ヨーロッパのほぼ中央に位置するポーランドには、「世界屈指の岩塩坑」「ショパンの生家」「ハイキング」「スキー」「アウシュビッツ博物館」など、魅力がいっぱい!
中欧の様々な歴史・文化が織り混ざっており、都市によって異なる雰囲気を持っている点がポーランドの魅力です。(残念ながら) 日本人にはあまり馴染みのない国ですが、自然と調和のとれた「精神的に豊かな」伝統文化のあるポーランド。
今回は、そんなポーランドの「世界遺産」と「人気観光スポット」をまとめてみました。

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【 文化遺産 】
◉ クラクフ歴史地区 (1978年)
◉ ヴィエリチカとボフニアの王立岩塩坑群 (1978年)
◉ アウシュヴィッツ・ビルケナウ 〜 ドイツ・ナチの強制・絶滅収容所 (1979年)
アウシュビッツ
◉ ワルシャワ歴史地区 (1980年)
◉ ザモシチ旧市街 (1992年)
◉ 中世都市トルン (1997年)
◉ マルボルクのドイツ騎士団の城 (1997年)
マルボルク城
◉ カルヴァリア・ゼブジドフスカ:マニエリスム様式と公園が織りなす景観及び巡礼公園 (1999年)
◉ ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群 (2001年)
◉ マウォポルスカ南部の木造聖堂群 (2003年)
マウォポルスカ南部の木造聖堂群
◉ ムスカウ公園 (2004年)
◉ ヴロツワフの百周年記念ホール (2006年)
◉ ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群 (2013年)
◉ タルノフスキェ・グルィの鉛・銀・亜鉛鉱山とその地下水利システム (2017年)
タルノフスキェ・グルィの鉛・銀・亜鉛鉱山とその地下水利システム
【 自然遺産 】
◉ ビャウォヴィエジャの森 (1979年)

1. ヴァヴェル大聖堂

《続きを読む》ポーランド観光の定番「ヴァヴェル大聖堂」は古都クラクフにあるカトリック教会の大聖堂です。かつてポーランドを治めた王たちのお墓や、600年の歴史を持つ鐘など、見どころ満載!建物自体も美しい人気の観光スポットです。
2. バルバカン

《続きを読む》ワルシャワの旧市街と新市街の境目にある、赤レンガ造りの円形状の砦「バルバカン」。これは旧市街を守るために造られたもので、歴史情緒感じる観光スポットとして人気を集めています。
3. 聖マリア教会

《続きを読む》クラクフの旧市街、中央市場広場のシンボルとなっている「聖マリア教会」はポーランドで最も美しい教会と言われています。天井や壁は青く塗られ、他の教会とは違う独特の美しさを醸し出しています。
4. 中央市場広場

《続きを読む》クラクフにある「中央市場広場」はとにかく広大で、中世から残っている広場としてはヨーロッパ最大級!その壮大な景観と美しい建物が非常に魅力的です。周辺のルネサンス様式の建物には、民芸品やアクセサリー、革製品などの小さなお店がたくさん入っており、ポーランドらしい素敵なお土産を買うことができます。
5. ヴロツワフの小人

《続きを読む》ポーランドの南西部に位置する第4の都市ヴロツワフには、メルヘンで可愛い小人の銅像たちが町中のあちらこちらに佇んでいます。ただ街を歩くだけで遭遇する愛らしい小人たちは、観光客を魅了し続けています。
6. ワルシャワ王宮 & キャッスル スクエア

《続きを読む》16世紀末、クラクフからワルシャワに遷都したジグムント3世 (ポーランド王) の居城として建造されたワルシャワ王宮は幾度となく破壊と再建を繰り返してきました。
そのワルシャワ王宮の前には、カラフルな建物が立ち並ぶ美しいキャッスル広場があります。
7. ポズナンの旧市街広場

《続きを読む》童話の世界にいるようなカラフルで可愛らしい建物が並ぶポズナンの旧市街広場。これぞまさにヨーロッパ…ですねっ!
8. ショパン博物館

《続きを読む》ワルシャワにあるショパン博物館は、偉大な作曲家ショパンの全てを知ることができる人気の観光スポットです。収蔵されている関係資料や写真はなんと2,500点!とてもハイテクな博物館なので、今まで気づかなかった音楽の世界に触れることができるでしょう。
・営業時間: 11:00~20:00
・定休日: 月曜日
・料金: 大人22ズウォティ
・所要時間: 2時間

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《 物価 》
ポーランドは、周辺のヨーロッパ諸国と比較すると物価は低めです。ちょっとした高級レストランでも3,000円前後で済みます。さらに、地方に行けば行くほどもっと安くなります。そんなわけで、ポーランドではセコセコせず、ゴージャスな旅をお楽しみください。
ちなみにポーランドはEU加盟国なのですが、ユーロ (通貨) は使用していません。独自通貨のズヴォティ (PLN)になります。レートは3PLN = 100円ほど (2018年現在)。なお、両替所は観光地など主要都市には至るところにあります。クレジットカードも広く通用します。
《 治安 》
基本的にポーランドの治安は良好です。ひったくりなどの軽犯罪の被害もあまり聞きません。とは言え、そこは外国。基本的な安全対策はきっちりとしておきましょう。
《 旅行シーズン 》
ポーランドへの旅行は初夏から秋にかけてがベストです。夏になると30度くらいになり、汗ばむ日もあります。ポーランドの気候で気をつけたい点は、日によって気温がコロコロ変わること。
30度で「暑い」と思いきや、翌日は20度ほどで「寒い」と感じることも。どのような気温でも対応できるような服装をしていくといいでしょう。一方冬は氷点下になってすごく寒いのですが冬のポーランドも捨てがたいです。
第二次世界大戦によって破壊されてしまった場所も多いポーランドですが、現在は人々の努力のおかげで美しい街並みが再建されてきています。
そんなポーランドでは、歴史を感じる街並みや戦争に関する博物館など、学部ことが多そうですね。物価も比較的安いなので、ぜひ次の旅の候補地として検討してみてください。
ポーランドの歴史と文化に触れる旅へ!
Let’s go ☺