんとも美しい風景の滝です。
徳天瀑布は国境をまたぐ滝として、世界三大瀑布に次ぐ世界で4番目に大きな滝です。
写真のようにちょっと離れたところから眺めてみると、茂った木々を背景に素晴らしいほど絵になりますよねー。
行ってみたくありませんか?