フィリピンに移住するメリット【まとめ】



人生不思議なもので、「好き」を大事に生きていると、それ寄りの素敵な人生が待っていたりします。たとえば、「海外が好き」「海が好き」「英語が話せるようになりたい」・・・そんな思いを抱いていると、なぜかフィリピンで暮らすことになるかもしれません。

なぜならフィリピンは「居心地がよく」「アジアなのに英語が普通に通じる国」ですからね。自分で道を狭める必要はありません。というわけで今回は、フィリピン移住を考えてみましょう。

 

なぜフィリピン?

「海外移住」を決断する際にはまず、「候補地」「譲れない条件」「メリット・デメリット」などを比較検討しなくてはなりません。「フィリピン」が頭に浮かんでいるあなたは以下のこともチェックしておいた方がいいでしょう。

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フィリピンの魅力

欧米は、「物価が高い」「医療費が高額」「高額な資産や年収の証明が必要」なので、セミリタイアの移住先としてはイマイチです。オーストラリアやニュージーランドといったオセアニアも「資産条件」が厳しく、富裕層でないと移住向きではありません。そうなるとやはりアジアが一番移住しやすいのです。

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ビザの取得条件

ビザには「学生用」「商用」「結婚」「クォーター」などいろいろありますが、移住者WELCOMEのフィリピンの「退職者」ビザは世界最強かもしれません。ちなみにフィリピンの「退職者」ビザは、SRRV (SPECIAL・RESIDENT・ RETIREE’S ・VISA)といいます。

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退職者ビザのメリット

SRRV (フィリピンの退職者ビザ) にはいくつかの特典があります。

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退職者ビザ取得のために

SRRV (フィリピンの退職者ビザ)を取得するためにはPRA (フィリピン退職庁) を利用するのが基本ですが、日本人のために日本語対応可能な仲介会社もいくつかあります。いずれにせよ、基本的に以下のものが必要になってきます。

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渡航

日本で必要な書類をまとめたら、次はいよいよフィリピンに行って手続き開始です。

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非居住者になる前に知っておくべきこと

フィリピン移住のためのリタイアメントビザを取得することができたら、次は非居住者になるための手続きが必要になってきます。

基本的なことですが、あなたの国籍は日本人です。それを踏まえた上で、日本国内に一年以上居住する人は「居住者」、それ以外の人は「非居住者」となります。実際は海外に住んでいるけど「居住者」のままにしている方も結構いらっしゃいます。「居住者」であれば、今まで通り日本に所得税を納めなければなりませんし、「国民年金」「健康保険料」の支払いも続けることになります。

 

ただし、海外にいても日本の健康保険は適用されますので、現地で病院のお世話になった際には後ほど国保から医療費が補填されます。海外では日本ほど国民健康保険が充実していないので、医療費のため「居住者」を選択し続ける人もいます。一方、「非居住者」になると日本で所得がない限り税金を払う必要はありません (富裕層のシンガポール移住が話題になりましたが、この「所得税」軽減が目的でした)。また、「非居住者」になると日本の証券口座で株式売買ができなくなったりマイナンバーが失効したりすることなども覚えておきましょう。口座開設を認めない銀行もあります。

さらに、日本に大きな資産を残している場合は注意が必要です。いざ日本から移動させようとしても、振り込みを拒否される場合があります。以上のことからまとめますと、フィリピンのような物価の安い国に移るのであれば、医療保険の不安はありますが、高額の「税金」「年金」の支払いを避けて「非居住者」になった方が得ではないでしょうか。この手続きは、現在住んでいる市町村の住民登録窓口で行うことができます (出国の2週間前から手続き可能)。

次に、銀行・クレジットカード・各種保険の連絡先変更なども必要ですが、日本での銀行口座維持のためには国内の連絡先が必要になります。実家など、連絡の取れる住所を登録し直してください。