「海外旅行をできるだけ安く済ませたい」「目的は美味しい料理やワイン」…という条件をもとに旅行先を探していらっしゃる方にオススメの国を10カ所、ランキング形式で紹介したいと思います。
次回の「グルメ旅」の参考になれば幸いです。
《続きを読む》旅行先としてあまり馴染みのないボスニア・ヘルツェゴヴィナは「ヨーロッパの穴場」としてオススメです。マイナーな国なので行くのがちょっと大変ではありますが、行ってしまえばこっちのもんです (笑)。人気のクロアチアから日帰りで行けてしまうので、クロアチア旅行のついでに立ち寄ってみてもいいでしょう。「ヨーロッパだけどヨーロッパじゃないみたい」「どこかエキゾチックな感じ」
そんなボスニアには、「何でもクロアチアが一番!」と負けず嫌いのクロアチア人が泣く泣く認めてしまうほどに美味な「食」があります。クロアチアもボスニアもメニューはほとんど同じなのですが、野菜もお肉もボスニアの方が食材が良いんです!特にクロアチアでも人気の国民食である「チェヴァピ」や「ブレク」は実はボスニアが本場です。そんなボスニアはオスマン帝国の影響も強く受けており、トルコ料理に似た美味しい料理もたくさん!
《続きを読む》(旧ソ連の一部だった) ウクライナの首都キエフにはユニークな教会や思わず考えさせられてしまう博物館など、日本人が知らない魅力観光スポットがたくさんあります。ロシア・ハンガリー・ポーランドなどに囲まれ、南は黒海に面している国ウクライナは「ヨーロッパの真珠」とも称されており、世界的に有名な観光名所「恋のトンネル」もあります。 そんなウクライナの料理はどんなものかといえば、隣接するロシア・ポーランド・ベラルーシ料理とほぼ同じなわけですが、「世界で一番肥沃な国土」とも言われるだけあって材料は豊富です。
さらに、肉料理の手法はドイツ直伝でモンゴルやオーストリアなどの調理法も取り入れられています。つまり各国の良いとこ取りなのでまずいわけありません。具材たっぷり湯で餃子「ワレニキ」、野菜たっぷりの「ポルシチ」、キエフ風チキンカツレツなど、日本人の口に合うものばかりです。
《続きを読む》かつて「グルジア」と呼ばれていたこの国は、何と言ってもワインと温泉が有名です。しかも、ある旅のプロフェッショナル曰く「世界で一番美味しいのはジョージア料理」なのだとか。北にロシア、西にヨーロッパ、南に中東、東にアジアという場所にあり、各地域の「良いとこどり」をしたんだろうなーといった印象です。
「ヒンカリ」「オーストリ」「シュクメルリ」といった名物料理から、ビール・ワイン・ウォッカ・チャチャ (ジョージアの伝統酒) といったお酒類まで低価格で充実しています。「ご飯」が美味しく「景色」がきれいで「格安」…といえばジョージア以外に考えられないかもしれませんね。
《続きを読む》世界一高い山エベレストを擁するヒマラヤ、亜熱帯のジャングル、自然豊かな盆地など、多様な魅力に満ち溢れている国ネパールは、南アジアの中で最も急速に都市化している国の一つといっても過言ではありません。数年後には物価が急上昇している…なんてことも。なのでできるだけ早いうちに行っておきましょう!
そんなネパールには値段が安く日本人の口に合う料理がたくさんあります。例えば、「モモ」と呼ばれる餃子やククラコ・マスゥという鶏肉とトマトのスープカレー、野菜たっぷりスープのタントゥックなどなど。。。ネパールには多くの民族が共存しており、料理の種類や味付けがとても豊富なんです。いろんな国の美味しいものが揃っており、アジアを代表するグルメ天国なのかもしれません。
ネパール旅行を強くおすすめする理由:ベスト6 ☆
《続きを読む》バルト三国の一つエストニアの首都タリンは海沿いにある小さな都市で、海の向こう側にはフィンランドのヘルシンキがあります。この小さな東欧の古都はどこにでも歩いて行けるほどのサイズで、様々なタイプの安くてフレンドリーな宿泊施設が充実しています。そんなタリンには最近最先端のレストランが増えてきており、グルメ通の舌をうならせています。フィンランドからの旅行客は「食事が美味しい」と涙を流すほどで、「ローカルな肉料理」「パテ」「全粒粉のパン」「ジャガイモ料理」「魚料理」など何でもござれ。
小国でありながらも独特の食習慣を持っており、特に牛乳やジャガイモを使った (煮込み系の) エストニア料理や乳製品、チョコレートケーキは絶品です!正直、ブラッドソーセージ (血のソーセージ) など、エストニアが国を挙げておすすめする料理はちょっと苦手なのですが、外食ではなく家庭の料理は本当に美味しいんです。なので、可能であれば旅行者として外食を食すのではなく、ホームスティや民泊といったスタイルで家庭料理を味わっていただければと思います。
《続きを読む》ハンガリーは東欧の国々の中でも特に豊かな歴史を持つ洗練された国。にも関わらず、素朴な農村や大平原といった魅力も併せ持っています。中世の面影が残る珠玉の街並みと自然、、、これに美味しい食べ物が加わればもう最高ですねっ!
あるんですっ!ハンガリーには美食家を唸らせるだけの美味しい料理 & ワインがっ!ヨーロッパでは毎日「こってり料理 & パン」が一般的ですがハンガリーは別!日本人が毎日食べても「ハンガリー料理だけは飽きない」と言われています。内陸部なので魚介類よりもお肉を使う料理が多いのですが、パプリカ・ハーブ・サワークリームなどがよく使われており、とにかくバラエティに富んでいます。
見るからに美味しそうなハンガリー風シチュー「グヤーシュ」や高級食材の「フォアグラ」、甘酸っぱいサクランボのスープ「メギーレブス」、各種デザートなどなど。世界中を旅して回っている私の友人は「ハンガリー料理が一番!」と言っています (笑)。
ヨーロッパの真珠:ブダペスト (ハンガリー) の見どころ & 人気観光スポット
《続きを読む》北米はそれなりの予算を組まなければ旅をするのが大変です。これに対して南米は、旅費 (飛行機代) こそかかるものの物価は非常に安くなります。中でも筆者のおすすめは、 アメリカと国境を接するバハ・カリフォルニア州です。ここではカリフォルニアのナパ・ワイナリーと変わらないレベルのワインをかなりお得に楽しむことができます。なにより魅力的なのは「これぞメキシコ」といった田舎町。これらの街には、格安ながら伝統的な建物に宿泊できる施設があります。
そんな素敵な雰囲気の中で、テキーラとともにスペイン料理の影響を受けた美味しい料理の数々をぜひ心ゆくまでご堪能ください。「タコス」「エンチラーダス」「ワカモーレ」「ブリトー」「モーレ・ポブラーノ」チレ・レジェーノ」「セビーチェ」などなど、例を挙げたらキリがありませんね。
メキシコ旅行の人気観光地と見どころ【まとめ】
《続きを読む》まだまだ知られざる部分も多い中国は、「南米のジャングルよりもアフリカの砂漠よりも奥が深い」などと言われたりしています。確かに北京や上海などの都市部での物価はけっして安いとは言えませんが、ちょっと奥地へ入ると物価はびっくりするほど安くなります。
そこで、例えば湖南省などのちょっとメインから外れた場所へ行ってみてはいかがでしょうか。湖南省の中心「長沙」までは成田から直行便で5時間ほどで、風光明媚な奇岩の立ち並ぶ張家界国家森林公園は圧巻です。宿泊は1泊1000円ほどの安宿から世界クラスの豪華ホテルまでいろいろ。そして、湖南料理は中華料理の中でも特に激辛で、2000円もあればお腹いっぱいになれます。
少しマイナーな中国の美しき古都を巡る旅
《続きを読む》ベトナムはフランスや中国の影響を受けた街並みを持っており、東南アジアの中でもまた一味違った雰囲気を感じられる国です。現在進行形で「発展途上を味わえる国」とも言えるでしょう。物価はとにかく安く、食事も宿も日本では考えられない安さを誇っています。「なるべく安く長期滞在したい」「美味しいものを食べたい」という方にはぴったりです。
食事に関しては、ローカル料理を屋台で食べれば1食100円くらいで済ませることができますし、高級レストランで食べても日本で同じものを食べるよりは格安です。「古都ハノイ」「リゾート地ダナン」「経済都市ホーチミン」・・・どこに行くかによって雰囲気も楽しみも料理も随分と違ってきますよ。
ベトナムが大好きになる!ホーチミンでグルメ & ショピング三昧の旅
《続きを読む》第1位は台湾です。台湾は「安くて」「安心」「美味しい」「それなりに観光地もある」…必須条件が全て揃っており、コスパ最強の観光地と言えるでしょう。近代化された街並みと、アジアらしい趣ある街並みの両方を楽しめる台湾には、映画のモチーフになったことでも知られる九份やランタンフェスティバルなど見どころも多く、何度でも行きたくなってしまいます。
日本からは多くの直行便が運行されており、航空券を個人で手配すれば往復2万円も可能で、ツアーであってもかなりお得な旅行先となっています。ご存知の通り、台湾旅行最大の魅力はご当地グルメにあります。日本人の口にもぴったりの本格的台湾料理が、夜市や商店街などでかなり安く食べられます。物価は日本の20%OFFくらいな感じでめちゃくちゃ安いわけではありませんが、特にグルメは安くて美味しいお店がたくさんあるのでグルメ旅には最適です。
台湾で人気のパワースポット厳選6つ
鉄板の「タイ」は敢えてここでは紹介しませんでしたが、もちろん、まだ行ったことのない方にはおすすめの国の一つです!タイの魅力はベトナム同様都市によって大きく異なります。チェンマイ (古都)、バンコク (大都市)、プーケット (ビーチリゾート) …などなど、あなたの目的に合った場所を選んでみてください。他にも、グルメ大国といえばイタリアやスペインなども挙げられますが、今回は「物価安」という条件もありましたのでランキングからは除外させていただきました。
最後にもう一つ、「香港」 & 「マカオ」もおすすめしておきましょう。この2つの地域は船で1時間ほどの距離にあり、「1度に2カ国に行った気分」を味わえます。香港もマカオも中国の一部ですが、それぞれイギリスとポルトガルの植民地だった過去があり、中国本土とは全く異なる魅力を持っています。香港は超高層ビルが林立している超近代都市ですし、マカオはカジノ天国です。
治安が良く、観光的な魅力の詰まった2つの街で、初めての海外旅行や家族連れの海外旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。観光客が訪れるエリアの物価はけっして安くはありません (日本よりちょっと高め) が、庶民的な場所を選べば日本の半分くらいの値段で食事をすることができます。