タイの首都バンコクには2つの国際空港があります。1つは主要な国際線とタイ航空系列の国内線が就航する「スワンナプーム空港」で、もう1つはLCC (格安航空) とその他の国内線が離発着している「ドンムアン空港」です。
旅の日程 (スケジュール) 次第では、この2つの空港を移動することもあるでしょう。そこで今回は、「ドンムアン空港」と「スワンナプーム空港」の移動について簡単にまとめてみました。
もともとバンコクの国際空港は「ドンムアン空港」でした。それが手狭になったので新しく「スワンナプーム空港」が造られたのです。
《続きを読む》
両空港はどちらもバンコク郊外にあります。ドンムアン空港はバンコク中心地から約20km北部のドンムアン地区に、スワンナプーム空港は約30km東部にあります。そして、この2空港間の距離は約50km。通常であれば、車で1時間もかかりません (早ければ30分)。
ただし、バンコクは高速道路も含めて渋滞が激しいので、朝・夕の時間帯は特に大変。事実、両空港の乗り継ぎに必要な公式の最低所要時間は3時間30分とされています。どちらの空港から出発するにしても「2時間以上かかるかもしれない」と覚悟しておきましょう。余裕のあるスケジュールを組むことを強くおすすめします。
《続きを読む》
両空港の移動方法はいくつかあります。「タクシー」「公共バス」「鉄道」など。中でも一番のオススメは「無料シャトルバス」です。ただし、移動先の空港から出発する当日のフライトチケットがないと乗車できないので、その点ご注意を!乗り場は、1階アライバルフロアの6番出口を出てすぐのところにあります。
いや、「荷物が大きいし、自分たちのタイミングで移動したい」という方はタクシーを利用してもいいでしょう。無料シャトルバス同様、所要時間の目安は30分〜1時間で、料金は高速代と空港管理料込みで250〜300バーツ ほど (1000円弱)。
《続きを読む》
「スワンナプーム空港」から「ドンムアン空港」まではもちろんタクシーが出ていますし、乗り継いで行けば鉄道や公共バスで行くこともできます。ですがやはり、両空港直結の「無料シャトルバス」が運行されているので、基本的な選択肢はこれ一択でしょう。乗り場は、2階の3番出口を出たところの右手側にあります。
空港からバンコク市内に行くことを考えると、便利なのは「スワンナプーム空港」になります。やはり、安くて早くて快適なエアポートリンク (電車) の存在が大きいでしょう。また、エアポートリンクの乗り場付近には、バンコク市内と同じレートで両替できるところがあるのもGood!
全体的に設備がきれいですし、選べるのであれば「スワンナプーム空港」がおすすめです。もちろん、LCCを使うなど旅の在り方によっては「ドンムアン空港」を利用することもあるでしょう。いずれにしても、タイ旅行を思う存分楽しんできてくださいね!