移住ハードルの低いフィリピン・セブ島の魅力とは



 

近年、フィリピンのセブ島に移住する日本人が増えてきているそうです。そのきっかけはどうやら、「英会話の短期留学先として人気を集めている」ことにあるようです。

一般的に「セブ島」といえば、“青い海と白い砂浜を併せ持つアジアを代表するリゾート地” といったイメージがあるのではないでしょうか。

 

ただ、セブ島の魅力はそれだけではありません。温暖な気候にホスピタリティ溢れる現地の人々…こういったこともかなりの魅力です!

そして、セブ島の東海岸中央部にある州都セブ市を中心としたメトロ・セブ(セブ市、マンダウエ市、ラプラプ市、タリサイ市等)と呼ばれるエリアは、メトロ・マニラに次ぐ大都市圏を形成しています。

 

さらに、セブ市には高層ビルやモールが次々と建設されており、最近では観光業だけでなく、コールセンター業務やソフトウェア制作など、IT産業のアウトソーシング先としても注目を集めているのです。

 

当然、「セブの魅力はなんと言っても温暖な気候」です!

セブ島は雨季と乾季の2つに分かれており、6~12月が雨季、1~5月が乾季です。年平均気温は26~27℃といったところでしょうか。「寒いのは苦手」な人にとってはもうそれだけでありがたいことです。

 

というわけで、「そんなセブ島に移住してみたい」とお考えの方のために、あれこれ検討してみました。多少なりとも参考になれば幸いです。

 

 

 

50歳以上なら、2万ドルの預け入れ額で「リタイアメントビザ」を取得しよう

先日筆者が視察してきた、海に面した立地に立つコンドミニアムは非常に価値が高く、ほとんどの住戸には “販売済み” のマークが付けられていました。人気なんですね〜!

現地で偶然出くわした50代の日本人夫婦は、リタイア後、2人でのんびりできるリゾート地を探しているということでした。

 

彼ら曰く、「ハワイも検討したんだけど、なんせ価格が高い!セブの5倍くらいはします!」と興奮気味に話しておられました。

そこで新たに目をつけたのがセブ島だったようです。確かにセブは、日本から飛行機で4時間半ほど。ハワイより近いのもいいですね。

 

 

彼ら夫婦が見学していたコンドミニアムはプライベートビーチが設置され、エントランス近くには有名なレストランが入る予定でした。夢膨らみます♡

 

ところで、フィリピンは他の国と違い、永住権のあるリタイアメントビザが比較的簡単に取れるんです!

50歳以上であれば、2万USドルを政府指定銀行に預ければ取得できます。もちろん、この預け金でマンション購入などの投資をすることも可能です。望むなら、就労だってできちゃいます。

 

参考までに、

近年移住先として人気を集めているマレーシアも、長期滞在ビザ(MM2Hビザ)を取れば10年間は連続して滞在することができますが、35万RM (マレーシアリンギット・約1050万円 2016年冬時点) の資産証明や月額1万RM (手取りで約30万円) の収入証明が必要!案外ハードルが高いんです。。。

 

 

終わりに

フィリピンは発展途上の国です。インフラも、日本のようには整っていません。けれど、年々整備されてきていますし、何と言っても親日の人が多くとてもフレンドリー!

(食事さえ合えば) 多くの日本人にとって、セブ島は暮らしやすい場所の一つと言えるのではないでしょうか。

ご存知のようにフィリピンでは英語が公用語として使用されており、アジア圏で一番英語の通じる国でもあります。多くのフィリピン人たちは、ネイティブに近いレベルで英語を話すことができるんです。

つまり、移住した場合、タガログ語を覚える必要性はありませんし、簡単な英語さえできれば普通に生活できます。これも大きなメリットですよね。

 


 

フィリピンは平均年齢が24歳ととてもフレッシュ&エネルギッシュな国です (日本人の平均年齢は46歳)。

人口は、これからもどんどん増えていくことでしょう。そこで、人生の新たな (生き甲斐) 使命として、人口減少国日本にとってもプラスになるよう、セブ島に永住し、両国の関係をより密なものにしていく役割を担ってみるのもいいかもしれません。

 

 

まずは一度、

どのような場所か確かめに、セブ島を訪れてみませんか?