「大自然」「歴史遺跡」「世界遺産」「神秘的モスク」「砂漠」など、中東には非常に魅力的な観光スポットがたくさんあります。「絶景」が見られる観光地って、旅行先として人気が高いですよねー。
というわけで今回は、中でも「ここだけは絶対に見て」とオススメの場所をいくつか紹介したいと思います。

《続きを読む》「アル・ファヒディ」はオールド・ドバイの一角にある歴史的建造物を保護している地区のことで、「ドバイの街はここから始まった」とも言われています。是非ここで、中東の古き良き時代の雰囲気を全身で感じとってみてください。

《続きを読む》かつて「世界の半分がここにある」と言われるほどに人や富が集まったイランの古都イスファハンは、16世紀初頭から200年以上にわたって栄えたサファヴィー朝ペルシアの首都でした。現在でもイランの主要な観光都市として世界中から多くの人がここを訪れています。美しい細密画が施された建物に囲まれたイマームの広場は、どれほど長居しても飽きないほどです。
またここには、150万枚のタイルでその栄華を表現したイマーム・モスクもあります。アラベスク模様のタイルに描かれた絵は楽園の植物や水源を象徴しており、ずっと眺めていると思わず吸い込まれていきそうです。広場にはバザール (市場) があって、お茶・金・スイーツ・絨毯など様々なものを売っていますので、イランの活気も楽しみましょう。

《続きを読む》紅海に面するイスラエルのリゾート地「エイラット」は、世界でも有数の海の透明度をもつビーチとして有名です。ここでは、砂漠とサンゴ礁の海の絶景を一望できます。毎年ヨーロッパから多くの観光客が訪れる人気の名所で、カヤックやサーフィンなどを楽しむこともできます。

《続きを読む》エルサレムには世界的に有名な「岩のドーム」と「嘆きの壁」があります。イスラエル自体はユダヤ教徒によって建国された国なのですが、エルサレムは3つの宗教 (ユダヤ教・イスラム教・キリスト教) の聖地となっています。ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」、イスラム教の聖地「岩のドーム」、キリスト教の聖地「ヴィアドロローサ」が隣接しています。聖書にも登場するこの町は長〜い歴史を持つ伝統ある場所で、ここにいると時が経つのを忘れてしまいそうです。

《続きを読む》トルコの中央部に位置する「カッパドキア」は1985年、複合世界遺産に登録されました。世界的にも珍しい奇岩群や、岩を掘り起こしてつくられた教会など、ほかでは見られない光景が広がっています。ちなみに「ギョレメ国立公園」とはカッパドキア地方にある国立公園のことで、ここに写真のような風景が広がっています。トルコ旅行では外せないスポットのひとつと言えるでしょう。カッパドキアに来たら、美しいサンセットを見ることができる「ローズバレー」も必見です。

《続きを読む》イエメンの首都サナア (サヌア) は新市街と旧市街で構成されており、旧市街の風景は世界遺産に登録されています。他の中東諸国にはない一風変わった建築物が並んでおり、ここでしか見られない景色が広がっています。内戦で破壊されているため現在は訪れることができませんが、一刻も早く安全に訪れられる日が来るといいですね。

《続きを読む》「死海」は海ではなく湖です。イスラエルとヨルダンの境目にある大きな湖で、塩分濃度の高さと海抜の低さに特徴があります。普通、海の塩分濃度は3%以下なのですが、死海のそれは20~30%。生物は棲むことができないため、「死海」と呼ばれています。そんな死海のエメラルドグリーンの穏やかな水面が太陽の光でキラキラと輝く様はまさに絶景!鏡の世界に見えるボリビアの「ウユニ湖」、透明度に息を呑むシベリアの「バイカル湖」とあわせて、「世界三大絶景湖」の一つに数えられています。
☆ シェイク・ザイード・グランド・モスク (アブダビ、UAE)

《続きを読む》2007年建設の新しいモスクなのですが、ここにはアラビアンナイトの世界が広がっています。1,000本の円柱、82個のドーム、世界一巨大な金メッキのシャンデリア、世界最大の手織り絨毯…。そのスケールと存在感は半端ありません。それもそのはず、ここにはUAE建国の父「シェイク・ザイード」が眠っており、その総工費なんと550億円!夜にライトアップされた姿は荘厳そのものです。

《続きを読む》レバノンの首都ベイルートから15kmほど離れた場所にある洞窟です。2つの石灰岩の洞窟によって構成されており、大規模な広さを持つことで知られています。中には光が反射しており、幻想的な雰囲気の絶景を楽しめます。

《続きを読む》周囲から隔絶されているソコトラ島は言語や自然が一風変わっています。魅力は何と言っても「不思議な植物」と「透き通った海」。異世界の植物を思わせるこの島の固有種「竜血樹」はソコトラ島のシンボルです。この竜血は止血・鎮痛作用を持つ薬品として、また着色剤としても使用されていたそうです。幹に大きく傷をつけて搾取するため、近くで見るとなんとも痛々しい状態になっています。

《続きを読む》「ダビデの塔博物館」(歴史博物館) はエルサレム旧市街にあります。紀元前20年頃、ヘロデ王がエルサレムを防備するために作ったと言われており、現在の姿になるまで何度も増改築が重ねられてきました。塔に登ると360度のパノラマビューなので、絶景観光スポットとしても知られています。夜には「音と光のショー」が開催されるので要チェックです。

《続きを読む》「中東のヨーロッパ」として知られるテルアビブにはリゾートを楽しめるビーチやホテルがたくさんあります。サーフィンなどのマリーンアクティビティを楽しめたり、日光浴を楽しんだり、サンセットやサンライズの絶景を楽しむ人たちが多く訪れています。

《続きを読む》毎晩開催されている「ドバイ・ファウンテン」は世界的に有名です。人工的ではありますが、高さ140mの噴水と光のコラボレーションはまさに絶景と言えるでしょう。

《続きを読む》ドバイ沿岸に作られた「ドバイ・マリーナ」には、世界トップクラスの超高層ビルやマンションが多く立ち並んでいます。中東有数の夜景スポットで、食事をしながら夜景を楽しんでみてはいかがでしょうか。この大都会が、もともとはすべて砂漠だったことを考えると不思議な気持ちになります。「ドバイ・マリーナ」のすぐ近くには砂漠が広がっていますし、訪れるときっと価値観が変わることでしょう。

《続きを読む》「ネゲヴ砂漠と香の道と都市群」はイスラエル南部にある世界遺産です。その歴史は古く紀元前2〜3世紀頃にまで遡ります。実際ここに来て、写真のような「岩砂漠」を見て「月の世界」を感じることができれば、ここは間違いなく絶景です。

《続きを読む》パムッカレとはトルコ語で「綿の宮殿」の意。そこはまるで純白の棚田で、大小合わせて100以上ある棚の部分には温水が流れています。足湯に浸りながらの絶景観賞はとっても素敵です。世界遺産にも登録されています。

《続きを読む》レバノンの東部、ベガー高原にある古代遺跡です。天地を想像する最高神「ジュピター」、酒神「バッカス」、愛と美の女神「ビーナス」に捧げられた3つの神殿から成り立っており、その規模はパルテノン神殿をはるかに凌ぐと言われています。ヘリオポリス (太陽神の都市) の名で知られていたこの地に巨大神殿を構想したのはカエサルで、その後約200年の間に3つの神殿が完成。多くの巡礼者で賑わっていたそうな。

《続きを読む》トルコ・イスタンブールにあるブルーモスクは「世界一美しいモスク」と言われており、正式名称は「スルタンアフメト・モスク」。青色の色調の美しさからブルー・モスクと呼ばれています。17世紀初頭に、当時のオスマン帝国皇帝・アフメト1世によって7年の歳月をかけて建造されました。外観もさることながら、内部の細部にもこだわった美しい装飾が施されていますので、ぜひトルコに行った際は足を運んでみてくださいね。

《続きを読む》映画「インディ・ジョーンズ」のロケ地としても知られるペトラ遺跡は、ヨルダン南部に位置する歴史ある町にあります。遥か昔、「ナバタイ人」によるナバタイ王国の首都として栄えました (紀元前160年頃)。遺跡は広大で、一日で全てを回りきるのは不可能。それくらい広い遺跡です。これを見るためだけにヨルダンに行く価値があります。

《続きを読む》トルコ南西部のボドルム半島に位置する「ボドルム」は1年を通して比較的暖かく過ごしやすい気候のため、毎年多くの観光客で賑わっています。ビーチもあり、エーゲ海の絶景を眺望することができます。

《続きを読む》世界遺産にも登録されている「マサダ要塞遺跡」では、「死海」を遠望することができます。広大な砂漠地帯とともに絶景を楽しむことができます。

《続きを読む》オマーンの飛び地としてアラブ首長国連邦北部に位置するムサンダム地方。「ここは本当に中東なの!?」と思うほど豊富で綺麗な水に恵まれた地域です。フィヨルドもあり、海は透明に澄んでいてイルカも泳いでいます。他の地域と比べると地理的に隔絶した場所であったため、言語がやや異なるなど特殊な地域性もあります。

《続きを読む》地中海に面した港町で、市街から少し離れれると乾燥した砂漠が現れてきます。 風が吹けば砂が動き自然の美しいさざ波が砂丘に演出されます。4,000年以上前の古代から歴史を有する町でもあるので、ノスタルジックに浸りたい方にはオススメの港町と言えるでしょう。現在は「芸術の街」として生まれ変わったものの、もともとこの地区はイスラエルを代表する「スラム街」なので、治安面は少し気をつけた方が良さそうです。

《続きを読む》ヨルダンの南部に位置する「ワディ・ラム」は名作「アラビアのロレンス」のロケ地として使用されました。昔と変わらぬ砂漠の姿を今なお残しており、4WDで駆け回ることもできます。ここで観ることのできる一面の星空は、まさに絶景と呼ぶにふさわしいでしょう。