「治安は心配だけど海外旅行には行きたい」という方、多いのではないでしょうか。それならば、少しでも安心していける場所、親切にしてくれる国を選びたいものです。
そこでおすすめしたいのが、今回紹介する「親日」の国々!日本に友好的な感情を持っている親日国です。台湾やトルコなど、一般的に「親日的」として知られている国はいくつかありますが、他にも日本に好意を持ってくれている人が多い国はたくさんあります。
アジア・ヨーロッパを中心に数十ヵ国を旅した筆者の経験からいえば、アジアの国のほとんどが「親日」といっても過言ではないでしょう。JAPANは他の国々にはない魅力でいっぱい!そのためでしょうか。世界各地に親日国は多数存在しているのです。
《続きを読む》
日本人にとって最も身近な親日国といえば台湾です。実は、日本と台湾は正式な国交を結んでいませんが、台湾の街には驚くほど日本のファッション & 食文化が溢れ返っています。
歴史を振り返ってみると、1895年から第二次世界大戦終結までのおよそ50年間、台湾は日本に統治されていました。当然、日本に批判的な声もありましたが、現地の教育やインフラ整備などに多額の予算を費やした日本の統治のあり方に評価が高まっていったのです。
さらに、「山賊」「病」「アヘン」など、様々な問題の多くを解決したのも日本でした。
◉ 台湾の人口:約2,400万人
◉ 訪日客数:年間400万人以上
このように事実上、台湾の発展には日本が大きく関わってきているのです。ちなみに台湾には、「小室哲哉マンション」「久石譲ビル」「徳川家康マンション」「夏目漱石タウン」といった日本人の名前を冠したマンションなども。。。
台湾では今でも「日本精神」という言葉が広く使われています。これは『勤勉で正直で約束を守る』という誉め言葉。この言葉に恥じない生き方をしていきたいものですね。
台湾で人気のパワースポット厳選6つ
《続きを読む》
美しい自然 & 文化を思いっきり堪能できる「アジアの楽園」インドネシアには、日本の文化や産業が数多く輸出されています。スカルノ元大統領が大の親日家だったことから、国家間で友好的な関係が築かれており「世界最大の親日国家」とも称されています。
この背景には、日本がオランダによるインドネシアの再植民地化を防いだことにあります。インドネシアは、オランダによる340年間の植民地支配と日本による3年間の統治 (1942〜1945) の後、独立を宣言しています。
オランダが再度インドネシアを植民地化しようとした際、インドネシアとともに戦ったのが日本人約3000人。その甲斐あって1947年にインドネシアは悲願の独立を果たしたのです。
この独立戦争で命を落とした日本の軍人たちはインドネシアで英雄視されており、丁重に埋葬されています。
インドネシアの自然遺産に生息する希少動物たち
《続きを読む》
サッカーとリオのカーニバル (サンバ) で有名な南米一の国土を持つブラジルも「親日国」として知られています。それは、1900年代初頭にブラジル移住した日本人が勤勉で礼儀正しかったから。そのおかげで、東日本大震災の際には多額の義援金を援助してくれるほどの親日国になってくれています。
ブラジル国内で暮らしている日系人は多く、日本に対して親しみを抱きやすい環境にあることも大きいようです。ただし、ブラジル旅行をする際には治安 & 衛生面での注意が必要です。
南米の絶景 【まとめ】
《続きを読む》
透き通った海と美しいサンゴが人気の「常夏の楽園」パラオは、30年ほど日本の統治下にあった (1914年〜) 日本と縁深い国の一つです。統治時代、日本は教育とインフラの整備をしてパラオの発展に大きく貢献しました。
そのことから、今では信愛や尊敬の念を抱いてもらえるようになっています。ちなみに、日本が統治する以前のパラオはスペインやドイツによって激しい支配を受けていました。
パラオの人々の強い親日家ぶりは、「日の丸の色違いでデザインされた国旗」「ダイジョウブ・オカネといった日本語のパラオ語化」「独立記念日に登場する日本の神輿」などに現れています。
プロポーズに最適な海外の超豪華ビーチスポット♡
《続きを読む》
華やかで歴史的な寺院が人気の「微笑みの国」タイは、600年以上も前から日本との親交が始まっており、現在も深い親交関係を築いている親日国です。アユタヤ王朝時代には武士の山田長政が日本人町を作っており、現在は多くの日本企業がタイ各地に進出しています。
そもそもタイが親日である理由として、「タイの王族と日本の皇室との結びつきが強いこと」「両国の文化・価値観が似通っていること」などが挙げられます。日本に対して好意的な感情を持っている人が多く、近年は日本への入国規制が緩和されたこともあって日本への観光客は増加傾向にあります。
「日本車」「アニメ」などの日本文化は広く受け入れられており、「和食」はいまや大ブーム!日本を舞台にした映画やドラマも増えており、治安も悪くないため、初めての海外旅行先として安心でおすすめです。
タイ人が必ず奨めるバンコクの鉄板観光スポット8つ
《続きを読む》
かつて中央アジアから東ヨーロッパにかけて発達した交易路「シルクロード」周辺には、超がつくほどの親日国家が3つあります。それは、キルギス、ウクライナ、そしてトルコです。遠い昔の歴史はさておき、現代のトルコ人が日本に好意を寄せてくれるようになったきっかけは1889年に起きたエルトゥールル号事件にあります。
トルコが明治政府に派遣した親善使節を乗せた船エルトゥールル号は和歌山沖で台風に遭遇して沈没。この時、和歌山住民の必死の救援活動により69名の乗員が救助され、さらには彼らを祖国まで送り届けたのです。この一連の対応により、トルコ国内における日本の評価は一気に高まったのです。
それからおよそ100年後の1985年には、トルコ航空が危険を顧みずテヘランに残された200名以上の在留邦人の救出に動いてくれました (イラン・イラク戦争中)。この特別な計らいに対し、当時の駐日トルコ大使は「エルトゥールル号の借りを返しただけです」とコメント。胸が熱くなる話ですね。
その後も、阪神大震災 (1995年) の折にはトルコから救援隊が現地入りし救援活動を行ってくれたり、トルコ地震 (1999年) の際には日本から寄付とともに救援隊が派遣されたり。。。
こうした交流もあり、トルコが「世界一の親日国」だとする声もあります。ちなみにトルコで「世界で一番好きな国は?」という世論調査をすると、常に日本が1位になるのだとか。
「トルコ旅行」はテロがあってもカップルに大人気!その魅力とは
《続きを読む》
「ムーミンの故郷」「サンタの国」として有名なフィンランドもまた、親日国としての顔も持っている国の一つです。かつて (100年以上前)、フィンランドはスウェーデンとオーランド諸島の領有権を争っていました。この争いを解決したのが日本人の新渡戸稲造です。
当時国際連盟の事務次長だった新渡戸稲造は、2国間に勃発していた領有権争いを画期的な方法で解決したのです。その結果、住民たちは「(彼が) この島に平和をもたらしてくれた」と心から感謝したのだとか。
「オーランド諸島の統治はフィンランドが、言葉や文化などはスウェーデン式で過ごす」という『新渡戸裁定』と呼ばれる斬新な方法は、今では平和的解決の世界的モデルとして考えられています。この平和的な解決から、フィンランドの人たちは日本を愛してくれているのです。
フィンランドでは現在、桜を愛でる「桜まつり」が開催されるようになっており、和太鼓やパラパラなど、様々な日本文化を楽しんでくれています。
フィンランドの人気観光スポット
《続きを読む》
美しい湖など自然が魅力の小国マケドニアは、東ヨーロッパのバルカン半島にあります。首都スコピエは修道女マザーテレサの生誕の地であり、歴史と穏やかな空気を感じることのできる場所。周囲は、セルビア、ブルガリア、ギリシャ、アルバニア、コソボに囲まれています。そんなマケドニアには、1963年のある日本人の活躍が歴史に刻まれています。
1963年、首都スコピエを大地震が襲います。街は壊滅状態に追い込まれ、市内の建物の75%が倒壊する…という甚大な被害を被りました。このとき、街の再建を請け負ったのが建築家・丹下健三さんを中心とする日本チームだったのです。この事実を学校で習うこともあって、多くのマケドニア人は日本人がスコピエの復興に尽力したことを知っているのです。
中でも中央駅は復興のシンボルで、再開発が進む中でも「タンゲが造った」姿のまま残されることが決まったのだとか。
ちなみに丹下健三さんは日本人で初めて「建築界のノーベル賞」と言われるプリツカー賞を受賞した人。東京都庁舎やフジテレビの本社ビルを作ったことでも知られています。
ヨーロッパの絶景 ⑤【五十音順で全5回】(ベルギー 〜 ルーマニア)
《続きを読む》
紛争やテロといった危険なイメージばかりが先行しがちなパキスタンですが、実は大のつく親日国の一つです。パキスタンを走る車の9割が日本車で、「日本が大好きだから」と車体に日本語で文字を書く人もいるほどなのです。
パキスタンの人々が日本に好意を持つようになった背景は、第二次世界大戦後の両国の関係にあります。1950年代、パキスタンは特産の綿花を日本に輸出していたため、日本の商社マンが頻繁にパキスタンを訪れたり、パキスタンへの投資が行われたりするようになりました。人々は、それがパキスタンの発展につながったことを今でも心にとめているのです。
そもそも、近代化の過程で日本が欧米列強と戦争をし、それらの国々と肩を並べる経済大国になったことが、イスラム圏の人々に日本に対する尊敬の念をもたらした…とも言われています (多くのイスラム圏の国は欧米列強に抑圧されてきた歴史を持っています)。
こうした背景から、パキスタン、トルコ、アフガニスタン、イラク、イラン、インドネシア、エジプトなど、多くのイスラム圏の国の人々は親日感情が強いといいます。日本人が大事にしている義理・人情の気持ちや勤勉で規律正しい国民性にも共感してもらっているようです。
絶品パキスタンカレー!その相棒、塩ラッシーの作り方
《続きを読む》
中世の街並みが美しいポーランドは中央ヨーロッパに位置する共和国 (首都はワルシャワ) で、ヨーロッパを代表する親日国の一つと言われています。負の遺産『アウシュヴィッツ強制収容所』があることでも有名ですね。剣道などの日本武道がブームとなっており、ワルシャワ大学の日本学科は人気の学科なのだとか。では、どうしてポーランドがそれほどまでの親日国になったのでしょうか?
その理由は1920年、第一次世界大戦が終わった頃に遡ります。当時ポーランドは敵国ロシアに孤児が取り残されていたのですが、日本の赤十字が彼らを救済し日本に連れ帰って手厚く保護してあげたのです (その後孤児たちはポーランドに無事帰国)。
長くつらい分割時代から独立を果たした1919年、当時のシベリアでは親を失った (ポーランドの) 子どもたちが劣悪な環境のなか苦しい生活を余儀なくされていました。孤児たちの支援のために結成されたポーランド救済委員会は欧米諸国に援助を求めましたが芳しい結果は得られず、最後の頼みの綱が日本でした。
日本政府は援助の要請からわずか17日後に孤児の支援を決定。1920~1922年のあいだに計765名の孤児たちが救われたのです。ポーランドの人々はそんな日本の善意を忘れることなく、阪神大震災の後には被災児60名がポーランドに招かれ歓待されたというエピソードも残っています。
ちなみに2006年、ポーランド孤児の最後の一人となった女性は「日本は天国のようなところだった」という言葉を残して亡くなったそうです。
ポーランドの世界遺産 & 人気観光地【まとめ】
《続きを読む》
昔ながらの美しい大草原が残る「モンゴル」ですが、実はかなりの親日国だということをご存知でしょうか?留学先に日本を希望する学生が多いとも言われていますし、東日本大震災の際には、モンゴルの国家公務員全員が給与1日分を義援金として寄付してくれたのだとか。
そんなモンゴルが親日国になったのは、日本がモンゴルの経済成長を援助したからです。共産主義から脱却する際には経済支援を行いましたし、日本のODAによって経済発展したことは大きく報じられました。
もちろん、日本の国技である大相撲でモンゴル出身の力士たちが活躍していることも大きく影響していることでしょう。
モンゴル旅行前に知っておくべき基本情報
《続きを読む》
日本政府はこれまでPKOやODAなどによって、内戦で荒廃したカンボジアの復興を支える事業に尽力してきました。現在も、インフラ整備などに大きな役割を果たしています。例えば首都プノンペンを、「東南アジアで唯一水道水を飲める街」にした背景にも、北九州市の技術支援などがあるのです。
そんな「親日国」カンボジアでは、通貨に日本の国旗が描かれていたりしますし、現地で話を聞いてみても「日本の印象はとても良い」と言われたりします。これには、民間レベルでの支援・交流があることも影響しているようです。
カンボジア幻の都市「アンコール遺跡」と近代化目覚ましい首都「プノンペン」観光のすすめ
《続きを読む》
ベトナムが「親日」である理由はいくつかあります。例えば、ベトナム戦争中にベトナム在住の日本人たちも一緒に戦ってくれたこと、あるいは「真面目で勤勉な国民性が似ている」「日本製品の質が高い」「日本文化が素晴らしい」といったことなどが挙げられます。
どうやら、日本が「アジアの希望」的存在であることが大きいようです。
日本とベトナムの素敵な共通点
《続きを読む》
あまり親日的と取り沙汰されることのないモロッコですが、実際に訪れてみると、トルコやインドにも負けないくらい親日的な国だと感じてしまいます。でも、、、「世界三大ウザい国」と言われるくらい外国人旅行者への声掛けが盛んな国でもあるんですけどねー (笑)。
兎にも角にも、「どこから来たの?」と聞かれ「日本」と答えると、「本当に!?」と常に大歓迎してくれます。彼ら曰く、「日本人はマナーが良いし友好的だから好き」なのだとか。加えて、車や電化製品などの日本ブランドへの信頼も厚いようです。
ほかにも、モロッコの独立 (1956年) を日本が早期に認めたこと、さらには日本の皇室とモロッコ王室の関係が良好であることなども「親日」を下支えしていると考えられます。
モロッコの基本情報 & 人気観光スポット【まとめ】
《続きを読む》
ウズベキスタンは中央アジアに位置するイスラム教の国。。。(日本人にとって) メジャーな旅行先ではありませんが、実際にウズベキスタンを訪れてみると、日本人に好意を示してくれる人たちのなんと多いことか。
ちなみに、ウズベキスタンで親日感情が広まったのは第二次世界大戦後、シベリアなどから2万5000人の日本人抑留者がウズベキスタンに移送されたことに関係しているようです。
首都タシケントでは、日本人抑留者が国立オペラバレエ劇場の「ナボイ劇場」の建設に携わった結果、短期間で完成し地震でも無傷だったことから、(強制労働者だったにも関わらず) 手を抜かない日本人の真面目さに尊敬の念が生まれたのだとか。
人権なき世界屈指の独裁国家ウズベキスタンの旅行情報
《続きを読む》
意外に思われるかもしれませんが、実はインドも「親日」国の一つなのです。日本人とわかると、驚くほど好意的に対応してくれたりします。どうやら、「日本製品は高品質」「日本人は礼儀正しい」といったイメージが強いようです。
彼らの親日ぶりは、こうした一般的な日本評価に加え、ネルー首相をはじめとする歴代首脳に親日派の人たちが多かったことも関係しているのかもしれません。
インドといえば、詐欺やぼったくりといったイメージがあるかもしれませんが、損得抜きに「無料でチャイをサービスしてくれたり」と、日本からの旅行者を歓迎してくれる人たちも確かに存在するのです。
「人生は不自由だ」と感じやすい生真面目日本人は思い切ってインドに行こう!
《続きを読む》
キルギスは中央アジアに位置する旧ソビエト連邦の共和制国家で、この国にはある言い伝えがあるのだとか。それは、、、昔むかし2人の兄弟がいて、1人は山の方へ向かってキルギス人の祖先となり、もう1人は海の方へ向かって日本人になったのだとか。
真意のほどはともかく、彼らはとても東アジア人的な顔立ちをしています。実際、日本人がキルギスへ行っても、キルギス人と間違われキルギス語で話しかけられることも少なくありません。
そんなキルギスには、日本語と共通する単語が数千もあると言われています。言葉も顔立ちもそっくりとなれば、「親日」であっても何の不思議でもありませんね。
《続きを読む》
東ヨーロッパに位置するウクライナはかつて旧ソビエト連邦の構成国でした。人口の8割をウクライナ人が占め、美しい女性が多いことでも知られています。そんなウクライナの人々は、実によく日本のことを知っています。それもそのはず!この国の教科書には、(日本との友好を深めるためなのか) 松尾芭蕉や川端康成といった人物が紹介されていたりするのです。
ちなみに、ウクライナに住むユダヤ人の間にはある不思議な言い伝えがあるのだとか。それは、、、『旧約聖書』にある「古代イスラエルの失われた10支族」のうち1つが日本に渡り、日本人になったとする伝説。。。
そんな縁もゆかりもある日本に、「ユダヤ人のオッペンハイマーが原爆を作った」ことから「日本人に謝りたい」というウクライナ人もいるのだとか。
ヨーロッパの絶景 ②【五十音順で全5回】 (イタリア 〜 ギリシャ)
《続きを読む》
親日かどうかという議論以前に、イタリア人は誰に対しても陽気に振舞ってくれます。その上で、「日本からの観光客が多いこと」「日本の文化が素晴らしいこと」「過去に日独伊三国同盟を結んでいたこと」などもあり、どちらかと言えば親日的であるように感じられます。
事実、接する機会のあったイタリア人の多くは「日本が大好きだ」と言ってくれていますし、日本文化に造詣が深い方が少なくないようです。現地でレストランやバーに行ったときなどは、いつも陽気に素晴らしい心遣いをしてくれます。
そう言えば、イタリア中部地震最大の被災地となったラクイラの市長は、「我々は市の再建に対する日本の貴重な貢献をけっして忘れない!」「ラクイラにとって日本の悲劇は他人事ではない」と表明してくれていました。
イタリアの「人気 & 穴場」 観光スポット総まとめ
《続きを読む》
成田空港から2時間半で行けるウラジオストクのスーパーには日本の食品が多く並び、親日家も多いということですが、一般的には戦争や領土問題の影響もあって「親日」ではないような気も。。。
しかしながら、近年では「ロシアは隠れ親日国家」だとも言われています。プーチン大統領やフィギュアスケートのザギトワちゃんが秋田犬を大事にしてくれていることなどからも、そうしたことが垣間見えますね。
ロシアの人気 & おすすめ観光スポット【まとめ】
BBCが調査した「世界に良い影響を与えている国」ランキングで見事1位に輝いた日本!このことからもわかるように、世界中の多く人たちが日本に対してPositiveな印象を抱いてくれているようです。
実際、世界のあちこちを旅すれば、日本や日本人に反感をもっている人よりも、好感を持っている人の方が多いことを感じるはず。少なくとも、「日本人であること」がマイナスに働くことはめったにありません。
一方で、ひとつの国を単純に「親日」「反日」という言葉で括れない面があることも確か。一般的に「親日」といわれる国の人でも、日本にまったく興味のない方や、何らかの理由で日本が好きでない方もいらっしゃることでしょう。もちろん、「反日」とされる国にも、日本に好意的な方がいらっしゃいます。
それはさておき、「国民の8割強が親日的で反日派が1割に満たない」国として、インドネシア、ベトナム、フィリピン、タイ、マレーシア、台湾の6カ国の名が挙げられています (本当にありがとう!)。
というわけで、ここまで「親日」国について長々と書いてきたのに何なのですが、旅先では「親日」「反日」という言葉に過剰に踊らされることなく、一人の地球人として恥じない行動をとっていただければと思います。
最後に、私が実際に行ってみて感じた親日国をいくつか付け足しておきましょう ↓
「メキシコ」「ベルギー」「ドイツ」「スペイン」「フランス」「ハンガリー」「セルビア」「トンガ」「アゼルバイジャン」「フィリピン」「マレーシア」「シンガポール」「ミャンマー」「ラオス」「イラン」「エジプト」なども親日国と言っていいくらい日本人に優しい人たちでいっぱいでした。