「南太平洋の楽園」とも称されるニューカレドニアは世界的にも人気の高いビーチリゾート地で、水上からでも魚が見えるほど海が透き通っています。その珊瑚礁は世界遺産に登録されています。
その名の通り、澄み切った海と真っ白な砂浜はまるで天国のよう。。。あまりにも美しすぎます。
ちなみにニューカレドニアはフランス領なので (豊富な大自然以外にも) フランスの雰囲気漂うおしゃれな町で飛び交うフランス語やフレンチ料理にも心癒されることでしょう ♡
というわけで、
今回はニューカレドニアの基本情報と観光スポットをまとめてみました。旅の参考になさってくださいね。
ニューカレドニアの基本情報
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◉ 首都 : ヌメア
◉ 宗教 : キリスト教(カトリック60%、プロテスタント30%)など
◉ 時差 : ヌメア +2時間 (サマータイムなし)
◉ 季節 : 南半球にあるので日本と逆
◉ 通貨 : フレンチ・パシフィック・フラン (タヒチと共通のもの)
◉ チップ : チップの習慣なし
◉ 総面積 : 四国と同じくらい
◉ 公用語 : フランス語
◉ アクセス : 成田や大阪からの直行便があり、9時間弱で到着します
◉ 人口 : およそ26万人
◉ 気候 : 亜熱帯気候で年間の平均気温は24℃前後。初夏の爽やかさが1年中続きます。2月頃が一番暑い時期ですが平均気温は27℃ほど。逆に、気温が一番低いのは7月頃で20℃ほど。ベストシーズンは、比較的降水量の少ない9月下旬〜12月ですが、気候的には1年中大丈夫です。
※ ニューカレドニアには大らかで優しい人たちが多く治安が良いので旅行は安心です。ただし、フランス語圏のため英語は通じにくいです。簡単なフランス語くらいは覚えておくと良いでしょう。
ニューカレドニアの魅力
☆ 食事 ☆
《続きを読む》新鮮な魚介を使用した料理など、フランス・アジア・オセアニアといった混在する民族文化が反映された味わい深い折衷メニューを楽しむことができます。
つまり、ヨーロッパに行かずとも本場フランスの味を堪能することができるお得な島なんです。美しい海を見ながら、フレッシュな食材を使った美味しい料理をお楽しみください。
地元の伝統料理とフランス料理、両方を堪能してくださいね。特に、伝統料理の「ブーニャ」はおすすめです。
材料はタロイモやヤムイモ、鶏肉、魚、野菜、味付けにココナッツミルクを使用します。調理方法が独特で、地面に掘った穴の中にバナナの葉で包んだそれらの材料を焼いた石と一緒に並べ、土を被せて蒸し焼きにします。味は素材を活かした素朴なテイストになっています。
☆ マリンスポーツ
《続きを読む》濁りのない透明な海が魅力のニューカレドニアでは、様々なマリンスポーツを楽しむことができます。バナナボートやヨットで風を感じながら海の上を楽しむも良し、ダイビングやシュノーケリングで透き通った海の中を楽しむも良し!抜群のロケーションで「海」を存分に体感しましょう。
☆ 水上コテージ
《続きを読む》ヌメア市内からボートに乗って20分ほど行くと辿り着くエスカペード・アイランド・リゾートホテルでは水上コテージに泊まることができます。値段は大体2万円くらい。この素敵な海の上に1度泊まってみませんか?
☆ 大自然 ☆
《続きを読む》ユネスコの世界遺産にも登録されているニューカレドニアのラグーンには約1万5千種類の生き物やたくさんのサンゴ礁が生息しています。そして、ここには海だけでなくジャングルもあるんです。
そのジャングルの中にもたくさんの動植物が生息しています。まだ人の手が加わっていない自然がそのままの形で残っていますよ ♡
オススメの観光スポット
🔴 ① グランドテール島
ニューカレドニアで一番大きな島であり、他の離島に行くにしても一度は訪れることになる拠点の地です。
《続きを読む》首都ヌメアはこのグランドテール島にあります。フランス文化が感じられる豪華なフレンチレストランあり、家庭的料理を楽しめるカジュアルな食事あり。とにかく海が近いため、新鮮なシーフード料理を主体とした多彩な料理を堪能できるのが特徴です。
そして、各所に三色のフランス国旗がはためく中心街には「エルメス」などパリの有名ブランド店が軒を並べ、まるでヨーロッパの街角にいるような雰囲気を感じることができます。日本からの直行便もあり、アクセスしやすいのが嬉しいですね!
☆ アメデ島
「サンゴ礁が作り上げた芸術品」とも言われるアメデ島は、歩いて15分ほどで1周することができるほどの小さな島です。この島の中心には、ナポレオン3世の命令によって建てられた真っ白い灯台があります。
展望台へ続く247段の階段を登ると、島全体が見渡せる360度パノラマの景色を見ることができます。ここはまさに、人間にも魚にも楽園のような無人島です。
★ カナール島
ニューカレドニア本島・ヌメアのアンスバタから、タクシーボートで5分で行ける小さな無人島です。サンゴで出来た島なので、シュノーケリングに最適です。訪れた人からは「穴場スポット」と言われるほどに海の透明度が高く、ニューカレドニアの自然を手軽に楽しむことができます。この島でのシュノーケリングの満足度は非常に高いです。
☆ ヌメア朝市
ニューカレドニアの魅力は海の美しさだけではありません。買い物ができるおすすめスポット”ヌメア朝市”もあります。野菜、フルーツ、お花、肉、魚などのお店がたくさん出ていて見て回るだけでも楽しいですよ。 屋外には雑貨、洋服などを売っているテントもあります。
★ ラグーン水族館

ニューカレドニア唯一の水族館で、地元民や観光客に人気のスポットです。太陽自然光を取り入れ、ラグーン内の海水を循環ポンプで取り入れた開放式水族館。そのため、正真正銘のニューカレドニアの海が水槽の中で観察できます。
30分ほどで回ることのできる、比較的小さい水族館なのですが、世界でここにしかいないと言われている光るクラゲなど珍しい生物を見ることができます。33の水槽には、淡水、海水を含めて1,000種類以上の魚や珊瑚が展示されています。
☆ ル・ルーフ
「ル・ルーフ」は、ニューカレドニアで唯一の水上レストランです。海に突き出した桟橋の上に建っています。美しい海に囲まれながら、魚介を中心とした高級フレンチを食べることができます。夜になるとテーブルの上にキャンドルの光が灯り、ロマンチックなディナーを頂くことができます。
★ ハート型のマングローブ
ハート型のマングローブは、ニューカレドニアのグランドテール島北部・ヴォーという町の近くのマングローブ地帯にあります (ヌメアから車で3〜4時間の距離)。
土壌の塩分濃度の違いから、植物の形や色が変化したことによってたまたまハート型になった奇跡の地です。地上からのアクセスは禁止されていますが、ヘリコプターなどで上空から眺めることができます。4万円ほどのツアーに申し込むしかないのですが、この景色の感動はそれに見合う価値があります!
🔵 ② メトル島
《続きを読む》ヌメアから船で約20分の場所にあるメトル島は島全体がリゾートホテルになっていて、ニューカレドニアで唯一の水上コテージがここにあります。ビーチはホテルからすぐなので、シュノーケリングやジェットスキーで思う存分海を堪能できます!
ヌメアから日帰りツアーも出ていますので宿泊しなくても遊ぶことはできますが、ハネムーン旅行先としても人気の「メトル島」ではぜひ、水上コテージに泊まっていただきたいものです。色とりどりの魚が泳ぐ中で、貴重なシュノーケリング体験を楽しみましょう!
🔴 ③ イル・デ・パン島
ニューカレドニアで一番人気なのはイル・デ・パン島です。本島から、他の離島に比べて飛行機の便数が多くアクセスが良いので短期旅行でも安心です ♡
《続きを読む》ヌメアから飛行機で20分。「海の宝石箱」と呼ばれるイルデパン島は、世界最大規模のサンゴ礁の海に囲まれた、ニューカレドニアで最も美しい場所のひとつ。宿泊施設が多く、観光客に人気の高い島となっています。
島内にはカトリック教会のあるパオ村やオルタンス女王の洞窟という鍾乳洞、普仏戦争のときに組織されたパリ・コミューンの流刑地といった観光ポイントがあります。
★ カヌメラ湾
水がとてもきれいなので、晴れていると海底のサンゴまで光が届いてしまうカヌメラ湾は、イル・デ・パンの中で最も美しいビーチを持つ湾です。シュノーケリングには最適なスポットです。夜の星空も綺麗に見ることができます。
☆ ピッシンヌ・ナチュレ
ジャングルのような一本道を15分ほど歩いた先にあるピッシンヌ・ナチュレは、イルデパンを訪れたら絶対に外せないスポットです。パウダーサンドの真っ白い砂浜と、目を奪われるような美しいラグーンを広大に有しており、2008年に世界自然遺産に認定されました。
ここはビーチというより天然プールです。海水がせき止められているため波がなく、サンゴ礁や魚たちの楽園となっています。海水の透明度は抜群で、水中の魚がはっきりと見えますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。浅いのですが、シュノーケリングにおすすめのスポットです。
★ エンガ山トレッキング
スニーカーで気軽に挑戦できる2時間ほどのトレッキングコースです。ゆるやかな斜面をのぼるうちに広大なラグーンを見渡せるようになります。イルデパン島を取り囲むサンゴ礁はキラキラと青く輝き、複雑な海岸線は絶妙の美しさで見るものを感動させます。11月頃には道ばたに珍しい野生蘭を見かけることもあります。
🔵 ④ ノカンウイ島
《続きを読む》ここはイルデパン島に宿泊した人のみが訪れることのできる、イルデパンからボートで30分ほどのところにある島です。「神様がくれた奇跡の島」と称される「ノカンウイ島」は、砂浜だけでできているとても美しい無人島です。
どこまでも透き通る透明な水、ほんのりとピンクがかった輝く砂…少しの木々以外は何もありません。深さによって変わる海のグラデーションは自然の奇跡としか言いようがありません。楽園と言われるニューカレドニアの中でも「楽園中の楽園」と言われる場所なので、ぜひ訪れてみてください。
🔴 ⑤ ウベア島
《続きを読む》ヌメアから飛行機で35分。ウベア島の西海岸には20kmにも及ぶロングビーチがあり、まるで雪のような白砂と真っ青な海の美しいコントラストを楽しむことができます。何もしない、ただそこにいるという贅沢を体感できる場所です。
そしてここは映画『天国に一番近い島』の舞台として使われたことでも有名で、観光設備があまり整っていない代わりに人の手が加わってない自然を存分に味わうことができます。
特に島の最南端にある集落のレキンからムレ島にかけてのエリアが最も美しいといわれています。ちなみにここは、島の酋長の許可がないと入れない場所もありますので、ガイド付きツアーで観光するのがおすすめです。
☆ 森林公園
ニューカレドニアの国鳥であるカグーや、ウベアインコ、ニューカレドニア・ゴシキセイガイインコなどの固有種のほか、国内外の鳥類、爬虫類、哺乳類を見ることができます。園内マップや動物などの解説は日本語も書かれています。
★ アナワのブルーホール
島の北部には、青の洞窟と呼ばれる竪穴の絶景スポットがあります。地元の子供たちの飛び込み場所になっているとか。その名の通り、洞窟の中は深さ70mにも及ぶ穴があり、そこには青い水が溜まっています。
ただ、この場所は住民の所有地となっているため、見学するには500フランの見学料が必要です。
🔵 ⑥ リフー島
《続きを読む》ヌメアから30分ほどのフライトで来ることができるリフー島は、静寂のビーチとも言われる、静かで落ち着いた雰囲気のあるビーチです。日本人旅行者の少ない隠れ家的ビーチを探している方にはぴったり!
ここはロイヤリティ諸島中心の島で、8千人ほどの人々が生活をしています。島で1番人気のロンガニビーチの海は透明度がとっても高く、その美しさはまるで宝石のようです。また、ここでスーパーマーケットや朝市、教会などを訪れると、島の人たちの生活を垣間見ることができます。
ここではシュノーケリングやダイビングといったマリンスポーツのほかに、トローリングというクルーザーを使ったフィッシングを楽しむことができます。カジキマグロなどの大物が釣れることもあるので、ぜひ挑戦してみてください!
🔴 ⑦ マレ島
《続きを読む》ヌメアから国内線で35分ほど、観光地化が進んでいない、島の人々が素朴に暮らしている「南太平洋の秘境」です。美しいサンゴ礁と手付かずの緑豊かな大自然に包まれ、海以外にも見どころがあります。手付かずの森でジャングル探検気分が味わえます。自転車で島内を巡るのも心地よいですよ。
また、島内には多くの洞窟があり、洞窟内には湖や鍾乳洞がありとても神秘的です。さらに、島の西側には美しい砂浜が広がり、海にはサンゴや様々な熱帯魚が生息しています。島の人たちは現代文明とは無縁の素朴な生活をしているので、きっと日本での日常生活を忘れられるはず!
ここでは何かアクティビティをするというよりも島の自然をじっくりと楽しむ場所なので、バタバタと日帰りで訪れるのではなく宿泊してみることをオススメします。
☆ 朝市
ここでの朝市は週2回 (水金) 午前中に行われます。ヤム芋、タロイモ、野菜、パパイヤなどは他の島でもよく見かけますが、マレ島ではアボカド、ヤシガニ、コウモリなども売られています。
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ちなみに余談ではありますが、毎年4月になると、ヌメア郊外の町ダンベアで、巨大なオムレツを作り観光客に振舞ってくれるという嬉しいイベントがあります。
たまたまこの時期に訪れた方は是非ジャイアント・オムレツの一部をご賞味あれっ ☆